結納の食事会の支払いは誰が担当する? 両家が気を付けたいマナー

2022.01.25

結婚式を行う前に、新郎新婦の親族が顔を合わせ、結納金を渡す食事会をすることが多いです。結納金の受け渡しの有無を問わず、結婚前の食事会はおよそ9割の方が実施しており、結婚に関連するポピュラーなイベントのひとつだといえるでしょう。
しかし、食事会の費用はどちらが支払うのか、どれくらいの費用がかかるのか結納金はいつ渡すのかなど、マナーについて詳しく知らないという方も多いです。
そこで、結納金を渡す食事会にはどのくらいの費用がかかるのか、誰が支払いをするのかなど、結納金の渡し方を含め食事会のマナーについて紹介します。

結納金の額や品物

結納金は、100万円以上の場合は水引をかけた桐箱に、100万円未満の場合にはご祝儀袋に入れることが一般的です。
なお、結納金を渡さない場合は、記念品のやり取りをすることが多いです。男性から婚約指輪、女性からはスーツや時計などを贈ります。食事会の時に記念品の交換をするかについては、あらかじめ両家で相談して決めておきましょう。

結納金を渡す食事会にかかる費用相場

ゼクシィが行ったトレンド調査では、相場が65,000円で、料理と飲み物の合計金額は、1人1万円が目安です。
加えて、食事会のレストランまで行く交通費やヘアメイク代、レンタル衣装代、手土産代などが加算されます。食事会が行われる場所としては料亭が最も多く、次にレストラン、ホテルの順番で人気があります。飲食店の予約をする際には結婚前の顔合わせの食事会で利用する旨を伝え、個室を用意してもらうと良いでしょう。
なお、食事会に参加するのは新郎新婦とそれぞれの親です。祖父母や兄弟といった親以外の家族が参加する場合は、あらかじめ相手に伝えておくことがマナーです。

結納金を渡す食事会の支払いのマナー

食事会にかかる費用は誰が支払うべきか、タイミングなど支払いに関するマナーを紹介します。

結婚前の食事会は誰が支払いをする?

これまでは両家で折半することが一般的でしたが、近年では「両親を招待する」という立場から新郎新婦が支払うことが多いです。
費用を支払う際には、新郎新婦のどちらかが支払いをしますが、基本的には新郎が支払うことが多いです。
新郎新婦ではなく双方の両親が支払いをする場合は、折半にすることが多いです。両家の出席人数が異なる場合や、どちらかの家族が遠くから来ており宿泊費用や交通費がかかっている場合には、費用が偏らないよう交通費や宿泊費がかかっていない家族が支払うことがマナーだといえます。

食事会の支払いをするタイミング

結婚前の食事会では、食事をした後に支払いをしましょう。追加の注文がない場合やデザートが提供された後に、トイレに行くといった理由で席を立って支払いをします。食事をする前に支払いをしたいという方も多いですが、飲み物代は当日加算されることがあるため、食事を終えた後に支払いをする方法がおすすめです。
しかし、食事を終えた後に婚姻届の記入を行うなど席を立ちにくいケースもあるでしょう。席を立ちにくい場合や両親が支払いを申し出ないか不安だという場合は、飲食店のスタッフに相談します。
料亭やレストラン、ホテルで予約をする場合、予約担当の従業員がいるため、担当者に前もって相談したり、当日に声をかけたりすることも可能です。

食事会の支払いをする際のマナー

新郎新婦が支払いをする場合は、それぞれの両親に支払いをしているところを見せないようにすることが大切です。
招待をするため、スムーズに支払いを済ませたいと考える方が多いですが、それぞれの両親は「親だから」という理由で支払いをしたいと感じるケースがあります。両親から支払いをする旨を伝えられても、1度断るようにしましょう。「招待する立場だから支払いをする」という気持ちを伝えることがマナーです。
しかし、両親が頑なに支払いをすると申し出る場合には、両親の気持ちを汲んで支払ってもらっても問題はありません。両親の性格を考慮し、先に支払いをする人を伝えておくのも良いでしょう。当日スムーズに支払いをすることにもつながります。
新郎新婦が招待する側ですが、両親の気持ちを汲み、出席者が全員納得して食事会ができるように支払方法は共有しておくことが大切です。

結納金を渡すタイミングや受け取る際のマナー

結納金はいつ、どのタイミングで渡すのがマナーなのか分からないケースも多いでしょう。また、結納金を受け取るのが申し訳ない場合、断っても良いのかなど、結納金を渡す・受け取る際のマナーを紹介します。

結納金を渡すタイミング

結納では、最初に新郎の父親が挨拶をすることが一般的であり、結納金は父親の挨拶が終わった後に結納品とともに渡します。
結納金と結納品を渡したら、次は新婦側から結納返しをして、食事会が始まることが多いです。

結納金を受け取らないのはNG

結納金は、新郎側からの気持ちであり、「申し訳ない」という理由でも受け取らないのはマナー違反になるため注意しましょう。
結納金をどうしても受け取れない場合は、事前に伝えておきます。しかし、結納金を受け取ってもらえないとプライドが傷付く方もいるため、トラブルを避けるためには受け取ったほうが良いでしょう。

食事会が終わったらお礼を送る

新郎新婦どちらかの両親が遠くから来ている場合は、食事会を開催する場所に住んでいる側が支払いをすることもあります。食事会をした後、電話や手紙でお礼を伝えるだけではなく、菓子折りを送ってお礼を伝えることもマナーです。食事会のお礼は、1週間以内に送り送るようにしましょう。お礼をすぐに送れるよう、両家で住所や連絡先を交換しておくのがおすすめです。

結納金を渡す食事会は事前準備が大切

結納金を渡す食事会では、会場選びや誰が支払いをするかを共有すること、支払いをするタイミングを決めるなどの事前準備が重要です。新郎新婦は両親を招待する立場のため、基本的に新郎新婦が支払いをします。近年では結納金のやり取りをせず、食事会のみを行うケースが非常に多いため、両家で話し合って食事会の内容を決めましょう。
結納金を渡す食事会や、結婚前の挨拶を兼ねた食事をする際には、シェフくるの利用をご検討ください。シェフができたての料理を提供し、後片付けも行うため、飲食店と同じように食事を楽しめます。

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