バレンタインデーの起源とは?海外と日本で違う当日の過ごし方

2021.11.24

バレンタインデーは、1年のなかで最もチョコレートの販売数が多い日といわれています。しかし、バレンタインデーの起源や海外と日本のバレンタインデーの文化にはどのような違いがあるのか、詳しく知らないという方もいるでしょう。
そこで、バレンタインデーの起源や日本ならではの風習、海外と日本のバレンタインデーの違いについて紹介します。

バレンタインデーの起源とは?

バレンタインデーは2月14日で、日本のみならず世界で「愛を伝える日」とされています。バレンタインデーの起源はいつなのか、どのような意味があるのかについて見ていきましょう。

バレンタインデーの起源

バレンタインデーの起源は、なんとローマ帝国時代までさかのぼります。2月14日は女神「ユーノー」の祝日であり、ユーノーの祝日の翌日2月15日は豊作を祈るお祭りが行われていました。
ローマ帝国時代には男性と女性は一緒に生活をしておらず、お祭りの前日のバレンタインデーに女性が名前を書いた紙を桶の中に入れて、翌日2月15日に男性が紙を引き、名前が書かれた紙を引いた男女がペアになって一緒に過ごすという風習がありました。お祭りの風習を機会に結婚するカップルが多かったことから、2月14日が愛を伝える日といわれ始めたことが起源とされています。

ユーノーの祝日以外の起源

バレンタインデーの起源には諸説あり、ローマ皇帝に迫害されて殉教したバレンタイン(セントバレンティヌス)が起源だという説もあります。
兵士は、恋人や妻を故郷に残すと士気が低下するといったことから、兵士が結婚することは禁じられていました。しかし、キリスト教の司祭であるバレンタインは、結婚が禁じられていることによって愛する人と結ばれず苦しむ兵士のために、秘密裏に結婚式をしていたのです。
結婚式をしていたことがローマ皇帝に知られ、バレンタインは結婚式を止めるよう伝えられたものの拒否し、2月14日に処刑されました。殉教したバレンタインの話から、2月14日はキリスト教徒にとって大切な日だといわれています。

バレンタインデーの日本ならではの風習

日本のバレンタインデーは、海外のバレンタインデーとは異なる風習があります。日本ならではのバレンタインデーの風習として、女性から男性にチョコレートを渡すという風習が挙げられます。
また、本命チョコと義理チョコを用意するという風習も日本ならではです。日本でチョコレートを渡すようになった理由は、製菓会社が「バレンタインデーにチョコレートをプレゼントするのが良い」と考え、「大切な人にチョコレートをプレゼントしよう」というキャッチコピーの広告を掲載したことが始まりだとされています。
なお、1992年にセントバレンタインの地であるイタリアから神戸市に銅像が送られたことから、神戸がバレンタインデー発祥の地といわれています。

日本と海外で違う!海外のバレンタインデーの特徴

日本と海外では、バレンタインデーの過ごし方に違いがあります。風習を知ることでバレンタインデーについてより深く理解できるほか、国際カップルや外国の方に恋をしている場合は海外の風習についても確認しておくことが大切です。
そこで、アメリカやフランス、アジア圏の主な国のバレンタインデーの風習を紹介します。

アメリカ

日本とは異なり、アメリカでは男性から女性に贈り物をします。また、チョコレートに限定せず、相手が喜ぶ物をプレゼントすることが特徴です。

オーストラリア

オーストラリアでは、男性から女性にバラをプレゼントする風習があります。バレンタインデーの夕方にはバラが完売するほどです。また、バラだけではなくチョコレートも人気のプレゼントのひとつであり、洋服やメッセージカードなどを渡すことも多いです。

フランス

フランスでは、男性が女性に花束をプレゼントすることが多いです。また、チョコレートではなく下着やフレグランスなどをプレゼントすることもあります。なお、アメリカ・オーストラリア・フランスにはホワイトデーの文化がありません。

韓国

韓国では、バレンタインデーのお返しをするホワイトデーがあります。バレンタインデーにもホワイトデーにも何もプレゼントをされなかった人は、4月14日に飲食店で黒いラーメンを食べるという風習があります。

台湾

台湾には、バレンタインデーがあるもののホワイトデーは存在しません。バレンタインデーは男女がお互いに贈り物をする日です。2月14日には恋人同士で一緒に食事をしたり自宅で過ごしたりすることが一般的で、プレゼントに関しては重要視されていません。
チョコレートをプレゼントする風習や、義理チョコを渡すといった文化もないのです。

中国

中国のバレンタインは、「恋人同士が過ごす日」なので、恋人がいない人や独身、夫婦にとって特別な日ではありません。男性は、2月14日に特別なデートとプレゼントを用意しますが、結婚するとバレンタインデーにデートやプレゼントをすることはなくなるのです。
恋人同士は、欧米のように男性から女性に渡すという文化があります。

バレンタインデーにおすすめのプレゼント

バレンタインデーにはどのようなプレゼントを渡すべきなのか、バレンタインデーにおすすめのプレゼントと、おすすめの理由を紹介します。

限定デザインやオーダーメイドのチョコレート

日本でバレンタインで定番のプレゼントは、チョコレートです。バレンタインデー限定デザインのチョコレートが販売されるため、限定デザインのものやオーダーメイドで作ってもらうのも良いでしょう。
恋人や旦那さんにプレゼントするだけではなく、自分用や友達と交換するように購入するケースもあります。

バラの花束

男性から女性にプレゼントをするケースもあるでしょう。女性へプレゼントをする場合は、バラを贈るのがおすすめです。
バラは、奇数で花束にすることがポイントです。海外では、偶数のバラは死者に手向ける本数のため、奇数にしなければならないといわれています。日本には偶数のバラの花束を渡してはいけないというルールはないものの、奇数で送ったほうが無難でしょう。

バレンタインデーの認識は世界共通!海外の文化も取り入れてみよう

バレンタインデーは「愛を伝える日」という認識は世界共通で、日本と海外で違いはありません。しかし、日本のバレンタインデーには本命チョコと義理チョコがあったり、女性から男性に贈り物をしたりと、海外とは少し異なる文化があります。

バレンタインデーの食事には、自宅やレンタルスペースで出張シェフサービスを利用するのもおすすめです。シェフくるに依頼すれば、プロのシェフの料理をプライベートな空間で楽しめるため、人が多い場所に出かけたくない、レストランは予約できなかったという場合にも活用できます。
バレンタインデーには海外の文化も取り入れながら、美味しい食事とともに大切な人とゆっくり過ごしましょう。

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