赤ちゃんが誕生してから、マンツーマンでのお世話が始まるママ。慣れない育児に体も本調子でない状態で、ママは本当に大変です。
でも赤ちゃんのお世話にだんだん慣れてくると「いつもの味に飽きた」「外食したい」「身内や友人からお祝いをしたいと言われた」など、外食を考える場面も出てくるのではないでしょうか。
この記事では産後いつ頃から外食できるのか、利用しやすいお店はどこかを紹介したいと思います!
目次
産後の外食はいつからできる?
赤ちゃんの誕生からマンツーマンでのお世話が始まるママ。
赤ちゃんはかわいいけれど、はじめての授乳にオムツ替え、沐浴、ミルク吐き……。ママもお産のダメージが残った体で動くのは大変ですよね。
赤ちゃんの体も成長し、ママの体も少しずつ回復して育児にも慣れ、外出が可能になるのがだいたい産後1ヶ月と言われます。赤ちゃんを外の空気に触れさせてあげるためにも、ママの息抜きの意味でも、少しずつ無理のない程度に外出を始めるといいでしょう。
赤ちゃんの外出はいつから?
基本は1ヶ月検診を受け、赤ちゃんが順調に発育しているのを確認した後がいいとされています。
体力がなく外界の刺激にも慣れていない赤ちゃんは、少しの外出でも疲れてしまいます。最初は数分〜10分程度のお散歩程度から始め、少しずつ距離を伸ばしていきましょう。
生後3ヶ月目まではママからもらった免疫が機能しており、感染症にかかりにくいと言われている赤ちゃんですが、まだ体温調節機能など体のさまざまな機能が未熟な状態です。体調を崩してしまっては大変なので、寒暖差や直射日光にも気をつけながら外出しましょう。
また、乳児と一緒の外食については、さまざまな考えをお持ちの方がいらっしゃいます。「1ヶ月目からOK」と思う人もいれば、「1歳になるまでは、やむをえない事情がない限りNG」と考える方もいます。赤ちゃんがご機嫌で笑っていたとしても「小さいのに連れ回してかわいそう」という視線をあちこちで受けては、精神的に参ってしまいかねません。
1ヶ月検診の時にドクターに尋ねたり、子育て経験のある身内や友人に相談したりしつつ、肉体的にも精神的にも無理のないよう少しずつ外出を始めてくださいね。
産後ママの外出はいつから?
ママも外出は1ヶ月後、悪露(おろ)と呼ばれる出血がおさまってからが望ましいとされています。お産によって体は大ダメージを受けており、ホルモンバランスも急激に変化しているので、1ヶ月を過ぎるまでは自宅で安静に過ごしましょう。
1ヶ月検診ではママの検診もあるので、異常ないことが確認できたら大丈夫でしょう。
産後1ヶ月外食で気を付けるポイントは?
新生児連れの外食は、まずはテイクアウトから始めるママが多いようです。ちょっと息抜き程度にソフトクリームを食べてみたり、コンビニで肉まんなどを買ってほおばるのもいいですね。
少しずつ慣らして、大丈夫そうだなと思ったら近場・短時間で外食にトライしてみましょう。赤ちゃんと一緒に行きやすいお店の特徴を紹介します。
授乳スペースやおむつを替えるスペースがある店を選ぶ
生後1ヶ月の赤ちゃんのミルクの頻度は1〜3時間おき、1日7〜8回が目安です。授乳スペースやおむつを替えるスペースがあるお店を選んでおくと安心ですね。
ベビーカーで入りやすい場所を選ぶ
段差がない、通路が広い、椅子をひとつどけてベビーカーを置けるなどのポイントもチェックしておきましょう。
赤ちゃんと一緒の移動は荷物が多くなりがちです。「畳んで持ち上げればいい」と思わず、荷物満載のベビーカーでも楽に入れるか確認しておくといいでしょう。お店までの道中の経路も確認しておくと安心です。
冷房の風やタバコの副流煙に注意
まだうまく体温調整ができない生後1ヶ月の赤ちゃん。冷房の風が直接あたらないよう注意しましょう。ケープなど体温調節ができるものがあると安心です。
タバコの副流煙も心配ですね。なるべく禁煙のお店を選びましょう。
赤ちゃんを抱っこしながら飲食するとき
首も腰もすわっていない生後1ヶ月の赤ちゃんはベビーチェアが使えません。座敷があれば寝させておけますが、座敷のないお店の場合は抱っこ紐やスリングで抱きながら食事をすることも多いはず。
赤ちゃんを抱きながら食事をするときは、熱々のものは避けましょう。もしこぼしてしまったり、しぶきが赤ちゃんにかかってしまっては大変です。熱々のものは避け、さましてからいただきましょう。
産後の外食で比較的行きやすい場所は?
