日本の食卓にはやっぱりご飯が合います。
献立を決める際、メインのおかずをまず決めるという人が多いでしょう。そこが決まると、汁物や副菜も方針が決まります。逆にそこが決まらないと、なかなか考えがまとまらないことがありますよね。
この記事では、メインのおかずを何にするかで迷っている人に向けて、簡単に作れてご飯に合うおかずをランキング形式で紹介します。
目次
ご飯に合うおかずランキングトップ10
善は急げで、さっそくランキングを紹介します。
1位:鶏の唐揚げ
2位:ショウガ焼き
3位:麻婆豆腐
4位:餃子
5位:焼肉
6位:辛子明太子
7位:とんかつ
8位:ハンバーグ
9位:納豆
10位:豚キムチ炒め
参照元「みんなのランキング」
唐揚げやショウガ焼きなど、定食やお弁当でも定番のおかずがランクインしていました。辛子明太子や納豆はメインのおかずではありませんが、ご飯に合う、となれば外せないということで、そのまま紹介します。
以下、それぞれのおかずの魅力やアレンジ方法などを紹介します。
1位:鶏の唐揚げ
お肉そのものはもともとご飯に合う食材ですが、特に鶏肉は価格が安く、かつヘルシーなことが魅力です。なかでも唐揚げは、子供にも喜ばれるおかずのひとつで、お弁当のおかずの定番ともいえるでしょう。
醤油味・塩味のほか、優しい香りの出汁味など、味のバリエーションを増やせることもメリットです。
さらに、唐揚げはソースを変えればチキン南蛮や油淋鶏などにも変化させられます。調理法やソースを少し工夫するだけで、おかずのバリエーションが増えることも特徴です。
ソースの作り方を覚えれば、味わいを変えて飽きずに楽しめるでしょう。
2位:ショウガ焼き
豚肉とショウガと、食材は2種類でシンプルですが、スタミナをつけたい夏や免疫力を上げたい冬に役立つおかずでもあります。豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれており、疲労回復効果が期待できます。ビタミンB1は脂質をエネルギーに変換するため、疲れを取りたいときに最適です。
また、ショウガの辛味は胃腸の働きを助け、体を温める作用があります。味付けは醤油とショウガ、ニンニクと濃い味付けで、ご飯に合うおかずのひとつです。
3位:麻婆豆腐
麻婆豆腐は、ご飯に乗せて麻婆丼として楽しむのもおすすめです。
麻婆豆腐はたんぱく質が多く含まれる豆腐と、疲労回復効果が期待できる豚肉、身体を温めるショウガやネギ、唐辛子、にんにくなどを入れます。
豆腐は大豆を原料にしており、ヘルシーで高タンパクな食材です。食材そのものはヘルシーですが、お肉ととろみがあるタレとを絡ませることで、メインのおかずになり、満腹感も得られるでしょう。
また、片栗粉でとろみを付けるため熱い状態で食べられて、寒い季節に最適です。
4位:餃子
餃子は、人気店のテイクアウトや、油や水を使わずに焼ける冷凍餃子など、手軽に作れる商品が多いです。焼き餃子、蒸し餃子、水餃子などバリエーションが豊富なことも魅力だといえます。
また、醤油やポン酢、市販のタレなど、付けダレはどれもご飯に合います。もっちりとした皮にお肉と野菜を閉じ込め、酸味があるタレをつけて食べればお箸も進むでしょう。
5位:焼肉
焼肉は、お肉を焼いてるときの香りも食欲をそそり、ハラミやロースなどさまざまな部位を楽しめることなどから、ご飯に合うおかずとしてランクインしています。
焼肉がご飯に合うおかずにランクインした理由のひとつは、タレにあるといえます。焼肉のタレには甘口・中辛・辛口があり、甘口は子供が食べやすい蜂蜜やりんごを含んだ優しい口当たりです。中辛は若干の辛さと旨味のバランスが良く、辛口は豆板醤やコチジャンが入っており大人向けです。
6位:辛子明太子
辛子明太子は甘さと辛味のバランスが良く、白いご飯に最適です。辛子明太子はそのまま食べても良いですが、少し焼くと香ばしさが増すのでおすすめです。
