テーブルマナーの基本!ナイフとフォークの正しい置き方

2023.04.12

カラトリーとナプキン

洋食マナーの基本を知っていますか?

食事マナーの中でも、洋食マナーに自信がないという人は多いのではないでしょうか。
特に、フォークやナイフなどのカラトリーの使い方は「間違えると恥ずかしい」と緊張してしまうこともあるでしょう。

しかし、レストランの席でナチュラルにテーブルマナーができる人や、所作が美しい人を見ると、とても素敵ですよね。
結婚式では「ホテルでフレンチ」というパターンが多いため、できれば正しいテーブルマナーを身に付けておきたいところです。

ナイフやフォークのテーブルマナーや使い方は、知っているようでも意外と間違えて覚えていたり、知らないうちにNGなマナーを使ってしまっていることがあります。
自分が恥ずかしい思いをするのが嫌なのはもちろんですが、些細なことで、一緒に食事をする相手をがっかりさせたくないですよね。

洋食マナーの基本は…

・服装
・食べ方
・カラトリーの使い方
・お会計の方法

など、あらゆる場面でマナーがあります。
今回は、洋食マナーの基本となる、ナイフやフォークの使い方を中心に、詳しく紹介していきます。

フォークとナイフの使う順番

ナイフとフォークのマナーの中で、特に注意しておきたいのが「使う順番」と「置き方」です。
レストランで席に着くと、テーブルに複数並べられたナイフとフォークが目に付きますよね。

まずはじめに、ナイフとフォークの持ち方と使う順番から確認していきましょう。

ナイフとフォークの持ち方

ナイフは利き手、フォークは利き手ではない方の手で持つので、レストランでは、右にナイフ、左にフォークが置かれているのが一般的です。

ナイフもフォークも、上の方を持つと、安定感がないだけでなく、見た目も不慣れな印象に映ります。
ナイフの刃の付け根部分に人指し指を添えて、フォークも上側を持ち過ぎないように、ナイフと同じ位の位置に、人差し指を添えて持ちましょう。

ナイフとフォークを持つ順番

テーブルに並べられたナイフやフォークは、外側から順番に使っていきます。
デザートフォークやデザートスプーンはお皿の上側に置いてあります。

フォークとナイフの置き方

次に、食事中や食事が終わった後の、ナイフとフォークの置き方も見ていきましょう。
ナイフとフォークは、食事中と食べ終えた時で置き方が違います。

【食事の途中の置き方】

食事の途中にナイフとフォークを置く時には、お皿の上に「ハの字」になるように置きましょう。

この時、ナイフの刃は自分側に向くように内側に、フォークは背の部分が上に向くように置きます。

【食事の終わり置き方】

食事が終われば、お皿の右斜め下に揃えて、ナイフとフォークを置きます。
時計で言えば、だいたい4時くらいを指す位置です。
この時に、ナイフの刃は自分の方に向けて内側に向くように、フォークは背の部分が下になるように置きます。

ナイフとフォークをお皿の上に置く時には、柄の部分がお皿の外に出過ぎると、服に引っかかって落ちてしまう可能性があります。

また、店員が運ぶ時に、落とさないように、わざわざ内側に置きなおさなければいけません。
ナイフやフォークは、お皿のできるだけ内側に置くように気をつけましょう。

意外と知らないカラトリーのマナー

テーブルマナーの基本は知っていても「こんな時はどうすればいいの?」と困る場面も出てきますよね。
最後に、ナイフやフォークの使い方の中で、よくある疑問について解説しておきます。

【落とした時はどうすればいいの?】

ナイフやフォークをテーブルの下に落としてしまった時は、レストランの店員を呼んで拾ってもらうのが正しいマナーです。

自分で拾うのはマナー違反になるので、必ず小さく手を上げて店員を呼ぶようにしましょう。

【ナイフとフォークを使う順番を間違えてしまった時は?】

テーブルの上に置かれたナイフとフォークは、料理に合わせて外側から順番に並べてありますが、万が一順番を間違えてしまっても、そのまま使ってOKです。

しかし、料理に合わせたものが準備されているので、使いにくい場合は交換してもらっても問題ありません。

【フォークは持ち替えてもいいの?】

左手でフォークを持つので、右利きの人にとっては食べづらく感じるかもしれません。
しかし、フォークを右手に持ち替えて料理を食べるのは、マナー違反となります。

右手のナイフで切ったものを、左手のフォークで刺して食べるようにしましょう。
フォークで刺した料理を、一口で食べきれる大きさに切り分けるのもマナーです。
一口で食べずに、かじって食べるのもマナー違反です。

【フォークの背に乗せて食べるのは正しいマナー?】

ライスやフォークで刺しづらい料理を、フォークの背にのせて食べる人もよく見かけますが、この方法はマナー違反になります。

不安定でこぼしやすくなりますし、安定させるためにフォークの背に料理を押し付けるのも見た目の印象的にもよくありません。

【料理を一気に切り分けてもいいの?】

お肉や魚の料理は、最初にまとめて全部切ってから食べる人も多いのではないでしょうか。
暑いのが苦手な人は特に、最初に切って冷ましておきたいかもしれませんが、料理は左端から一口ずつ切り分けて食べていくのが正しいマナーです。

フォークとナイフの使い方を身に付けるには

レストランで恥ずかしい思いをしないように、ナイフやフォークの使い方を身に付けておくには、日頃から練習しておくのが一番効果的です。

しかし、そんなに頻繁にレストランに行くには、費用も時間もかかります。
自宅でも、定期的にレストラン風の食事でナイフやフォークの練習をしておくのもおすすめですが「もっと雰囲気を出したい!」という場合は、自宅でプロのシェフが作った料理が楽しめる出張シェフサービス「シェフくる」もおすすめです。

2名から利用可能なので「家族だけでレストラン気分を味わいたい」という場合でも、自宅で気軽に利用できます。

「小さな子供がいて、まだレストランに連れて行くのは難しい」という家庭でも、自宅であれば、一緒にテーブルマナーを学びながら食事を楽しむことができますよ。

子供用のメニューに対応してくれるシェフもいますし、もちろん、準備や片付けの必要もありません。 シェフとの会話も楽しめるので、リラックスした雰囲気でレストラン気分が味わえます。

今人気の出張シェフサービス「シェフくる」

プロのシェフが自宅にお伺いして料理を提供する出張シェフ。
「お誕生日」「結婚記念日」「友人・会社仲間との食事会」など
多彩なシーンで「シェフくる」はご利用されています。
寿司・イタリアン・フレンチ・中華など多彩なジャンルのシェフが在籍。
家族が喜ぶ素敵な時間をシェフが彩ります。

シェフくる

RANKING 人気記事ランキング

プロのシェフがあなたの家に!今すぐ詳細を見る