フランス料理を食べに行く予定がある人は、フランス料理の定番メニューや人気料理を知りたいと思っているのではないでしょうか。何を注文したらいいか分からない、定番料理を外したくない、そんな気持ちもあるでしょう。
この記事では、「フランス料理といえば」という定番メニューを紹介します。日本で提供されているフランス料理の特徴、本場の料理との違いについても紹介しますので、フランスを食べる際の話のネタとしてもぜひ覚えておいてください。
目次
フランス料理といえば？定番メニュー10選
フランス料理は、トルコ料理、中華料理と並び、世界三大料理のひとつです。
「フランス料理といえば」の定番メニューは、日本でも馴染みがあるものが多いです。いずれのメニューも手が込んでおり、素材の味を感じられたり家庭ごとに使用する食材が違ったりといった魅力があります。
世界中で食べられているメニューのなかでも、「フランス料理といえば」の定番メニューを10個チェックしていきましょう。
エスカルゴ・ブルギニョン
エスカルゴ・ブルギニョンは、カタツムリを使用した料理です。カタツムリは殻から身を出して熱を通し、ニンニク、パセリ、みじん切りにしたエシャロット、バターソースを使って焼きます。ガーリックとバターの風味、エスカルゴの食感はワインにマッチします。
カタツムリを使っているため抵抗があるという方も多いですが、定番のフランス料理なので挑戦してみるのがおすすめです。
ブイヤベース
ブイヤベースは、南フランス発祥の料理です。新鮮な魚介類が手に入る海沿いの地域で親しまれています。もともと売れ残った魚介類や、切り落とした売れない部位を使用した漁師料理でした。日本でいう「あら汁」のように地元で親しまれている料理です。
白身魚や貝類、イカ、にんにく、オリーブオイルを入れて煮込むだけで簡単に作れます。魚介の出汁が強く、旨味を感じられて、にんにくやオリーブオイルのコクもある定番料理です。
ポトフ
ポトフは、フランスでは家庭料理として楽しまれています。ソーセージや牛肉といった肉類のほか、セロリ、玉ねぎ、人参といった野菜を時間をかけて煮込みます。ハーブや黒胡椒、塩などで味付けをして、丸ごと煮込んだ野菜や肉を一口大に切り、盛り付けてマスタードを添えます。
また、日本でも寒い時期に食べることが多く、食材を丸ごと煮込むだけで簡単に作れるため、アウトドアシーンでも親しまれています。
パテ
パテは、魚やお肉をミキサーで刻んでペーストにします。玉ねぎやハーブ、お酒と混ぜ合わせて型に入れ、オーブンで焼いた料理です。フランス料理では前菜として食べられています。
鴨のコンフィ
フランス料理では鴨を使用することが多く、鴨のコンフィは温度が低い油でゆっくりと熱を通した料理です。鴨のコンフィは塩気が効いて味が濃く、オレンジやベリーを使ったソースを添えることが一般的です。
ガレット・ブルトンヌ
ガレット・ブルトンヌはブルターニュの郷土料理であり、そば粉で作ったクレープにチーズや卵、生ハムなどを乗せて焼きます。小麦粉を使用せずそば粉で作るため、適度な苦味があることが特徴です。
キッシュ
キッシュは、ベーコン、生クリーム、卵、チーズなどをタルト生地に流し、オーブンで焼きます。ほうれん草やアスパラガス、ナッツなどを入れるなど、家庭ごとに個性があることも魅力です。食材の味を感じられる料理で、食感はサクサクしており、日本ではメイン料理として食べられることもあります。
フォアグラ
フォアグラは、ガチョウやアヒルの内臓を使った高級料理です。濃厚な味ですが食感は非常に柔らかく、フォアグラステーキはバルサミコ酢を使用したソース、もしくは酸味があるベリーを使ったフルーツソースを使うことが多いです。
タルトタタン
タルトタタンは、りんごをたくさん使用したデザートです。りんごは色が変わるまでキャラメリゼして、タルト生地を乗せて焼き上げます。
バターとりんごの風味の相性が良く、ホイップクリームやバニラアイスが添えてクリーミーさもプラスします。バターの濃厚さだけではなく、りんごの適度な酸味を感じられることが魅力です。
クレームブリュレ
クレームブリュレは、表面にカラメル砂糖を乗せて、バーナーで焦がしていることが特徴のデザートで、日本でも大変人気があります。
プリンの部分も一般的なプリンと比較すると濃厚な味のものが多く、バーナーで焦がした砂糖のパリッとした食感となめらかなプリンの食感のメリハリも楽しめるデザートです。
まずは定番メニューから！気軽にフランス料理を堪能しよう
フランス料理と聞くとおしゃれで高級なイメージがありますが、気軽に立ち寄れる飲食店も多いです。定番メニューを押さえたら、肩の力を抜いて楽しめる場所でフランス料理を堪能しましょう。
フランス料理を楽しめるカジュアルな雰囲気のお店は多数あります。しかし、服装やスケジュール、お店の場所など考えなければならないことが多く、手間がかかると感じる方もいるでしょう。お店に行くのはためらってしまうという方は、自宅やレンタルスペースで本格的なフランス料理を提供してもらえるシェフくるのご利用がおすすめです。
フランス料理を得意とするシェフに依頼すれば、希望する場所、日時に食材を持参して、料理を作って提供してくれます。後片付けも代行してくれるため、お店で食事をするような感覚でフランス料理を楽しめるでしょう。
定番のフランス料理を気軽に食べたい、小さな子供がいるからフレンチレストランには行けないという方は、ぜひシェフくるの利用をご検討ください。
