春になるとその名の通り春キャベツが旬を迎え、おいしい季節になります。キャベツには春に出回る春キャベツと冬に出回るキャベツがありますが、それぞれ特徴があり、よりおいしくなる食べ方があります。
いろいろな料理にも使えて、ビタミンCやビタミンK、葉酸などの栄養も豊富。かなり重宝なキャベツですので、レパートリーを増やしてフル活用したいですよね。
この記事では、
春キャベツとキャベツの違いについて
キャベツの簡単レシピ
キャベツをもっとおいしく味わうための調理や保存のテクニック、サービスなどをご紹介します。
目次
春キャベツとキャベツの違いは?
春キャベツ
春キャベツの特徴としては、丸い球形をしており、葉は黄緑色。葉の巻きがゆるくふんわりしていてやわらかいことがあげられます。
重さは見た目より軽く、冬キャベツよりもふわっとしています。
旬は3~5月、みずみずしいので、サラダなどの生食に向いています。
美味しい春キャベツの選び方は、葉がみずみずしく芯が変色していないもの、そして柔らかくて弾力があるものを選ぶといいでしょう。
冬キャベツ
冬キャベツの旬は12~3月で、特徴としては、形が扁平で、葉は白っぽく、かたく巻かれています。葉が1枚1枚しっかりとしているので、加熱しても煮崩れしにくく、加熱すると甘みが増すので、煮込み料理に適しています。
美味しい冬キャベツの選び方は、葉がみずみずしく芯が変色していないもの、そして巻きがしっかりしていてずっしりと重いものを選びましょう。
なお、栄養としては春キャベツと冬キャベツでほぼ同じであるといわれています。
キャベツの簡単レシピ
春キャベツにおすすめのレシピ
・「春キャベツのサラダ」
春キャベツを手でちぎり、ベーコンやしらす、トマトなどお好みの材料や味付けでいただきます。
・「キャベツのガーリック焼き」
ベーコン 4枚 キャベツ 1/4個 にんにく1かけ オリーブオイル 大さじ2 塩こしょう
キャベツを1/8にカットして、グリルやオーブンで焼き色がつくまで焼きます。プライパンでオリーブオイルとにんにく、ベーコンを炒め、キャベツにかけ塩こしょうで味をととのえます
・「春キャベツの塩昆布あえ」
春キャベツ 250g 塩昆布4g ごま油 大さじ1 白ごま小さじ1
春キャベツは食べやすい大きさにちぎり、塩昆布とごま油、白ごまをあえて味がなじんだら完成です。
冬キャベツおすすめのレシピ
・「キャベツとウィンナーのポトフ」
材料(2人分)キャベツ1/4個 ウィンナー4本 玉ねぎ1/2個 にんじん1/2本 じゃがいも中1個 ブイヨンまたはコンソメ 酒大さじ1 塩こしょう 少々
キャベツと玉ねぎはくし形切り、にんじんは4等分、じゃがいもは皮をむいて半分に切ります。鍋に水3カップと材料をいれ火にかけ、煮立ったら弱火にして煮込み、塩こしょうで味を整えます。
・「キャベツとトマトの蒸し煮」
キャベツ 1/4個 鶏もも肉 1枚 トマトの水煮 400g オリーブオイル 大さじ2 パセリ にんにく 塩 小さじ1/4 こしょう
キャベツは4等分のくし形切り、鶏肉は食べやすい大きさに切ります。鍋に全ての材料を入れて、煮立ったらすぐ弱火にし蒸し焼きにします
春キャベツと冬キャベツで向いている料理をご紹介しましたが、春キャベツのポトフもおいしいですし、食べてみたいと思った料理を試してみてくださいね。
キャベツをもっとおいしく味わうためのテクニック
春キャベツと冬キャベツの違いやレシピが分かると、キャベツをもっとおいしく食べたい!と思いますよね。でも実際はせっかく買ったキャベツを余らせて腐らせてしまったり、外の葉や芯はどこまで食べられるのか迷ったりといった困りごとがあるかもしれません。ここでは、もっとキャベツをおいしく食べるためのテクニックをお伝えします。
キャベツの保存法
キャベツを買っても、一度に使い切ることはまれだと思います。そんな時はひと工夫。キャベツを長持ちさせる保存法があります。芯が付いたままだと、キャベツが成長を続けてしまうので、芯をくりぬき、湿らせたペーパータオルなどを詰めてから、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。ペーパータオルは定期的に交換します。
カットされたキャベツの場合は、ラップよりもビニール袋にしましょう。キャベツが呼吸しやすくなります。
キャベツ調理のコツ
・キャベツを洗う場合はサッと。水につける時間が長いほど、ビタミンB群やビタミンCが流れ出てしまいます。
・丸ごと使えるキャベツですが、キャベツの部位によって向いている料理が違うので、知っておくと、キャベツ料理がもっとおいしくなるでしょう。
外側の葉は、繊維が太く、厚みもあり、ほろ苦さがありますので、炒め物などにおすすめです。あまりに傷んでいる場合を除いて捨てるのはもったいないですね。
また中心の葉は繊維が細かく薄いので、生のサラダやコールスローなどにおすすめです。
芯は捨ててしまう方もいるかもしれませんが、実は最も甘みが強い部分でもあるので、薄く切って炒め物や汁物にするといいでしょう。
・キャベツを大量消費したい場合は、生よりも加熱してカサを減らしたり、煮る、焼く、炒める、揚げるなどの調理法を変えてみたりしましょう。お好み焼き、みそ汁、シチューなどキャベツが主役ではない料理にいれるという手もあります。
もっとキャベツを楽しみたい!という方へ
家庭料理では味わえないキャベツ料理はないかな?キャベツのおいしさを最大限引き出す方法をもっと知りたいという方は、「シェフくる」を利用してみてはいかがでしょうか?
キャベツの美味しさを生かす調理法やレシピ、扱い方など、目の前のシェフを見て新しい発見につながるかもしれません。シェフの料理を再現してみても素敵ですね。
出張シェフサービス「シェフくる」
春キャベツとキャベツの違いやレシピ、調理のコツまとめ
春キャベツと冬キャベツには見かけやかたさの違いやおすすめの料理法がありますし、保存法や調理のコツなども知っていれば、さらにキャベツ料理が楽しくなるでしょう。新しいレシピやシェフくるなどのサービスを利用するなどして、旬を生かした料理を楽しんでみてくださいね。