誕生日や記念日、子どもの行事などのお祝い事には、いつもとは少し違う豪華な料理を用意したいものです。しかし、実際に作る際には、どのようなメニューが良いのか迷ってしまう方もいるでしょう。
この記事では、お祝い料理の定番と、お祝い料理を作る際のポイントとメニューの選び方を紹介します。
目次
お祝いの定番料理8選
お祝いの料理はたくさんありますが、自宅でも作りやすいメニューを紹介します。お祝いするシーンや相手に合わせて、定番料理のなかから選んでおくと参加者の満足を得やすくなりおすすめです。
赤飯
赤飯には厄除けの意味があり、縁起が良い小豆を使用した赤飯はお祝い料理におすすめです。赤飯はお惣菜として販売されているものを購入しても良いですが、炊飯器でも作れます。
お祝いの料理では赤飯が定番ですが、栗が旬の時期には、栗を入れた赤飯もおすすめです。赤飯用の缶詰の大豆と。栗を入れて炊飯器で炊くだけで作れます。赤飯に栗のホクホクとした食感と旨味が加わり、子どもにも喜ばれるでしょう。
ちらし寿司
ちらし寿司は、メイン料理として出すとテーブルが華やかになります。すし飯を作るのは手間がかかると感じる場合には、ちらし寿司の素を使うと簡単に作れます。
少し硬めに炊いたご飯にちらし寿司の素を混ぜれば、簡単にすし飯が完成します。錦糸卵を作り、刺身を食べやすいように切って色鮮やかに盛りつけましょう。
手巻き寿司
手巻き寿司は子どもでも食べやすく、クラフト感があって大好きという子どもも多いです。好きな具材を選べることも魅力です。マグロやサーモン、エビ、アボカド、きゅうりなど様々な具材を用意しましょう。
鯛の煮付け
みりんと醤油で煮込んだ濃厚な味の鯛の煮付けは、白米はもちろん赤飯との相性も良いです。鯛は縁起の良い食材の代表で、お祝いの席にもうってつけです。鯛をゆっくりと時間をかけて弱火で煮込むと、柔らかくふっくら仕上がります。
すき焼き
お祝いの席では鍋料理がおすすめですが、なかでもすき焼きは定番メニューで、年代問わず人気があります。すき焼きは材料を用意したらテーブルの上で調理をするため、みんなで一緒に作れることも魅力です。
お祝い料理ですき焼きを用意する場合は、高級なブランド牛を選び、定番のしらたき、豆腐、ネギなどの野菜を用意すると良いでしょう。
チキンパエリア
パエリア用のお皿がなくても、ホットプレートを使って作ることが可能です。チキンを使うため食べ応えがあり、大人数のパーティーにもおすすめのメニューです。
チーズフォンデュ
チーズフォンデュは、好きな具材を選べて、大人数で食べるのにもおすすめのパーティーメニューです。トマト、ブロッコリー、鶏肉、一口大に切ったフランスパンなどを用意して、カマンベールチーズを柔らかくなるように熱します。
なお、牛乳とピザチーズを混ぜて耐熱容器に入れたり、市販のチーズフォンデュセットを使うのもおすすめです。
アクアパッツァ
魚を丸ごと1匹使用すると、見た目にも豪華な一品が仕上がります。アクアパッツァは魚と野菜、貝類、白ワイン、ニンニクなどの調味料を入れるだけで簡単に作れます。
魚の下処理は手間がかかりますが、お店で下処理をしてもらえば自宅で煮込むだけであり、作る際のハードルが下がるでしょう。
お祝い料理を作る際のポイント
お祝いの料理は、何を作るべきか悩んでしまう人も多いでしょう。しかし、普段作っている料理の盛り付けを工夫する、高級食材を使うなど、簡単に作ることも可能です。
盛り付けを工夫する
いつも作っているおかずでも、食材を変えて彩りを加えたり、盛り付けを工夫したりするだけで豪華に見せることが可能です。大皿に盛り付けたり、ボリュームが出るよう山のように盛り付けたり、食材を重ねたりと工夫してみましょう。
また、使うお皿を変えるだけでも豪華なお祝い料理に見えます。
高級な食材を使う
お祝い料理では、普段の料理では使わないような高級な食材を使ってみるのもおすすめです。ブランド牛やフォアグラ、海鮮類であればウニやイクラ、大トロなどを使ってみましょう。
特に海鮮類は彩りが豊かになり、華やかな印象を与えられます。
お祝い料理は何にする?メニューの選び方
お祝い料理のメニューを決める際には、主役の好みに合わせることが重要です。主役が好きな料理を選ぶほか、誰と一緒にお祝いをするのかによってメニューを決めましょう。
恋人・夫婦でのお祝いはコース料理で特別感を出す
恋人同士や夫婦で、誕生日や記念日をお祝いする場合は、コース料理にしてお店で食事をしているような雰囲気を楽しむのがおすすめです。自宅でコース料理を作る際には、調理方法や味付けが同じにならないように、料理ごとに変化させることやカラフルな食材を使うこと、綺麗に盛り付けることが大切です。
全ての料理を手作りするのが難しい場合は、前菜とメイン料理、デザートの3つにして、それぞれ手の込んだメニューにするのが良いでしょう。
両親や祖父母との食事は和食がおすすめ
両親や祖父母の誕生日、お祝い事のときには、和食がおすすめです。好みや年齢に合わせて食材を選び、高齢の方には柔らかく食べやすいものを作りましょう。
食材を小さく切る、薄味にするなどの工夫も必要です。和食は家庭料理のお惣菜のようになってしまいがちですが、お祝い料理は華やかに見えるレシピを選ぶのがポイントです。
大人数でのお祝いは取り分けやすいメニューにする
子どもや友達同士で集まるお祝いパーティーであれば、取り分けやすい大皿メニューがおすすめです。お皿を囲んで取り分けられるようにしたり、ホットプレートで調理をしたりするのも良いでしょう。
大人数でお祝いをする場合は準備に手間がかかるため、作り置きできるレシピや、取り分けやすい料理を選ぶことがポイントです。
お祝い料理は祝う相手に合わせて選ぼう
恋人同士や夫婦でゆっくりと楽しんだり、大人数で食べたりと、食卓を囲む人数や相手によって雰囲気は異なります。また、お祝いする相手の好みや、誕生日・記念日・子どもの行事・長寿のお祝いなどシーンに合わせて料理を選びましょう。
お祝い料理を自分で用意するのも良いですが、特別な日の食事はシェフくるでプロの料理を楽しむのもおすすめです。シェフが食材持参で指定の場所に来て、その場で調理して出来たてのプロの料理を振る舞ってくれます。お祝いの料理はプロに任せて、部屋の飾りつけやプレゼント選びに時間を活用するのも良いでしょう。
お祝い料理に迷ったら、シェフくるの利用をご検討ください。