鍋料理は何種類ある?定番からご当地グルメまで詳しく紹介

2023.10.18

豚しゃぶ

日本で鍋は人気料理の一つ!

日本の冬と言えば、寒さの到来とともに多くの家庭やお店で鍋料理を楽しむ機会が増えます。

寒い時期に家族や友人と一緒に囲む温かい鍋は、特別感がありますよね。

日本全国には、様々な食材や調味料があり、それぞれの地域や家庭によって異なる鍋のバリエーションもたくさんあります。

日本の歴史や文化を感じられる鍋料理も多いですが、最近では、海外の食文化を取り入れた鍋料理も見られるようになりました。

ひとときでも冬の寒さを忘れてくれるような鍋の温かさと、ぐつぐつと煮込まれる食材の旨味が混ざり合ったスープの風味は、至福の時間をもたらしてくれます。

豊富な具材を入れて作る鍋料理は、栄養価も高く、身体を内側から温めてくれるので、寒い季節の健康管理にもピッタリです。

鍋を中心に人々が集まり、会話をしながら食べることができるので、コミュニケーションの場として絆を深める時間にもなります。

日本中にたくさんの種類がある鍋料理について、定番からご当地の名物鍋まで、詳しく紹介していきます。

鍋料理の種類は何種類ある?

鍋料理は、海外でもその地域特有のレシピで親しまれていますが、日本の鍋料理だけでも数えきれない程の種類があります。

熱々のスープで具材を煮込むだけのシンプルな料理ですが、アレンジレシピやオリジナルレシピなど、定番の味から派生したバリエーションがどんどん増えて進化していますよね。

定番の味から新しい味まで、最新の鍋の人気メニューを紹介していきます。

定番の鍋料理は?

日本全国で愛されている定番の鍋料理をピックアップして紹介していきます。

おでん

最近では、コンビニの人気メニューとしてよく知られているため、鍋料理というイメージがなくなりつつありますが、冬の代表格ともいえる「おでん」は、大根、たまご、こんにゃく、練り物などの具材を出汁でじっくり煮込んで作ります。

寄せ鍋

シンプルなのに奥深い味わいが特徴の「寄せ鍋」は、豆腐、野菜、魚介類など、好みの具材を入れて煮込む鍋料理です。

スープは地方によって様々ですが、昆布や鶏ガラの出汁を使うのが定番です。
また、しょう油、酒、味噌で味付けする地域や家庭もあります。

すき焼き

昔から「ごちそう」の定番としても人気の「すき焼き」は家族や友人が集まる機会に食べられることも多い鍋料理です。

甘めのしょうゆベースのタレで、牛肉やネギ、しいたけなどを煮込んで、具材に生卵をつけて食べるのが特徴的です。

豚しゃぶ

野菜や豆腐をグツグツ煮込んだ鍋で、うす切りの豚肉をサッと茹で、ポン酢やゴマダレで食べるのが定番です。

シンプルながらも、豚肉の旨味が引き立つ鍋料理です。夏には茹でた豚肉を冷やして食べる「冷しゃぶ」も美味しいですね。

ちゃんこ

相撲力士の栄養食として知られる「ちゃんこ鍋」は、肉や魚、野菜をふんだんに使った栄養満点の鍋料理です。

実は「ちゃんこ」とは、鍋に限らず、力士が食べる料理のことを指しますが、力士が鍋を食べる機会が多かったため「ちゃんこ鍋」と知れ渡りました。

豆乳鍋

豆乳をベースにした出汁は、まろやかで深いコクが魅力で、魚介や鶏肉、野菜との相性が抜群です。

また、豆乳は栄養価も高く、ヘルシーで健康志向の方からも注目されています。

キムチ鍋

韓国のキムチチゲのような、キムチの辛味や旨味が主役となる「キムチ鍋」は、豚肉や豆腐、ネギなどの具材と相性が良い鍋料理です。

辛さと熱さで、寒い冬にポカポカ温まることができます。

カレー鍋

カレーと日本の鍋の良いところを組み合わせたスープが美味しい「カレー鍋」は、様々な具材との相性が良く、子どもにも人気が高い鍋料理です。

シメにご飯とチーズを入れて、チーズリゾットにするのもおすすめです。

トマト鍋

酸味の効いたトマトをベースにしたスープは、鶏肉や魚介類、野菜との相性が良いさっぱりとした味わいです。

抗酸化作用があるリコピンを豊富に含んだトマトをたくさん食べられるので、美容を気にする女性にも人気です。

ごま坦々麺

ごまの濃厚な風味と、辛さが組み合わさった「ごま坦々鍋」は、ピリッとした辛さがクセになります。

ラーメンとの相性が抜群ですが、うどんでのシメもおすすめです。

水炊き

九州地方の郷土料理で、シンプルな鶏ガラスープで鶏肉や野菜を煮込む、淡白で上品な味わいが特徴です。

煮立たせる過程で具材から出汁をとるので、具材を変えるごとに変化する味わいを楽しむことができます。

もつ鍋

豚や牛のもつを主役にした鍋で、こってりとしたスープともつの食感が特徴です。
博多の郷土料理ですが、各地域によって多様な味付けと具材で楽しまれるようになってきました。

コラーゲン豊富で、美肌効果が高いといわれる栄養が多く含まれています。

地元では有名なご当地鍋

移り変わる四季と豊かな食材に恵まれた、それぞれの地域で愛されるご当地特有の鍋も紹介していきます。

きりたんぽ

秋田県の名物として知られる「きりたんぽ鍋」は、ご飯を臼と杵でついて、棒状にして焼いた「きりたんぽ」が主役となり、鶏肉や野菜と煮込む鍋料理です。

独特の優しい甘味を持った出汁が特徴で、寒い冬の家族団らんの定番として親しまれています。

ジンギスカン

「ジンギスカン」は、北海道の名物で、羊肉を中心とした焼肉風の鍋料理です。
特製の鉄板や深い鍋を使って、羊肉や野菜を焼きながら食べます。

羊肉特有の臭みを和らげるタレや野菜の甘味で、大地の豊かさを感じられる逸品です。

芋煮鍋

山形県の代表的な郷土料理「芋煮鍋」は、里芋が主役となる鍋料理で、ねばねばとした食感と、鶏肉や豆腐など、具材との相性の良さが抜群です。

シンプルな味付けが定番ですが、地域によって違いがあるところも魅力です。

湯豆腐

京都の伝統的な鍋料理「湯豆腐」は豆腐の美味しさを引き出すため、特製の出汁と共に煮込みます。

豆腐の淡白さと、出汁の旨味が、高級感のある深い味わいを引き出します。
湯葉や生麩と一緒に煮込むことで、より一層深みを感じることができます。

どじょう鍋

東京の代表的な鍋料理「どじょう鍋」は、どじょうの旨みとそれを引き立てる特製の出汁がポイントです。

生きたどじょうを酒に入れて、すぐに蓋をすれば、最初は暴れまわるどじょうが、やがておとなしくなるという独特の食べ方で知られています。

プロの料理を自宅で楽しむ!

自宅で鍋を囲むのは、体が温まるだけでなく、リラックスできる場所で、家族や友人との特別な時間を過ごせる特別な時間ですよね。

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