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韓国料理の特徴は?
ドラマや音楽、料理など、韓国の文化は今や日本でも大人気ですよね。
韓国料理の人気も高く、日本の家庭でも作られていますし、韓国料理店も増えています。
代表的な韓国料理を紹介する前に、韓国料理の特徴について簡単に紹介しておきます。
韓国料理はどんな料理?
韓国料理は、多くの食物は薬であり、食事をすることが健康につながる、と考えられています。
薬と食物の根源は同じという意味の「薬食同源」が、韓国料理の基本的な考え方です。
そのため、五色の食材と五味の味付けという意味の「五味五色」を重視して、バランスの良い食生活を心がけています。
また、韓国料理と言えばキムチなどの発酵食品が多いことや、スープにご飯を入れて食べるのも有名な韓国の食文化ですね。
日本でも人気の韓国料理の中でも、代表的な料理や流行の料理など、詳しく紹介していきます。
代表的な韓国料理
日本でも有名な韓国料理の種類はとても多いですよね。
まずは、その中でも代表的な料理から見ていきましょう。
ビビンバ
ご飯、ナムル、肉などを入れて混ぜて食べる丼料理です。
コチュジャンやごま油などの調味料で味付けをします。
日本の韓国料理店では、卵も一緒に入っている店が多いですが、伝統的なレシピでは卵は使いません。
ビビンバを注文すると、一緒にスープがついてくる店が多いですが、ビビンバに少量のスープをかけて混ぜると、混ぜやすくなるためです。
日本では、焼き肉店のメニューの一つとして知られるようになりました。
サムギョプサル
サムギョプサルは、韓国の豚バラ料理で、スライスしたバラ肉を焼いて食べます。
サムは「数字の3」ギョプは「層」サルは「肉」という意味で、バラ肉を意味しています。
サンチュやエゴマの葉で、焼いた肉を巻いて食べますが、ニンニクやネギ、サムジャン(味付け味噌)も一緒に巻き、白米と一緒に食べるのが一般的です。
日本では2000年以降に韓国料理店が増え始めた時に、サムギョプサルを提供する店も多かったことで広まりました。
サムゲタン
韓国の薬膳スープ「サムゲタン」は、鶏肉の中にもち米、高麗人参、松の実などを詰め込んで煮込んだ料理です。
鶏一匹を使った料理で、少なくとも2~3時間、長ければ一日かけて煮込みます。
伝統的なレシピでは、味付けはほとんどしませんが、食卓では塩コショウやキムチで味をつけて食べます。
チャプチェ
タンミョンと呼ばれる春雨と、牛肉、千切りしたタケノコ、人参、玉ねぎなどの野菜をごま油で炒めて、甘辛く味付けをした料理です。
日本では、韓国料理店でお惣菜として提供されたことで知られるようになり、家庭でも作られる人気韓国料理となりました。
トッポギ
朝鮮半島の餅「トック」を、コチュジャンや砂糖を使って甘辛く煮込んだ料理です。
韓国の庶民料理として、屋台でも定番で売られています。
日本でも韓国料理が注目されるようになった時期に広まったメニューの1つで、おやつとしても人気です。
韓国の定番料理
次に、韓国料理の中でも、定番となるメニューを見ていきましょう。
キムチ
日本でも食卓の定番と言えるほど、人気も知名度も高いキムチは朝鮮半島発祥の漬物です。
主に白菜などの野菜を、塩、唐辛子、ニンニクなどで漬けて作られます。
最初は、朝鮮半島の厳しい寒さに備えた保存食として作られ、現在ではキムチの種類は200種類以上もあります。
キンパ
日本の巻き寿司に似た「キンパ」は、日本由来の朝鮮料理です。
ごま油を混ぜたご飯を使い、たくあん、人参、ごぼう、薄焼き卵、キムチ、牛肉などの具を入れます。
1995年頃には、専門店がオープンするほど、韓国でもキンパの人気はじわじわ広まり、日本でも多く販売されるようになりました。
プデチゲ
韓国のなべ料理「プデチゲ」は、韓国のチゲの一種で、肉や野菜、豆腐の他、ソーセージや袋麺なども一緒に煮込みます。
韓国では、外食メニューとして定番となっており、他のチゲ料理のように一人分で提供されるのではなく、プデチゲは大鍋で提供されるのが一般的です。
カンジャンケジャン
生のワタリガニを、塩とたれにつけて熟成させた料理を「ケジャン」と言います。
醤油で味付けしたものが「カンジャンケジャン」ヤンニョムを使って味付けしたものが「ヤンニョムケジャン」です。
日本でも韓国料理店ではよく提供されており、最近では百貨店やスーパーでも売られています。
ビビムネンミョン(冷麺)
韓国冷麺として日本でも知られている「ビビムネンミョン」は、蕎麦粉をメインに、小麦粉やでんぷんを混ぜて練った麵が特徴です。
コチュジャン、酢、ごま油、砂糖などの調味料で和えて食べます。
日本の韓国料理店や焼き肉店でも、定番メニューとして提供されています。
流行りの韓国料理
日本での韓国料理人気は長く続いていますが、時代の流れと共にトレンドとなるメニューもあります。
最近のトレンド韓国料理を3つ紹介します。
ヤンニョムチキン
コチュジャン、ニンニク、砂糖を中心に作った甘辛いソースで味付けをしたフライドチキンです。
日本でも2020年頃から注目されるようになったヤンニョムチキンですが、その後も定番メニューとして、現在も専門店や韓国料理店でも提供され続けています。
マヌルパン
ガーリックトーストの一種で「マヌル」は、朝鮮語でニンニクという意味です。
丸型のソフトなフランスパンを、ガーリックバター液につけ、砂糖やハチミツで甘く味付けをし、クリームチーズを挟んだパンです。
韓国では以前から人気がありますが、日本でもじわじわと注目が集まっています。
ホットク
韓国の屋台の定番「ホットク」は、庶民的で安価なおやつです。
ホットケーキのような生地の中に、黒糖とシナモンで作られた餡が包まれ、鉄板で揚げ焼きにして作ります。
韓国では定番のおやつとして昔から親しまれているホットクですが、日本でも注目されるようになってきました。
2022年以降には、各地で専門店も続々と増え続けています。
代表的な韓国料理を楽しみたい!
日本でもよく知られる、代表的な韓国料理はたくさんありますよね。
代表的な料理を、本格的な韓国料理店で味わってみたいと、関東では、東京の大久保、関西では大阪の生野区のコリアタウンを訪れる人も多いです。
しかし、近くに韓国料理店がない地域も多いですよね。
「美味しい韓国料理が食べたいけど、近くにお店がない」
「小さな子供がいて、韓国料理店でゆっくり食事ができない」
「外出が難しい祖父母にも韓国料理を楽しんでほしい」
など、韓国料理店に行くのが難しい人も多いのではないでしょうか。
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