おみくじの順位は決まっている?結ぶ場所や持ち帰る際のルール

2022.01.05

観光や初詣で神社に行った際に、おみくじを引く方も多いでしょう。大吉は運勢が良いとされていますが、半吉、末吉など、運勢が良いのか悪いのかをすぐに判断できないものも含まれています。そのため、おみくじの順位を詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、おみくじの内容を正しく理解するために大切な、順位や内容について解説します。また、おみくじを引いた後は結ぶべきなのか持ち帰っても良いのかについても確認していきましょう。

おみくじは参拝をした後に引く

神社に到着してすぐにおみくじを引くのは、マナー違反です。神社に行ったら、最初に拝殿でお参りをしなければなりません。
おみくじは神様の言葉であるため、まずは拝殿で挨拶をしてから引く必要があり、神様に挨拶をする前におみくじを引かないようにしましょう。神様に挨拶をせずに引くと、「おみくじ」ではなく単純に「くじ」になるため注意が必要です。

初穂料を払っておみくじを引く

こじんまりとした神社では、おみくじの箱が置かれているだけであり、お金を入れずにおみくじを引けることがあります。しかし、おみくじは無料で引かず、必ずお金を払いましょう。
神社でお賽銭を入れたり、おみくじやお守りを買う際に支払ったりするのは、初穂料と呼ばれるお金です。初穂料を支払わずにおみくじを引くとご利益がないため、人がおらずお金を入れなくてもおみくじを引ける状態であっても、必ずお金を支払い初穂料を納めましょう。

おみくじの順位とは

おみくじは大吉が最も良く、凶が悪いというイメージを持つ方が多いですが、明確に順位は決まっていません。神社ごとにおみくじの内容には違いがあり、吉や凶の順位についても違いがあるためです。
通常は大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶と順位付けられていますが、なかには大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶と順位付けていることもあります。
さらに、細かく大吉→吉→中吉→小吉→半吉→末吉→末小吉→平→凶→小凶→半凶→末凶→大凶と順位付けているケースもあるのです。
ほかにも、大吉→中吉→小吉→吉→半吉→末吉→末小吉→凶→小凶→半凶→末凶→大凶としているところもあり、神社ごとにおみくじの順位や内容に違いがあります。
また、吉や凶、大吉が入っている割合も神社ごとに違いがあります。

おみくじは結ぶべきか持ち帰っても良いのか

おみくじの結果が良かったため結ばずに持って帰りたいというケースもあるでしょう。おみくじを引いたら必ず結ばなければならないのか、持ち帰っても良いのかを解説します。

おみくじの内容によっては持ち帰っても良い

おみくじは、結ぶべきが持ち帰っても良いのか、持ち帰ってどのように扱えば良いのか神社ごとに見解が異なります。
基本的には、おみくじは仏様や神様からもらった言葉であり、力が込められているため、大吉でも凶でもメッセージを持ち歩くのが良いとされている神社もあります。一方、自分にとっておみくじの内容が良くなかった場合は結び、良かった場合は持ち帰って後日結びに来るのが良いというところもあります。
従来は、おみくじは仏様や神様からの言葉であり、持ち歩くのが良いとされていました。そのため、おみくじを引いてすぐに結ぶケースとしてはおみくじの内容が都合が悪いものであり、「良いほうに向かうように」という願いを込めたいときだといわれています。
しかし、おみくじが凶でも、自分への教訓として持ち帰っても良いのです。近年では、おみくじを持ち歩くための専用ケースも販売されており、必ず結ばなければならないというわけではありません。

おみくじはどこに結ぶ?

おみくじを引いた神社や仏閣でなくても、お寺で引いたものはお寺に、神社で引いたものは神社に納めれば問題ありません。
おみくじを結ぶ場合は、「木の生命力をもらい、願いが結ばれる」という意味があることから、木に結ぶことが多いです。ただし、境内に生えている木であればどれでも良いわけではなく、木が傷んだり景観が悪くなったりするため、神社や仏閣が指定する場所におみくじを結びましょう。

おみくじを結ぶ方法

おみくじの結び方にルールはありませんが、結び方によっては落ちたり破けたりするため注意が必要です。おみくじを結ぶ前に細長く折ってから結ぶと、結びやすく落ちにくいでしょう。
おみくじの大きさによって異なりますが、通常は二つ折りにして、再度二つ折りにすると結びやすい細さになります。おみくじを結ぶ際に曲げる場所に折り目をつけておくと、綺麗に結べるうえに落ちにくいです。おみくじは引っ張ると破れるため、優しく結ぶようにしましょう。
さらに、凶のおみくじを引いた場合は、利き手ではない方の手で結ぶと吉に転じるといった話もあるため、凶のおみくじを結ぶ場合には利き手とは反対の手で結んでみるのも良いでしょう。

おみくじを持ち帰った場合の注意点

おみくじを結ぶのではなく持ち帰る場合、無くさないように注意が必要です。おみくじを持ち帰る場合の保管方法やマナーを紹介します。

財布に入れておく

引いたおみくじを持って帰って保管する場合は、財布に入れるのがおすすめです。おみくじは、次に神社に行くときまで保管しておかなければなりません。1年に何回も行く場合には、都度新しいおみくじに交換しましょう。
しかし、初詣でしかおみくじを引かない場合は1年に1回のみのため、翌年の初詣でおみくじを引くまで1年間財布で保管する必要があります。
おみくじはお守りでもあるため、財布といった大切なものに入れて、汚さず無くさないようにしましょう。

古いものと一緒に持ち歩かない

おみくじを持ち帰る場合、1年以上前に引いたおみくじと一緒に持ち歩かないことがルールです。おみくじの有効期限は1年間といわれており、1年以上が経過したおみくじは新しいおみくじと一緒にせず、新しいおみくじだけを持ち歩くことが大切です。
引いてから1年以上が経過したおみくじでも縁起が悪いわけではないものの、お守りとしての効果がないといわれています。おみくじの有効期限が切れている場合には持ち歩かずに、自宅で保管するか処分しましょう。

おみくじの順位よりも内容が大切

おみくじの順位は、大吉が最も良く、大凶が悪いとしているところが多いです。また、おみくじを持って帰る場合、持って帰ってゴミ箱に捨ててはいけないとされています。持って帰った場合でも、最後は神社や仏閣との縁を切らないために結びに行ったり、納札所に持って行ったりすることが一般的です。おみくじの順位よりも内容を重視して、保管したり木に結んだりと正しい方法で扱いましょう。
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