古希とは? 古希の意味とお祝いの食事会におすすめの方法とは?

2022.05.13

家族や身内に古希(こき)を迎える人がいる場合、お祝いの席をもうけるのが一般的です。

この記事では、古希とはどういうもので、どのようにお祝いすればいいのか、古希のお祝いに適した食事や食事会の開き方を紹介します。

古希の意味

古希とは、数え年で70歳になることを指し、長寿をお祝いすることを意味します。「人生七十古来稀(まれ)なり」という唐の詩人・杜甫の詩に由来します。平均寿命が80歳を超える今の日本ではピンとこないかもしれませんが、当時の人にとって70歳まで生きるというのはとても稀だったことがわかります。

古希の祝い方とは

古希のお祝いだけでなく、長寿の祝いでは、お祝いされる人が自ら食事会を開催することが一般的だった時代もあります。しかし現代では、古希を迎える方の家族や親しい友人・知人がお祝いの会を開催するのが一般的です。

古希のお祝いに決まった日取りやルールはありません。誕生祝いを兼ねて行うのが一番ポピュラーですが、数え年は生まれた日を一歳として毎年正月に1つずつ年を重ねるという数え方をしますので、人の集まりやすい正月に開催するという方法もあります。敬老の日のあたりで考えても良いでしょう。

還暦と言えば赤いちゃんちゃんこが有名ですが、古希ではそれに類するものはありません。ただし古希の色といえば紫になりますので、それにちなんだ贈り物などをすると良いでしょう。

古希以外にもこんなにある長寿のお祝い

60歳の還暦はよく知られていますが、長寿のお祝いには古希や還暦以外にもたくさんあります。

 

名称

年齢

意味

還暦(かんれき)

60歳(数えで61歳)

干支が60年で一巡することに由来

古希(こき)

70歳

杜甫の詩に由来

喜寿(きじゅ)

77歳

喜の字の草書体が七十七に見えることから

傘寿(さんじゅ)

80歳

傘の略字が八十に見えることから

米寿(べいじゅ)

88歳

米の字を分解すると八と十と八になる

卒寿(そつじゅ)

90歳

卒の略字が九十に見えることから

白寿(はくじゅ)

99歳

百の字から一を取ると白になることから

百寿(びゃくじゅ)

100歳

1世紀なので紀寿(きじゅ)とも呼ぶ。

 

古希のお祝いについて

古希祝いでは、70歳になった方をお祝いする食事会を開くことが一般的です。家族、親戚、親しい友人・知人などが集まって開催します。

古希の場合、当人がまだまだ元気なことが多いですので、どのようにお祝いするか、こちらの考えを伝えつつ、その方の意向を聞いてそれに添うように行うのが無難でしょう。

古希祝いの食事会について

古希のお祝いの食事会を催す場合、どこで開催するのかで雰囲気が異なります。古希のお祝いの食事会を行う場所に特に決まりはないため、料亭やホテルのレストランなど人の集まりやすい場所も良いですし、自宅でゆっくり食事を楽しむというのも良いでしょう。

食事会を行う際には、古希の方の健康状態や希望を重視して、古希を迎える方と家族で相談しながら決めることが重要です。

食事会におすすめの場所

古希のお祝いの食事会をする場合は、家族全員で食事を楽しむことが一般的です。食事会の場所は料亭やホテルのレストランでの外食のほか、古希の方の家で行うケースもあります。

外食、自宅での食事にはそれぞれ魅力があるため、ポイントをチェックしておきましょう。

レストラン

料亭やホテルのレストランでは、古希をはじめ長寿のお祝いをするためのコースがあるため、コースを選択するとスムーズです。

また、周囲を意識せずに家族水入らずでお祝いしたいのであれば、個室を予約すると良いでしょう。孫や小さな子どもも参加する場合、周囲のお客さんに迷惑がかかる可能性があるため、個室を予約することがおすすめです。

レストランを探す際に個室があるかどうかを確認し、気に入るお店を見つけたら早い段階で予約を済ませましょう。

レストランを予約するためにも、参加する人数や食事会を開催する日時も早めに決めることがポイントです。

自宅

古希を迎える方の体調を考慮したり、豪華なプレゼントに予算を使いたかったりする場合には、自宅でお祝いをするのがおすすめです。

古希のお祝いを自宅で行えば、古希の方も家族も、周囲のお客さんに配慮する必要はないため気兼ねなく食事を楽しめます。部屋を飾ったり、古希の方の好物を用意したりと工夫することも可能です。

古希のお祝いの料理について

古希祝いの料理は、懐石や割烹などで長寿をお祝いするための特別メニューが用意されている場合があります。

また、古希の方の好みを伝えれば、メニューの内容や予算を調整してくれるお店も多いです。自分でメニューを決められない場合は、飲食店にセレクトしてもらうと良いでしょう。

近年では70歳でも元気に働いている方がいますが、持病がある方も多いです。飲んでいる薬や食事に制限があるのかなども確認して、メニューを決める必要があります。

そのため、古希の方や家族が希望を伝えて、メニューを考えてくれるサービスを利用することが重要です。

古希を迎える家族に大切な気持ちを伝えよう

古希の方と家族が集まってお祝いの食事会をすれば、直接感謝の気持ちを伝えられます。

古希を祝いを迎える方にとって、家族と会話をし、家族が笑顔で過ごしている姿を見ることは幸せなはずです。

古希のお祝いの食事会では、古希の方が楽しく過ごせること、思い出に残るお祝いにすることを重視しましょう。

周囲を気にせず、家族でリラックスして食事会を楽しみたいのであれば、自宅にシェフを呼んで料理を作ってもらえるサービスがおすすめです。

シェフくるでは、自宅でプロの料理人が料理を作ってくれるため、本格的な料理を気軽に楽しめます。

家族だけでゆっくりお祝いするためにも、シェフくるのサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

 

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