夏祭りといえば、やっぱり楽しみなのが「食べ物」。
子どもが喜ぶおやつ系、しっかり食べられるごはん系、ちょっと意外性のある変わり種など、どんなメニューを用意するかで会場の盛り上がりも変わってきます。
この記事では、これまでのイベント事例や人気傾向をふまえて、参加者に本当に喜ばれる食べ物をランキング形式でご紹介。
調理の手間や準備しやすさもあわせて解説しているので、夏祭りを企画・運営する主催者の方にとって、メニュー選びの参考になるはずです。
後半では、ちょっと差をつけたいときにおすすめの「変わり種メニュー」や、「どこまで自前で準備するか」に悩んだときの出張シェフ活用のヒントもご紹介しています。
「楽しかったね!」と言われる夏祭りにするために、食べ物から工夫してみませんか?
目次
参加者に喜ばれる!夏祭りの人気メニューランキングTOP15
ここからは、参加者に喜ばれやすく、準備や調理のしやすさも考慮された定番メニューをランキング形式で15品ご紹介します。
子どもも大人も楽しめるラインナップなので、メニュー構成の参考にぜひご活用ください。
1位|かき氷
夏祭りの王道スイーツ。氷を削ってシロップをかけるだけなので手間がかからず、涼しさも提供できる万能メニュー。いろんな味を選べると、子どもたちのテンションも上がります。
2位|焼きそば
鉄板の上でジュウジュウと音を立てる焼きそばは、香りで人を引き寄せる力も抜群。ボリュームがあるのでお腹を満たせる主食系として人気です。冷凍の具材を使えば準備もラクになります。
3位|唐揚げ
冷凍唐揚げを温めるだけでも十分おいしく、手作り派なら前日に下味をつけておけば、当日は揚げるだけ。子どもから大人まで幅広く支持される安心の一品です。
4位|フライドポテト
塩味、バター醤油、コンソメなど、味付けを変えやすいのも魅力。冷凍ポテトを使えばすぐに提供できて、つまみやすいサイズ感も◎。世代問わず喜ばれます。
5位|たこ焼き
ふわとろ食感とソースの香りがたまらないたこ焼き。専用プレートがあれば、一度に複数個を効率よく調理できます。トッピングを自由に選べるようにすると、楽しさも倍増。
6位|チョコレートバナナ
串に刺したバナナをチョコでコーティングして、カラースプレーなどで可愛く仕上げるだけ。見た目のインパクトもあり、写真映えを狙えるスイーツです。
7位|ベビーカステラ
ホットケーキミックスなどで簡単に準備でき、焼き型さえあれば大量生産も可能。小分けで配りやすく、小さな子どもでも食べやすいのが嬉しいポイントです。
8位|焼き鳥
あらかじめ串に刺さった市販品を焼くだけでもOK。塩・タレの2種類を用意すると幅広い層に対応できます。串ものは持ち運びやすく、おつまみとしても喜ばれます。
9位|お好み焼
混ぜて焼くだけで完成するシンプル調理。ソースやマヨネーズ、かつお節をかけると見た目も味も華やかに。焼きそばと並ぶ人気の粉ものです。
10位|冷やしたスイカ
カットしたスイカを冷やして提供するだけ。暑さで食欲が落ちているときにも喜ばれる、ヘルシーで涼しげなメニューです。小さめに切っておくと、他の料理も食べやすくなります。
11位|みたらし団子
市販の串団子を焼いて、甘辛いタレを絡めるだけでOK。香ばしい香りが漂い、幅広い年齢層に好まれる昔ながらのおやつです。年配の方にも特に人気があります。
12位|肉巻きおにぎり
豚肉でご飯を巻き、甘辛く焼き上げたボリューム満点の一品。中高生や若い男性に人気があり、イベントの主役級として出すのもおすすめです。
13位|揚げ餅
一口サイズにカットした餅を揚げて、ほんのり塩味で味付け。外はカリッと、中はもっちりでクセになる味わい。おやつにもおつまみにもなります。
14位|いそべ焼き
香ばしく焼いたお餅を海苔で巻いたシンプルな和風メニュー。しょうゆやみたらし、明太マヨなど、味変も楽しめます。根強いファンがいる一品です。
15位|鮎の塩焼き
見た目のインパクトは抜群で、「お祭りらしさ」を感じられる一品。炭火で焼けば香りも良く、大人に喜ばれる傾向がありますが、提供にはやや手間がかかる点に注意。
夏祭りで注目を集めよう!ちょっと珍しい変わり種メニュー
定番メニューは安心感がある一方で、「今年は少し違うことをしてみたい」というときに活躍するのが“変わり種”の食べ物たち。
思わず写真を撮りたくなるようなインパクトのある見た目や、意外性のある味わいは、来場者の記憶にも残りやすく、イベント全体の盛り上がりにもつながります。
ここでは、主催者の方にぜひ検討していただきたい、注目度の高い変わり種メニューをご紹介します。
フルーツ大福|季節感を演出できる涼やかスイーツ
見た目も可愛らしく、手に取りたくなる「フルーツ大福」は、女性や子どもに人気のメニュー。
旬のフルーツを白あんやこしあんと一緒にやわらかいお餅で包み込んだひと品で、夏なら桃・キウイ・マンゴーなどがよく合います。
冷やして提供すれば、口当たりもよく、暑い時期にぴったり。見た目にこだわれば、SNS映えするメニューとしても注目されます。
鶏皮餃子|香ばしさと食感でおつまみ人気No.1
鶏の皮で餃子の具を包んで焼き上げる「鶏皮餃子」は、外はパリッと、中はジューシー。
油でカリッと揚げると香ばしさが引き立ち、特に大人のおつまみとして喜ばれます。
一見すると珍しいですが、ひと口サイズで提供できるため、気軽に楽しめるのもポイント。
会場にアルコールを出す場合には、間違いなく人気メニューになるでしょう。
ターキーレッグ|“映え”とボリュームを兼ね備えた主役級
テーマパークでおなじみの「ターキーレッグ」も、夏祭りに取り入れれば一気に非日常感がアップ。
スモーキーでスパイシーな味付けが香ばしく、子どもたちには“マンガ肉”のような見た目でウケが良く、大人にはしっかりした味わいで満足感を与えます。
持って歩くだけでも絵になるので、出し物の合間に食べるメインディッシュとしてもおすすめです。
揚げパスタ|サクサク食感が楽しい新感覚スナック
乾燥パスタをそのまま油で揚げて、塩やコンソメなどで味付けするだけの「揚げパスタ」は、シンプルながらクセになる味。
コストが抑えられ、事前に大量に作っておけるので、提供もしやすいメニューです。
透明カップや紙コーンに入れて渡せば、おしゃれさも演出でき、若者や学生に喜ばれること間違いなし。
味付けのバリエーションで個性を出すのもおすすめです(例:バジル、チーズ、ガーリックなど)。
チーズドッグ|韓国グルメブームで人気急上昇中!