7位:とんかつ
柔らかく分厚い豚肉の歯ごたえがある食感と、衣の軽い食感のバランスが良いメニューです。ソースは大根おろしやポン酢で和風にしたり、マヨネーズとソースで濃厚な味付けにしたりと、アレンジを楽しめます。
また、キャベツも合わせることがポイントです。とんかつに含まれる脂肪の吸収を抑制し、キャベツのビタミンが胃腸の調子を整えてくれます。
とんかつ店にいくとご飯とキャベツが食べ放題のところもあり、食べ盛りのお子さんがいらっしゃるご家庭では外せないおかずと言えるでしょう。
8位:ハンバーグ
ひき肉につなぎになる食材を入れ、しっかりと空気を抜くことで肉汁が溢れるハンバーグになります。ボリュームがあり、お肉の味もしっかり感じられるため、満足感が高いメニューです。
9位:納豆
納豆は、付属のタレとカラシで食べても良いですが、茹でたオクラや刻んだミョウガ、ネギなどを混ぜて食感や味を変化させられることも魅力です。ご飯に納豆をかけて卵を乗せるなど簡単なアレンジができることも人気の理由だといえるでしょう。
10位:豚キムチ炒め
キムチはそのままご飯にのせても合いますが、豚肉と炒めることでメインのおかずになります。キムチは豚肉のほか、牛肉、鶏肉、魚介類との相性も良いため、冷蔵庫にキムチが余っている場合にはほかの食材と炒めてアレンジするのも良いでしょう。
ご飯に合うおかずの条件って何でしょう
日本人なら普段あまり意識することもないですが、改めて、ご飯に合うおかずの条件を考えてみました。
味のバランス
ご飯との相性を考えて、甘味・塩味・酸味・苦味などの味のバランスが重要です。ご飯はあっさりしているので、濃い味のおかずとの組み合わせが良いでしょう。
食感
ご飯の柔らかい食感に対して、食べ応えのあるおかずは相性が良いようです。例えば、焼き魚や揚げ物などのカリッとした食感が合うことがあります。
もちろん柔らかい食感のおかずとも相性は良いですね。
いろどり
見た目の美しさも大切な要素です。ご飯といえば白ですので、色鮮やかな野菜やトッピングを使ったり、盛り付けに工夫を凝らすと、食欲を一層そそる食事になります。
栄養バランス
ご飯とおかずを組み合わせて栄養バランスを考えることも大切です。野菜やたんぱく質を含むおかずを添えると良いでしょう。
ご飯に合うおかずを作るならお米の炊き方も工夫しよう
お米を美味しく炊くことで、おかずの味も引き立ちます。お米を炊く際のポイントを見ていきましょう。
お米を研ぐ
お米は正確に測り、優しく研ぎましょう。近年の精米技術は進歩しており、お米の汚れを入念に落とす必要はありません。お米を手早く洗って、内釜に入れます。
次に、内釜の目盛に合わせて水を入れます。美味しいご飯を炊く際には水にもこだわるのがおすすめです。ミネラルウォーターや浄水器の水のほか、水道水を1度沸騰させてカルキを抜いて冷まして使うのも良いでしょう。
ご飯が炊けた後のひと手間
ご飯が炊けると蓋の、内側に水滴が付いています。水滴がご飯に落ちると、部分的に水っぽくなるため、最初に内釜や蓋に付いている水滴を拭き取ります。
次に、ご飯を全てほぐしましょう。釜についた部分は硬くなるため、しゃもじを使って十字に区切り、底のほうからご飯を潰さないように混ぜます。
ご飯に合うおかずランキングを参考に献立を決めよう
ご飯に合うおかずランキング上位のメニューは、調理法や味付けを変えるとレシピのバリエーションを増やせるものが多いです。唐揚げは油淋鶏やチキン南蛮、麻婆豆腐は丼ものにするなどです。ワンパターンにならず、飽きずに楽しめます。ご飯をより美味しく食べるために、紹介したランキングを参考にして献立を考えてみましょう。
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