日本酒の種類と違いは?日本酒におすすめの料理やおつまみも紹介

2022.09.06

最近では、年齢を問わず日本酒を好んで飲む方が増えています。しかし、日本酒にチャレンジしたいと考えていても種類が多く、選びにくいと感じる方もいるでしょう。日本酒の銘柄は非常に多いですが、純米酒・吟醸酒など定義があり、大まかな種類は8つです。
そこで、吟醸酒・純米酒など日本酒の種類の違いや、日本酒を楽しむうえで欠かせないおすすめのおつまみ・料理も紹介します。

日本酒の種類とは?種類ごとの違い

日本酒には、純米酒や吟醸酒などいくつかの種類があります。種類ごとに原材料や特徴が異なるため、違いを知ることは日本酒を選ぶ際の参考にもなります。そこで、日本酒の主な種類と、違い、特徴を見ていきましょう。

純米酒

純米酒は、白米、水、米こうじが原材料の日本酒です。精米歩合の定義はなく、醸造アルコールは含まれていません。

純米吟醸酒

純米酒ですが、精米歩合が60%以下の種類を指します。また、醸造アルコールは添加していません。ゆっくりと低温で発酵させています。

特別純米酒

精米歩合が60%以下、もしくは特別な醸造方法を用いた純米酒です。なお、特別な醸造方法に関する定義はありません。しかし、製造方法や原材料など、何が特別なのかを明記していることが一般的です。

純米大吟醸酒

精米歩合が50%以下の純米酒です。純米酒のなかでも、色や香りが良いことが特徴です。

本醸造酒

白米、水、米こうじを原材料にしています。精米歩合は70%以下、醸造アルコールを入れて造られている種類の日本酒です。

特別本醸造酒

精米歩合が60%以下もしくは特別な醸造方法を用いている本醸造酒です。醸造アルコールが添加されています。特別本醸造酒は、原材料や製造方法に個性があるものが多いです。

吟醸酒

精米歩合60%以下の白米と米こうじ、水を使用している種類です。また、醸造アルコールを加えています。

大吟醸酒

精米歩合50%以下の白米と米こうじ、水を使用している種類です。大吟醸酒も醸造アルコールが含まれており、色と香りが非常に良いことが特徴です。

日本酒に合わせたいおつまみ

日本酒の種類を選んだら、お酒に合うおつまみにもこだわりましょう。また、好みのおつまみを先に選び、後から日本酒の種類を決める方法もあります。日本酒に合う定番のおつまみを3つ紹介します。

冷奴や湯豆腐

豆腐に、ネギ、わさび、ミョウガ、鰹節などの薬味をたくさん乗せて、日本酒に合わせるのがおすすめです。味付けは醤油、ごま油やポン酢のほか、オリーブオイルをかけて洋風にするなどアレンジしてみるのも良いでしょう。
大豆は肝臓の機能を保つ作用があり、質の良いタンパク質が多く含まれているため、日本酒をはじめお酒を飲むときに一緒に食べたい食材です。

癖が少ないチーズ

チーズにもいくつかの種類がありますが、日本酒に合わせるのであれば癖が少ないクリームチーズがおすすめです。クリームチーズをそのまま食べても美味しいですが、チャンジャや酒盗などを乗せて食べるのも良いでしょう。

おつまみの定番!塩辛

日本酒に含まれているアルコールは、塩辛の臭みを取り除いて甘みを引き立てるとされています。塩辛は用意しやすいおつまみであり、手軽に食べられるのも魅力です。

日本酒と相性が良い料理の特徴

吟醸・大吟醸しといったフルーティーな香りが特徴の日本酒には、素材の味を感じられる料理がおすすめです。飲み口がスッキリとしていることから、おひたしやカルパッチョ、白身魚の刺身などが良いでしょう。
本醸造酒は優しい薄味で、甘さがある食材を使った料理がおすすめです。茶碗蒸しや湯豆腐などが良いでしょう。
純米酒といったお米の味が特徴の日本酒は、日本酒そのものの味が濃いため、肉料理や魚といった味付けが濃い料理のほか、クリームやバター、チーズなどを使った料理にも合わせやすいです。
純米酒は味が比較的強いため、脂を多く使った料理や、濃い味付けの料理でも日本酒の味を感じられます。角煮や北京ダックなどの中華料理に合わせるのもおすすめです。

和食に合う調味料

和食の味付けの基本であるアミノ酸は日本酒にも含まれていることから、和食に使われる調味料を使った料理がおすすめです。醤油や味噌で味付けをしたり、昆布や鰹節で出汁を取ったりといった料理が良いでしょう。
さらに、日本酒には酸が含まれており、マヨネーズや酢といった酸味がある調味料とも相性が良いです。特に純米酒は旨味が強く、和食に使われる調味料との相性が良いといえるでしょう。
なお、にんにくやシソ、わさびといった味が濃い薬味を使う場合は、本醸造酒や吟醸酒と比較して純米酒のほうが相性が良いです。

日本酒の温度に合わせて料理を決める

日本酒は冷酒や熱燗など温度を変えて飲むことが可能なため、味わいと香りのほか、温度に合わせて料理を決めるのもおすすめです。
しっかりと冷やした冷酒や、氷を入れるロックには、冷奴や刺身など冷たい料理に合わせます。
日本酒は低い温度で飲むと清涼感が強くなるため、酸味がある酢の物を付け合わせにすると良いでしょう。
熱燗は、煮込みや焼いた食材、炙った食材がおすすめです。常温や熱燗は食材の旨味が引き立つため、旨味が詰まった干物・燻製・スモーク食品も相性が良いです。

日本酒は種類が豊富!飲み方やおつまみも工夫して楽しもう

日本酒は、純米酒や吟醸酒など様々な種類があります。特別本醸造酒、特別純米酒などの種類は、「特別」と呼ぶための定義がありません。しかし、酒蔵のこだわりが詰まっており、基本的には原材料や醸造方法などのこだわりを明記しています。
純米酒や吟醸酒などのほか、特別なこだわりがある日本酒もチェックしてみましょう。
また、冷酒、熱燗など飲み方に合わせて選んだり、おつまみとの相性も大切です。
日本酒を食事に合わせる際には、自分で料理を用意するのも良いですがシェフくるのサービスを活用するのもおすすめです。
シェフくるは特別な日の食事だけではなく、週末に家事をせずゆっくりしたい、少し贅沢をしたいというシーンでも活用する方が増えています。お気に入りの日本酒を準備して、シェフおすすめの料理とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

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