スーパーへの買い物やお散歩など、赤ちゃんと外出することに慣れたら、一緒に外食をしたいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、「お店の中で泣いたり騒いだりして迷惑をかけてしまうのでは」、「授乳したい時はどうすれば良いのか」など、疑問や不安を抱く方も多いでしょう。
そこで、赤ちゃんはいつから外食できるのか、外食する際の飲食店選びのポイントや、外食時のマナーについて詳しく紹介します。
目次
飲食店を選ぶ際のチェックポイント
赤ちゃんと外食をする時にはどのような飲食店を選べば良いのか、飲食店選びのポイントについて紹介します。
赤ちゃんが入店できるお店か
高級フレンチや日本料理店、静かな雰囲気のカフェは、赤ちゃんが入店できないケースも少なくありません。そのため、高級レストランや静かな雰囲気のお店を利用したい場合には、あらかじめ赤ちゃんが入店できるかどうかをチェックしておくことが大切です。
さらに、ベビーカーで入店できるかについても確認しましょう。飲食店に到着するまでに赤ちゃんが寝てしまった際に、ベビーカーのまま入店することが可能であれば、赤ちゃんを起こす必要がありません。また、ベビーカーはベビーチェアとしても利用できるため、ベビーカーを折りたたまずに入店できるお店の方が便利です。
授乳室やおむつの交換台の有無
赤ちゃんの年齢によっては、飲食店に滞在中に何度も授乳やオムツ替えをしなければならないこともあるでしょう。そのため、授乳室やオムツを交換できるスペースがあるかどうかを確認することも大切です。
授乳室やオムツを交換する台がなかったとしても、席が個室になっていれば良いでしょう。個室の場合は、赤ちゃんが泣いても周囲の客さんに迷惑がかかりにくいこともメリットです。また、母乳で育児をしている方でも個室でケープを使えば授乳しやすいでしょう。
離乳食を持ち込めるか
生後5ヶ月頃の赤ちゃんは、離乳食を利用します。子供向けのメニューがある飲食店は多いですが、離乳食がある飲食店はほとんどありません。
離乳食を食べる赤ちゃんと一緒に外食をする場合には、離乳食を持ち込めるかどうか、飲食店に確認しましょう。
赤ちゃんと外食するときのマナー
赤ちゃんと外食デビューをする際、あらかじめ持ち物や洋服など準備をしても、当日トラブルが起こり外食デビューが嫌な思い出になってしまうこともあります。
そのため、赤ちゃんを連れて外食をする際のマナーや、トラブルを予防するための注意点についてチェックしておきましょう。
ランチタイムとディナータイムを避ける
飲食店に行く際に電車やバスを利用する場合には、混雑する時間帯は避けましょう。また、ベビーカーを使う場合にはベビーカーを乗せられる車両を選ぶことも大切です。
通勤時間帯といった混雑している時間帯にベビーカーを広げた状態で乗車すると周囲に迷惑が掛かり、心無い言葉をいわれて嫌な思いをするケースもあります。そのため、電車やバスが空いている時間帯や優先スペースを利用する必要があるでしょう。
また、駅や飲食店が入っているビルのエレベーターを使わなければならないこと、ベビーカーの優先スペースを探したり歩いたりすると時間がかかることなどを考慮し、時間に余裕を持って行動しましょう。
予約をする
赤ちゃんと外食をする際には、飲食店に予約を入れておくことが大切です。予約を入れる際に赤ちゃんを連れていることを伝えておけば、端の席を確保してくれたり、小さな子供が座れるベビーチェアを用意してくれたりと、スムーズに利用できるように配慮してもらえることが多いです。
また、周囲のお客さんへ迷惑がかからないよう、混雑する時間をお店の人に聞いて比較的空いている時間に予約をするのもおすすめです。
子供連れOKといった表記がある飲食店でも、マナーを守らなければ注意されたり退店するよういわれたりといったこともあります。トラブルなく外食デビューを楽しむためにも、予約をして「赤ちゃんと一緒に行く」と伝えておくことが大切です。
赤ちゃんから目を離さない
赤ちゃんといっても歩ける程度の年齢になると、大人がおしゃべりに夢中になり、子供が店内を歩き回っていても放置してしまうケースがあります。お客さんに非常に迷惑がかかり、子供が注意されたり、親が注意されたりと、自分たちが嫌な思いをすることにもつながるため十分注意が必要です。
周囲のお客さんへの配慮や飲食店でのマナーなども含めて、子供から目を離さないということも重要なマナーだといえます。
ベビーカーは折り畳む
ベビーカーは広げた状態だとスペースを取るため、狭い飲食店ではベビーカーをたたまなければ周囲のお客さんやスタッフの動線の邪魔になることがあります。可能な限りベビーカーはたたむ、もしくは抱っこ紐で飲食店に行きましょう。
しかし、飲食店に子供をベビーチェアがなく、ベビーカーで入店したいというケースもあるでしょう。ベビーカーをたためない場合には、端の席や窓側テラス席などを用意してもらうことが大切です。
赤ちゃんと食事をするなら自宅が一番?
赤ちゃんの年齢にもよりますが、離乳食が必要な赤ちゃんの場合は自宅で食事をしたほうが安心です。自分の足で歩けるようになった小さな子供でも、常に目を離さずに過ごさなければならず、親が食事に集中するというのは難しいでしょう。
また、周囲への配慮も必要であり、疲れてしまうこともあります。子供の世話に追われてせっかくの外食を食べた気がしなかった、そんなこともあります。さらに、赤ちゃんや小さな子供は入店できないお店も少なくありません。
美味しい料理を食べたいという理由で、赤ちゃんを連れて無理に外食にチャレンジするのではなく、そんなときは、自宅にシェフを呼んで料理を作ってもらう方法がおすすめです。
シェフくるを利用すれば、自宅にシェフが出張して料理を作ってくれます。シェフや料理をサイトで選んで申し込めるため、予算に合わせて食べたい料理を食べることができます。慣れた自宅であれば子供も落ち着いていてくれるので、心ゆくまでおいしい料理を堪能していただくことができます。
自宅で赤ちゃんと一緒に美味しい食事を楽しもう
授乳中の赤ちゃんや、歩けるようになったばかりの小さな子供を連れて外食をする際にはマナーに注意しなければなりません。気疲れしてしまい食事を楽しめないこともあるため、無理せずに自宅で美味しい料理を食べる方法を検討しましょう。
シェフくるでは、フレンチ、イタリアン、和食、中華などジャンルを選べるほか、フルコースを希望することも可能です。赤ちゃんがいても「美味しい料理を食べたい」「お祝いをしたい」という場合は、周囲に気を遣わず本格的なプロの料理を堪能できる、シェフくるを利用しましょう。