里芋で手がかゆい!かゆみの原因と治し方は?かゆくならない方法も紹介

2021.06.18

里芋は、様々な食材とあわせて煮たり焼いたりして使用できる便利な食材ですが、下処理をする際に手がかゆいと感じ、掻いてしまって手が荒れることがあります。

里芋の下処理の際に手がかゆいと感じる原因は何か、疑問を抱いたことがある方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、里芋を下処理する際に手がかゆいと感じる原因や、かゆみの治し方、かゆくならない方法について紹介します。

里芋で手がかゆくなる原因

里芋を触った際に手がかゆいと感じる原因と、里芋以外に注意すべき食材について紹介します。

かゆみの原因になる成分とは

里芋を下処理する際に手がかゆいと感じたり、食べた際に口の周りがかゆくなる原因は、里芋に含まれるシュウ酸カルシウムと呼ばれる成分が原因です。シュウ酸カルシウムは非常に小さい尖った成分であり、生の状態の里芋のぬめりに含まれています。小さな針が皮膚に刺さることで、刺激を感じかゆくなるのです。特に、里芋の皮の部分にシュウ酸カルシウムが含まれていることが特徴です。

里芋で手がかゆいと感じる原因のシュウ酸カルシウムには、タンパク質がついていることがあります。タンパク質は熱を通すことで性質が変わり、分解されるため、里芋にしっかりと熱を通せばかゆくなりにくくなるでしょう。

里芋以外に注意すべき食材

下処理をする際に手がかゆいと感じる食材は、里芋以外にも長芋やキウイなどが挙げられます。長芋やキウイにはシュウ酸カルシウムが多く含まれており、触るとかゆいと感じることが多いです。

手がかゆくなっても搔かないように注意

里芋で手がかゆくなっても、決して掻かないようにしましょう。手を掻くことで刺激になり、さらにかゆみが悪化するため注意が必要です。

また、手を掻くことで炎症を起こすため、シュウ酸カルシウム以外の物質でも刺激を感じてかゆくなったり、痛みを感じたりします。里芋でかゆいと感じたら、すぐにかゆみを抑える対策をしましょう。

里芋で手がかゆい時の治し方

下処理をする際に生の里芋に触れて手がかゆいと感じた場合、手を掻かないようにすることが大切です。そこで、里芋に触れた際の手荒れを予防してかゆみ抑える方法、かゆみの治し方について紹介します。

塩や水で手を洗う

里芋で手がかゆいと感じた場合には、最初に冷水に手を入れて洗い流しましょう。手を冷やすと炎症やかゆみを抑えられます。

さらに、シュウ酸カルシウムを洗い流すためには、塩で手を洗うと良いでしょう。しかし、敏感肌の人やもともと手が荒れている場合には塩を使うとしみるため、水を使用してシュウ酸カルシウムを洗い流すことが大切です。

ハンドソープで手を洗う

水で手を洗ってもかゆみが治らない場合には、石鹸や洗剤を使用して手を洗いましょう。水だけではなく石鹸を使えば、シュウ酸カルシウムをスピーディーに落とせます。

酢で手を洗う

酢にはシュウ酸カルシウムを分解する作用があります。そのため、水に少量の酢を入れて手をつけると、徐々にかゆみが抑えられるでしょう。

ただし、手に傷があると、酢がしみることがあるため注意が必要です。炎症が悪化する場合もあるため、石鹸で手洗いをしましょう。

レモン汁で手を洗う

里芋に触ってかゆいと感じた箇所にレモン汁をつけるとかゆみを抑えられる場合があります。ただし、手が荒れていたり怪我をしていたりする場合には、レモン汁がしみるため注意が必要です。

水と重曹で手を洗う

重曹を混ぜた水に手を入れて、シュウ酸カルシウムを洗い流す方法もあります。洗面器1杯の水に、重曹を大さじ1杯程度入れましょう。重曹が水に溶けない場合は、ぬるま湯を使用します。

なお、重曹は掃除に使用する商品ではなく、食用の重曹を使用すると安心です。

里芋で手がかゆくならないように調理する方法

里芋で手がかゆくならないようにするためには、下処理の方法を工夫しましょう。里芋で手がかゆくならないようにする方法を2つ紹介します。

汚れを洗って乾燥させる

里芋に泥がついている場合、料理をする数時間前に泥をしっかりと洗い流し、日が当たる場所に置いて乾燥させてから下処理をする方法がおすすめです。しっかりと乾燥させることによって、シュウ酸カルシウムを含むぬめりが乾き、手がかゆくなりにくくなります。

里芋の汚れを落とし、表と裏を3時間ほどかけてしっかり乾かします。乾燥させた里芋の上と下を切り落とし、皮を剥きましょう。

里芋を乾燥させることによって、手がかゆくなりにくいだけではなく、皮を剥きやすくなることもメリットです。

里芋をゆでたうえで皮をむく

里芋を茹でてから皮を剥くと、かゆみの元であるシュウ酸カルシウムを分解できます。最初に里芋の泥を洗い流し、小さな鍋で水を沸騰させ里芋を入れ10分間茹でます。手のゆみを予防するための準備なので、里芋の内部にまで火を通す必要はありません。

10分間茹でたら、手で皮剥きます。ただし、里芋によっては手で皮が剥けないケースもあるため、手で剥けない場合は包丁で剥きましょう。

軽く茹でた後に下処理をする方法は、芽の部分は残りますが手のかゆみは予防できます。鮮度が良い里芋であれば、スムーズに皮が剥けます。

里芋を使った料理ってどんなものがある?

里芋はさまざまな料理に使える食材で、その風味と食感が多くの料理に深みを与えます。里芋を使った料理例をいくつか紹介します。

煮物

里芋は日本の伝統的な料理でよく使われます。里芋を醤油、砂糖、だしを使って柔らかく煮る方法も人気です。他の野菜やたんぱく質と一緒に煮れば、バランスの取れた一品ができあがります。

からあげ

里芋のからあげは、外側がカリッとした衣で包まれ、中はクリーミーで柔らかく美味しく仕上がります。お好みでソースを添えて食べることもできます。

炊き込みご飯

里芋をご飯と一緒に炊いて、その上に具材をのせて炊き込みご飯を作るのも一つの方法です。具材としては鶏肉、野菜、キノコ、栗などを使うことができます。

天ぷら

里芋の薄切りをサクサクの衣で揚げると、美味しい天ぷらになります。天つゆや塩、ポン酢でいただくと最高です。

サラダ

里芋を茹で、薄切りにし、サラダの具材として使うこともできます。ドレッシングやマヨネーズで味付けすると、爽やかで食欲をそそるサラダができます。

 

これらの料理は、里芋のユニークな風味と食感を楽しむ方法の一部です。自分の好みや食材に合わせてアレンジしてみてください。

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