食べ物のアレルギーって?食材の種類、症状、対策を徹底解説

2021.05.19

私たちは、何かを口にしなければ生きていけません。
しかし人によっては、食べ物にアレルギーを持っていることもあります。

アレルギー反応は、その食べ物が好きか苦手かに関わらず現れるもの。
食べ物のアレルギーについて詳しく知り、毎日の食事にお役立てください。

そもそもアレルギーはなぜ起こる?

食べ物によるアレルギーは、0歳の赤ちゃんから大人まで幅広い世代でみられます。
たとえば「卵」にアレルギーを持っていたとしたら、ゆで卵や目玉焼きを避ければ済む話……というわけではなく、加工食品の中に「原材料」の一部として紛れ込んでいることがあるので注意が必要です。

アレルギーの原因は、体内の「免疫」にあります。
摂取した食べ物に対して、体が「異物」と判断すると、免疫反応が出ます。これがアレルギーの正体です。

一般的に、摂取から2時間程度で発症することが多く、じんましん、かゆみ、頭痛、発熱、腹痛、嘔吐、下痢など人によってさまざまな種類の症状が現れます。重篤なアレルギー反応だと、咳、呼吸困難、気道の腫れをはじめ、生死にかかわるショック症状(アナフィラキシーショック)になることも少なくありません。

いずれにしても、自分が何に対してアレルギーを持っているのかは、知っておくに越したことはないでしょう。
専門医に相談すれば血液検査で食物アレルギーを調べられるので、自分や家族を守るためにも一度検査しておくことをおすすめします。

アレルギーが起きやすい食べ物とは?

人によって、何がアレルゲンとなるかは異なります。
厚生労働省では、統計的に「アレルギー症状を引き起こしやすい食べ物の種類」を調べることで、食品パッケージなどを使用した注意喚起をしています。

厚生労働省は、平成13年より『アレルギー物質を含む食品に関する表示』を義務化しました。

法令で規定する食べ物は、「卵」「乳または乳製品」「小麦」「そば」「ピーナッツ」。これらの5種類は、微量の混入でも表示しなければならないとされています。症例数が多く、重篤な症状にもなりやすいので、パッケージの表記には十分に注意しましょう。

一方で、表示義務こそ無いものの、表示が“推奨”されている食べ物もあります。
「あわび」「いくら」「さけ」「さば」「イカ」「カニ」「エビ」「オレンジ」「キウイフルーツ」「リンゴ」「もも」「ゼラチン」「牛肉」「鶏肉」「豚肉」「やまいも」「まつたけ」「くるみ」「大豆」の19種類は、アレルゲン物質として明確に表記されていないこともあるのでご注意ください。

食べ物のアレルギーは自然に治る?

特定の食べ物にアレルギーを持っている方は、口に入れるものには常に気を遣わなければなりません。

厚生労働省のデータによると、食べ物のアレルギーのほとんどは乳児期に発症するとされています。そのうちの9割は年齢と共に自然と症状が良くなりますが、1割は大人になっても良くなりません。
その場合、アレルゲンとなる食べ物は生涯にわたり口にできないでしょう。

食べ物のアレルギー、日常生活での対処法

アレルギー反応を避けるためには、日ごろの食生活に十分気をつけましょう。

何かを口にするときはアレルゲン物質を確認し、原因物質を除去するよう心掛ければ対処できます。

しかしあまり除去してしまうと、今度は栄養が偏ってしまうことも。
除去したものに代わり、同じような栄養素が含まれている食品を代用で使い、栄養バランスを維持してください。

アレルギー反応が重篤な方の場合、「食べる」のではなく、「触れる」だけでも症状を発症することがあるので要注意。
たとえば牛乳にひどいアレルギーを持っている場合、誰かがこぼした牛乳に触れるだけで症状が起こることもあります。

幼稚園や学校では、誰がどの食べ物にアレルギーを持っているのかを把握しています。
アレルゲンとなる食材を使った給食では、除去食・代替食などで個別に対策。普通食の給食と混同しないよう、お皿やトレイを工夫して明確に種類を区別します。
アレルゲン物質に触れた手で代替食をつくると、アレルギー反応が起こることも珍しくありません。そのためアレルギーを持っている子どもの食事は、専用の担当者を決めて、材料の置き場や調理場所などもすべて別でつくるのです。

医療機関にかかれば、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などを処方してもらえます。
外食の機会が多い方や、アレルゲンとなる食品が複数ある方は、薬物療法を検討するのも良いでしょう。

アレルギーの方でも食事を楽しむ方法

食べ物にアレルギーを持つ方は、「好きなのに食べられない」というメニューがどんどん増えていくことでしょう。
普通の食事をおいしそうに食べる家族を横目に、自分はひとりで別メニュー……という光景は決して珍しくありません。

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まとめ

食べ物にアレルギーを抱えている方は数多くいます。
ほとんどは年齢と共に快方へ向かいますが、1割の方は大人になっても悩まされ続けます。

食事のたびに「このメニューを注文したかったけれどアレルゲンの食材が入っているから食べられない……」なんてあきらめるのはとても悲しいですよね。
「シェフくる」は、プロのシェフが自宅で直接調理をします。もちろん、アレルギーを持っている食べ物を除去することも可能。
プロが考案したオリジナルレシピを、ぜひご家族やご友人と、アレルギーを気にせずにお楽しみください。

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