もちもちの生地の中にチーズをたっぷり詰めて揚げた「チーズドッグ」は、ここ数年で若年層の定番スナックに。
食べた瞬間にチーズがビヨーンと伸びるインパクトは、まさに写真映え。SNSでもよく見かけるメニューです。
衣に砂糖をまぶしたり、ケチャップ・マスタードでカラフルに仕上げたりと、見た目の演出もしやすいのがポイント。
ボリュームもあるので、軽食としても大満足の一品です。
食べ物選びに迷ったら?夏祭りの主催者が押さえたいポイント
夏祭りの準備で、意外と頭を悩ませるのが「食べ物、何を出そうか?」というところ。
定番メニューにするか、少し変わったものにするか…。迷ってしまいますよね。
ここでは、参加者に喜ばれる食べ物を選ぶために、主催者として意識しておきたいポイントをまとめました。
年齢層・食べやすさに応じてメニューを組み立てる
まず大切なのは、「どんな人が来るのか?」を考えること。
小さいお子さんが多いなら、食べやすくてこぼれにくいものが安心ですし、ご年配の方が多いなら、やわらかくて消化に良いものが好まれます。
例えば、かき氷やフライドポテトは子どもたちに大人気。一方で、みたらし団子や冷やしたスイカのような昔ながらの味は、年配の方にも喜ばれる傾向があります。
すべての人に合う万能メニューはなかなかありませんが、年齢層にあわせていくつか種類を用意しておくと安心です。
調理負荷・準備の手間も考慮
「美味しいけど、準備が大変…」というメニューは、当日の運営を圧迫してしまうことも。
事前に仕込めるもの、温めるだけで出せるもの、複数人で効率よく回せるものなど、調理の手間と人手のバランスも考えましょう。
例えば、冷凍唐揚げや焼くだけのお好み焼きなどは、比較的手間がかからず人気も高い定番です。
逆に、大量調理が難しいものや提供に時間がかかるものは、規模によっては避けた方がいいかもしれません。
イベントに合わせた見せ方・演出を考える
夏祭りの雰囲気を盛り上げるには、「見せ方」や「演出」も意外と重要。
ただ食べ物を並べるだけでなく、ちょっとした飾りや配膳の工夫で印象がガラッと変わります。
たとえば、スイカを星型にカットしたり、透明カップに色とりどりのゼリーを入れたり。
簡単な工夫でも「わあ、かわいい!」と話題になって、子どもたちのテンションも上がります。
プロに任せる選択肢も|出張シェフ「シェフくる」とは?
「料理は出したいけど、準備する余裕がない…」という場合には、出張シェフサービスを利用するのもひとつの手です。
たとえば《シェフくる》なら、料理人が現地に来て調理・提供・後片付けまで行ってくれます。
主催者は食材の手配や調理道具の心配をする必要がなく、プロの味と演出で来場者にも特別感を届けられます。
メニューの相談や、人数に合わせた提案もしてもらえるので、はじめてでも安心。
手間を減らしつつ「美味しい」「楽しい」夏祭りにしたい方にぴったりのサービスです。
夏祭りの食べ物は、定番と変わり種の組み合わせで大成功!
夏祭りの楽しみといえば、やっぱり美味しい食べ物。
子どもたちが喜ぶスイーツ系、大人も満足できるボリュームごはん、みんなでワイワイつまめるおつまみ系など、バランスよく用意しておくと会場がいっそう盛り上がります。
定番メニューは調理が簡単だったり、冷凍品をうまく使えば手間がかからなかったりと、準備のしやすさも魅力。そこに少しだけ“変わり種”を加えると、「おっ!」と注目を集めるきっかけにもなります。
もし「人数も多いし、料理まで手が回らない…」という場合は、出張シェフサービス「シェフくる」の活用もおすすめです。
開催場所や参加人数、イベントの雰囲気に合わせて、プロの料理人が現地で調理から提供まで担当してくれるので、主催者側の負担をぐっと軽減できます。
いつもの夏祭りに、ちょっと特別な彩りを添えたいとき。
“美味しい思い出”をつくるために、食べ物の工夫もひとつの鍵になります。