親戚や友人、知人から合格祝いを貰った際、お返しは何を選べば良いのか、相場はどのくらいなのか分からず
悩んでしまうという方も多いでしょう。合格祝いのお返しは物を渡すのも良いですが、食事会を開いて感謝を伝えるといった方法もおすすめです。
そこで、合格祝いのお返しの相場や、お返しに食事会を開くメリットについて紹介します。
目次
合格祝いのお返しをする時期や相場
合格祝いのお返しを贈る際のマナーを守っていないと、相手が不快な思いをするため注意しなければなりません。また、合格祝いのお返しをする際、時期や相場を押さえてお返しをすると相手も受け取りやすくなるでしょう。合格祝いのお返しをする時期や相場、お返しをする際のマナーについて紹介します。
合格祝いのお返しをするタイミング
合格祝いのお返しは、入学式を終えてから1ヶ月以内が目安です。つまり、4月中にはお返しをすることがマナーだと言えます。入学式を終えてから1ヶ月以上が経過してからお返しをするのはマナー違反になるため、入学式が終わったらすぐにお返しを準備しましょう。
お返しの相場はいくら?
合格祝いのお返しは、送られた金額の2分の1もしくは3分の1が目安です。しかし、親戚や祖父母などから貰ったお祝いの値段が高かった場合には、相場は意識せず5,000円程度のものを選びましょう。高額なお祝いを送る側は、祝いたい気持ちや新生活を少しでもサポートしたいという気持ちがあるため、高額なお返しをもらいたいという気持ちはありません。そのため、高額なお返しをすると「申し訳ない」という気持ちにさせてしまうこともあるため注意が必要です。
合格祝いのお返しのマナー
合格祝いのお返しは。のし紙を掛け、お礼状も添えることがマナーです。のし紙については紅白のものを使用し、表書きはお礼や内祝いと記載して、下に子供の名前を書きます。また、合格祝いのお返しでは感謝の気持ちを書いたメッセージカードや手紙も添えましょう。
合格祝いは子供に送られるものであり、送った側はお返しを期待していません。そのため、高額なものを用意しなくても、子供が書いたメッセージカードを添えるだけで喜んでもらえるでしょう。手紙には、合格祝いをくれたことに対する感謝と、今後の抱負を書くことがポイントです。
合格祝いのお返しには食事会をするのもおすすめ
親戚や祖父母から合格祝いをもらう際に、「お礼はいらない」と強く言われることも多いでしょう。特に合格祝いのお返しはいらないというケースが多いです。しかし、もらった側は、「お返しはいらない」と言われてもお礼を伝えたいという気持ちがあるものです。
物をお返しすると相手が受け取りにくいこともあるため、お礼を伝えるための食事会を開くと、合格祝いを贈った側にも喜んでもらえます。また、食事会をすると子供の成長を見せられたり直接感謝の気持ちを伝えたりといったことが可能です。両親にとっても、祖父母と一緒に子供の成長をお祝いできるので良い機会になるでしょう。
合格祝いのお返しで食事会をするメリット
合格祝いのお返しでは、物を渡すのではなく食事会に招待するのがおすすめです。食事会への招待を合格祝いのお返しにすることの主なメリットを紹介します。
自然な形で気持ちを伝えられる
合格祝いのお返しに、感謝の言葉を直接伝えられることがメリットです。親戚に対してはお返しをしなくてもマナー違反にはなりませんが、両親には感謝を伝えたいというケースもあるでしょう。食事会を開けば、堅苦しくならず自然な形で気持ちを伝えられます。顔を見ることで、手紙や電話よりも気持ちが伝わるでしょう。
子供とコミュニケーションがとれる
食事会をすれば、入学式の時の写真を見せられたり学校での生活を子供の口から話せたりすることがメリットです。入学式の様子や新生活は楽しいかどうか、子供が話す機会になります。子供を中心に会話が弾み、楽しい食事ができるでしょう。子供自身も、自分が大切にされているのだと実感できることが大きなメリットです。
合格祝いの食事会は自宅とレストランどちらにする?
合格祝いのお返しで食事会を開く場合、自宅に招待すれば良いのか、レストランを予約したほうが良いのか迷う方も多いでしょう。
自宅で食事会をするメリットとしては、周囲のお客さんを意識せずにリラックスして食事に集中できることや、子供が小さい場合は疲れてしまっても休憩できることなどが挙げられます。また、子供や、お返しをする祖父母や親戚が好きな料理を準備できることがメリットです。
デメリットとしては、食材の準備や後片付けまでしなければならず手間と時間がかかることや、家が狭いと食事会を開催するのが難しいことなどが挙げられます。また、自宅を掃除しなければならなかったり、どのような料理を作るのか考えなければならなかったりすることもデメリットです。
レストランを利用した場合のメリットとデメリット
レストランを利用した場合は、食材を準備したり後片付けをしたりといった必要がないことが大きなメリットです。料理の準備が必要ないため、ゆっくりと食事に集中できるでしょう。
デメリットとしては、どのレストランにするか選ぶ時間がかかることや費用が高いこと、予約をしなければならないなど手間がかかることが挙げられます。
合格祝いのお返しは相手が気負わないものを準備しよう
合格祝いをプレゼントしてもらえるというのは、非常にありがたいことです。身内に対しては合格祝いのお返しはしなくてもマナー違反ではないとされていますが、お祝いをしてもらったことに対して感謝を伝えるのは大切なことでもあります。
親戚や祖父母を招待して食事会を開けば、親はもちろん、お祝いをしてもらえる子供にも良い思い出として残ることがメリットです。合格祝いのお返しとして品物を送るのも良いですが、食事会を開いて直接感謝を伝えることも検討しましょう。
合格祝いの食事会では、プロのシェフに依頼して料理を振る舞うのがおすすめです。シェフが調理から提供まで行うため、お返しとして相応しい豪華で特別な料理を楽しんでもらえます。プロのシェフが作るできたての料理で、合格祝いのお返しをしましょう。