食事中にスマホやテレビを見るリスク!健康への悪影響とは

2021.07.30

食事中に手持ち無沙汰になりスマホを操作したり、テレビを見ながら食事をしたりする方も多いのではないでしょうか。しかし、食事中にスマホやテレビを見ることには様々な健康への悪影響もあるため、食事中は食べることに集中すべきだといえます。

食事中にスマホやテレビを見ることでどのような影響があるのか、健康面・衛生面から見ていきましょう。

食事中にスマホやテレビを見ることのリスク

食事中にスマホやテレビを見ることで、食事に意識が向かなくなり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そこで、食事に集中しないことのリスクを確認していきましょう。

消化機能が低下する

脳は、食べ物の香りや味を感じることによっても、「食事をしている」と判断します。脳が食事中であると判断すると、消化器官が活発に働き、胃酸や唾液が分泌されて消化酵素が生成されます。食べることに集中することで、食べ物から栄養を得る身体の働きが活発になるのです。

食事中にスマホやテレビに集中していると、脳が食事をしていることを十分に認識できず、消化機能が低下するリスクがあります。

消化器官に負担がかかる

食事中にスマホやテレビを見ていると、食べ物に意識が向かず、消化酵素や唾液が分泌されにくくなり、消化が不十分な状態で食べたものが消化管を通る可能性が高くなります。

毎日食事中にテレビやスマホを見ていると、未消化の食べ物が消化管を通ることが多くなり、消化器官にかかる負担が大きくなります。

脳が食事をしていることをしっかり認識できていると、副交感神経が敏感になります。副交感神経は消化器官の動きを活発にするため、消化機能が上がり、内臓に負担がかかりにくくなります。

スマホやテレビ以外の精神的なストレスにも注意

食事中に、子供や配偶者に対して説教をしたり文句を言ったり、「楽しく食事をする」ことができていない方も多いのではないでしょうか。

精神的なストレスがかかると副交感神経が刺激され、消化器官の働きが低下して内臓にかかる負担が大きくなります。食事中は精神的なストレスがかからないよう、楽しく穏やかに食卓を囲むことを意識するといいでしょう。

子供の言語や認知能力の低下

食事中に子供がスマホやテレビに集中し、家族の会話がなくなると、言語能力と認知能力が低下する可能性があります。

また、親が食事中にスマホやテレビに集中しており子供に対して意識を向けないと、子供が親の気を引こうと行動することが分かっています。例えば、いたずらをする、などです。

親が食事中にスマホやテレビを見ることで、子供の感情面の発育にも悪影響を及ぼすリスクがあるため注意しなければなりません。

食事中にスマホを操作することのリスク

食事中にスマホやテレビのテレビを見るのはマナー違反だと感じる方も多いですが、実際にはマナー違反という以外にもさまざまなリスクがあります。
そこで、食事中にスマートフォンを操作することのリスクについて紹介します。

依存症になる可能性

食事中にもスマホを手放せず、操作することが当たり前になると、スマートフォン依存症になってしまっている可能性があります。食事中を含め、本来スマホを見る場面ではない時には、スマホを手放すようにしましょう。目に入る場所に置いておくとつい触ってしまうため、食事中は電源を切って手の届かない場所に置いておくことをおすすめします。

姿勢が悪くなる

スマホを持った状態で食事をしようとすると、片手が使えず、お茶碗やお皿を持てなくなるため、顔をお皿に近づけなければなりません。そのため、はたから見ると食事のマナー的にもかなり恥ずかしい状態となり、いつもそうしていると背中が曲がる、首が痛くなるなど姿勢が悪くなることの弊害が出てしまいます。

衛生面でリスクがある

スマホは屋内・屋外と様々な場所に持ち歩いて使用する物です。トイレにスマホを持って入る人もいるでしょう。つまり、スマホには様々な菌がついています。その割に、帰宅時に手を洗う人は多くても、スマホの除菌までするという人はあまりいないのではないでしょうか。

食事をする前にはおしぼりで手を拭く、手を洗うなど、手を綺麗にした状態で始める必要があります。菌が口から体内に侵入するのを防ぐためです。しかしいくら手を清潔にしたとしても、菌の付着したスマホはそのままで、そのスマホを触りながら食事をしたのでは意味がありません。

食事中にスマホを操作することで、命に関わるリスクがあるとまではいいませんが、マナーや衛生面で問題があることは覚えておくと良いでしょう。

料理を作ってくれた人に対して失礼にあたる

食事中にスマホやテレビを見ている姿は、料理を作った人から見て決して気分が良いものではありません。心を込めて作った料理をスマホやテレビを見ながら食べていると「しっかりと味わっていないのでは」と思われますし、スマホやテレビに集中しているため会話もなく、料理の感想や作ってくれたことへの感謝も伝わりません。

普段から家族のために食事を作る人は、どうすればより美味しくなるか、家族が健康になるかと勉強し、工夫をしています。食材の準備や調理にも手間がかかっており、「美味しい料理を楽しんでほしい」という気持ちも込められています。それを蔑ろにして構わないほど重大な情報が、食事中のスマホから得られるでしょうか。

食事中は「食べること」に集中しよう

食事中にスマホやテレビを見ることで、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。また、料理を作ってくれた人に対しても失礼にあたるため、食事中は食べることに集中し、料理の美味しさ、一緒に食べる人との会話を楽しみましょう。

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