お歳暮やお中元とは?いつ贈る?時期と贈る際のマナー

2021.11.02

お歳暮、お中元を贈ろうと考えていても、いつ贈ればいいのか、お歳暮を贈る時期がわからないという方もいるでしょう。お歳暮やお中元は、日頃お世話になっている相手に対して感謝の気持ちを込めて贈る、日本の風習です。そのため、お歳暮とお中元とはどのようなものなのか、贈る際のマナーについても理解しておくことが大切だといえるでしょう。
そこで、お歳暮やお中元とは何か、いつ贈るのか、贈る時期やマナーについても紹介します。

お歳暮お中元とは?いつ送るのか

お歳暮やお中元とは何を指すのか、いつ、どの時期に送るべきなのかを紹介します。 

お歳暮とは

お歳暮は12月10日以降に、普段お世話になっている相手に対して感謝の気持ちを込めて贈ります。
お歳暮は「1年の終わりに挨拶をする」という意味を込められています。お歳暮は年越しの御霊祭というお祭りが元になった風習であり、お供え物を贈ったり、本家にお供え物持って集まったりするという風習から、現在のお歳暮に発展しました。

お中元とは

お中元は7月初旬~8月中旬にかけて、健康祈願と感謝を伝えるという意味で贈るもので、会社でお世話になっている相手や目上の人に送ることが特徴です。
お中元は中国の風習であり、日本に伝わった際にお盆の時期と重なり、徐々に内容が変わりました。現在では感謝の気持ちを伝えることと、「体調を崩さないように健康祈願をする」という意味を込めて贈り物をする風習に変化しました。

お歳暮とお中元を贈る最適な時期とは

お歳暮とお中元は、東日本と西日本でいつ送るべきなのかが若干異なります。
東日本:お中元が7月上旬~15日、お歳暮が11月下旬~12月20日位
西日本:お中元が7月中旬~8月15日、お歳暮が12月13日~20日位
お中元は東日本では7月上旬からですが、西日本は7月中旬~8月15日までに送ることが多いです。
お歳暮やお中元を贈る場合、自分が住んでいる地域の風習ではなく、贈る相手の地域に合わせなければならない点に注意しましょう。

お中元の表書きについて

表書きは8月8日か8月9日までの時期であれば「暑中お見舞い」ですが、8月15日以降は「残暑見舞い」とすれば問題ありません。目上の人に贈る場合には、「暑中お伺い」、「残暑お伺い」にします。8月15日以降になってしまう場合には、「残暑お見舞い」、「残暑お伺い」にしましょう。

お歳暮の表書きについて

お歳暮を贈る時期は東日本が11月下旬から、西日本は12月13日からそれぞれ12月20日前後までです。年内にお歳暮を届けられないのであれば、東日本では1月7日まで、西日本では1月19日までに表書きに「御年賀」と記載して贈りましょう。
1月7日以降になってしまう場合は、遅くても2月4日頃までに「寒中お見舞い」と表記してお歳暮を贈ります。なお、年内にお歳暮を贈れなかった場合には、電話もしくは手紙で一言お詫びを伝えることがマナーです。

お歳暮やお中元は贈り続けるべきなのか

お歳暮やお中元は、贈る相手に対して感謝の気持ちを伝えるものです。お歳暮やお中元を贈らなくなると失礼になったり、心配をさせたりすることもあるでしょう。お歳暮やお中元を贈るのをやめる場合には、断り状を準備し、相手に失礼がないようにすることが重要です。
また、親しい間柄であれば、直接会ったときに、「お歳暮やお中元は贈らないことに決めた」ことと、理由も合わせて伝える方法も有効だといえます。
ただし、付き合いが薄く、習慣として贈っていただけという場合には、突然贈らなくなったとしても心配されたり失礼になったりする可能性は低いです。そのため、相手との関係性に合わせて贈り続けるか止めるか、どのように止めるのかを検討しましょう。

お中元を手渡しする際のマナー

お歳暮やお中元は郵送するのではなく、手渡しする方もいるでしょう。手渡しする際には、相手の自宅を訪問する際のマナーを押さえておく必要があります。プライベートでもビジネスでも、相手に対して失礼がないようにしましょう。

電話で連絡を入れる

プライベートでもビジネスでも、相手の自宅を訪問してお中元を渡す場合には、電話もしくはメールで相手の予定を確認しましょう。急に訪問する場合にも、電話をすることが重要です。急に訪問することに対する謝罪と、お歳暮もしくはお中元を渡してすぐに帰る旨を伝えれば大丈夫です。

手渡すタイミング

お歳暮やお中元は、玄関先で渡すことが一般的です。玄関で渡す際には、挨拶をしたあと、感謝や健康を気遣う言葉を伝えましょう。もしも、部屋に上がる際には、部屋に通されてから渡しましょう。部屋に通されてから渡す場合にも、簡単な挨拶をしてから感謝の気持ちや健康を気遣う言葉をかけて手渡します。

紙袋に入れたままで良いのか

お歳暮やお中元を持って行く際、風呂敷で包む風習がありますが、実際には紙袋のまま持って行ってもマナー違反にはなりません。お歳暮やお中元を手渡しする際には、「のし」を表にして渡します。紙袋で贈る場合には、紙袋から出し、のしの向きを確認してから両手で渡します。

お歳暮やお中元を送る際のマナー

お歳暮やお中元を郵送する際には、品物だけを郵送するのはマナー違反です。そのため、必ず一言書いた手紙を添えましょう。ただし、通販サイトや百貨店から送る手配をすると、手紙を添えられないこともあります。
手紙を添えて送ればい場合には、別途送り状を準備することが大切です。送り状は、ハガキでも手紙でも問題はありません。送り状には感謝の気持ちと、お歳暮やお中元を送った旨、品物がいつ頃に届くかを書きます。また、家族や仲の良い友人に対して送る場合には、送付状は利用せずメールや電話でも良いでしょう。メールや電話で伝える場合にも、お礼と品物が何時頃到着するかを伝えます。
さらに、お中元を郵送する際、包装紙の中に内のしをかけます。内のしは配送をする際に、のしが破れたり紛失したりといったことを予防するために使用されます。のしの種類は、手渡しする際と同様のものを使用します。なお、百貨店から配送手配をする場合、簡易包装にされる場合がありますが、可能であればのしの種類や包装紙に関して確認しておきましょう。

お歳暮やお中元は受け取る側の予定を最優先にしよう

お歳暮については12月に送るため、贈る側も贈られる側も忙しい時期です。しかし、忙しくても時間とスケジュールを調整して直接を渡すことは、日頃の感謝の気持ちをしっかりと伝えるために重要なポイントだといえます。お歳暮、お中元を渡す際には基本的なマナーを抑えて失礼のないようにしましょう。

お歳暮やお中元は日頃の感謝を伝えるかしこまった習慣と言えますが、もう少しくだけた感じで、フランクに感謝を伝えたい場合、自宅にお招きしてプロの料理をふるまう出張シェフサービス「シェフくる」のご利用も検討されてみてはいかがでしょうか。プロのシェフが食材持参でお宅を訪問、目の前で調理してくれて、後片付けまで代行してくれます。ちょっと変わった感謝の表し方として、ぜひシェフくるをご利用ください。

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