ここからは赤ちゃんと利用しやすいお店を紹介します!
個室・座敷のある店
「お宮参りの後、個室のある和食系のお店が外食デビューだった」という赤ちゃんも多いです。個室やお座敷のある店だと、赤ちゃんを寝かせておけるので安心。周りの視線がないのもありがたいポイントです。
ただ、お店を選ぶときは「個室がある」というだけで選ばないようにしましょう。授乳は個室でそのままできても、ベビーカーが通れなかったり、おむつを替えられる場所がない場合も。電話で予約して、赤ちゃんがいても大丈夫なお店か確認しておくと安心です。
「赤ちゃん歓迎」「ベビーカー入店OK」の表記があるかもチェックしましょう。ひとつの目安として、お子さまメニューがあれば子連れには比較的優しいお店だと判断できます。
赤ちゃんカフェやキッズカフェ
赤ちゃん連れのお母さんに特化した「赤ちゃんカフェ」や「キッズカフェ」も全国各地にあります。靴を脱いであがれるようになっていたり、おしゃれな雰囲気のお店のなかに赤ちゃんが遊べるスペースがあったりと、タイプもさまざまです。
ただ3〜5歳くらいがメインターゲットで大型遊具を設置しているようなキッズカフェだと、元気に走り回る子がたくさんいる場合もあるので、対象年齢をあらかじめチェックしておくと安心です。
ファミリーレストラン(3ヶ月目〜)
ピークタイムを避けたファミリーレストランも比較的行きやすい場所のひとつです。「ファミリー」と銘打っているだけあって、子連れが多く、赤ちゃん連れでも行きやすいファミリーレストラン。和食系のファミレスなら座敷がある店舗も多く、首がすわっていない赤ちゃんでも寝かせておけますね。
大型店が多く、車で行きやすいのも大きなメリットです。赤ちゃんと車で出かけるときは、必ず体の大きさに合うチャイルドシートをつけてくださいね。
ただファミリーレストランは1ヶ月目から利用される方も多いものの、不特定多数の人が集まるため刺激が多く、人目も気になりやすい場所です。赤ちゃんの首や腰がすわってから行くのがベターです。
フードコート(3ヶ月目〜)
「西松屋」や「アカチャンホンポ」など、ベビー用品店がテナントに入っていることも多いショッピングモール。そんなショッピングモールのフードコートも、買い出しついでに利用しやすい場所のひとつです。
フードコートならお金を前払いにしておけるので、何かトラブルが起きてもフットワーク軽く動けます。大型ショッピングモールなら授乳室やおむつ台が設けられていたり、ベビーカーごと入りやすい大型のエレベーターがある場所も多いです。
不特定多数の人が密集しやすい土日や長期休みの期間は避け、オフピークタイムの平日を選ぶといいでしょう。こちらも首・腰が座ってからの利用がベターです。
赤ちゃんもママも無理せず外食を楽しもう
はじめての外食は赤ちゃんもママもドキドキ!ぐずり始めた、ミルクを吐いてしまったなどトラブルもつきものです。
子育て経験のある身内や、ママ友と一緒だと安心です。最初は短時間から、赤ちゃんもママも無理せず外食を楽しんでくださいね。
まずは外食の予行練習とお祝いも兼ねて、出張シェフサービスの利用もおすすめです。自宅にプロのシェフを招けるサービスで、自宅にいながらプロクオリティの豪華なお料理が楽しめます。
出張シェフなら、まだ1ヶ月検診が済んでいない赤ちゃんやママでも安心して利用できます。慣れた自宅なら体がつらくなればすぐ横になれますし、赤ちゃんのトラブルにもすぐ対応できます。準備から片付けまでシェフが全部やってくれるので、片付けも楽ちんです。ぜひ検討してみてください。