栄養バランスの乱れや孤食、肥満や生活習慣病など、食に関するさまざまなことが問題視されている現代人。
そんな現代だからこそ、小さいころから食に関する知識や経験を身に付けるのが大事です。
今回は出張シェフを利用した食育について考えてみたいと思います。
小学生のお子さんと出張シェフを体験された方のレポートはこちら!
目次
食育とは?
食育とは子供がひとりでも健康な食生活ができるよう教え、育てていくことを指します。
「朝ごはんをちゃんと食べる」「食べ物を残さない」「好き嫌いをせず、野菜やお肉などをバランスよく食べる」といったことを教えるイメージが一般的でしょう。
広義には一通りの食事を自分で作れる、野菜や魚がどこでどんな風に育てられているかを知る、きちんとしたテーブルマナーを身に着けるなど、食事に関するあらゆる知識を身につけて実践できる人を育てることを指します。
正直、大人でもちゃんと身につけている人は少ないですよね。
子供と一緒に大人も学んで、家族みんなで健康になりましょう!
出張シェフが食育に向いている理由とは?
食育は基本的に、毎日の食事や給食を通して行われる部分が大きいです。しかし、たまには普段は見れない世界を見せてあげるのも大切!
出張シェフだからこそできることが、たくさんあるんです。
シェフと直接話ができる、目の前で技が見られる
シェフをはじめとした、食に関する仕事を実際に見せるのも立派な食育です。
普通のレストランでは厨房から出てこないシェフの姿を間近で見られる、気軽に話しかける機会はとても貴重です。
特に料理人やケーキ屋さんなど、食に関する仕事に憧れをもつお子さんなら大喜びしてくれるでしょう。
プロクオリティの料理が体験できる
「騒いでしまうから、ちゃんとしたレストランには連れていけない」「物心ついていない時に連れていっても、もったいない」などの理由で格式高いレストランに行く機会が少ない子どもたち。
プロのシェフが作る繊細な盛りつけや味わいのお料理は、今まで見てきたどの料理とも異なるはずです。食事を大切にする気持ちや、繊細な味覚を育てる良い機会になるでしょう。
マナーが変でも大丈夫
普通のレストランではテーブルマナーが変だと恥ずかしい思いをすることがありますが、自宅にシェフを招く出張シェフなら大丈夫。
ある程度の格式はありつつも、人目がないので恥ずかしい思いをすることはありません。テーブルマナーのいい練習になります。
年齢別に出張シェフで学べること
食育とひとくちにいっても、子どもの発育度合いによって学べることは異なります。それぞれの年代における食育の例を紹介します。
0〜2歳(離乳食を卒業するまで)
残念ながら、シェフの料理はまだ食べられない乳幼児。家族以外の人と接するのに慣れるところから始めましょう。
家族が楽しそうに食事をする目にすることで、食への興味がでてくるかもしれません。
産後で家で安静にしていたり、小さいお子さんのお世話で大変なお母さんの息抜きとしても出張シェフの利用がおすすめな時期です。
2歳〜5歳(お子様プレートに挑戦できる年齢)
離乳食を卒業し、お子様プレートに少しずつ挑戦できるようになる年齢です。
物心つかない年代で、美味しいものを食べても記憶には残らないかもしれませんが、新しい味をいろいろ体験させてあげましょう。食べ物の好き嫌いをなくすことにもつながります。
出張シェフなら人目を気にしなくて良いので、お子さんがいきなり大声で泣き出しても、パスタをわしづかみにしたり、お皿をペロペロなめてしまっても大丈夫。シェフも温かく見守ってくれます。
小学生〜
物心もつき、家庭料理とは異なるプロの味に驚いたり喜んだりしてくれる年齢です。
シェフの手による美しい盛り付けや、繊細な味わいの料理なら、普段は手をつけない苦手な食材も喜んで食べてくれるかもしれません。
テーブルマナーを学んだり、シェフの技を目の前で見ることで職業体験のような役割も担えるでしょう。
シェフによってはその日の野菜や産地なども教えてくれるので、食材について考える機会にもつながります。
出張シェフは食育にもおすすめ
子どもが将来、自分の力で豊かな食生活を形作っていくために欠かせない食育。もちろん食育の基礎は家庭や給食で築かれるものですが、特別なハレの日の料理に触れさせてあげるのも、思い出に残る大切な機会になるでしょう。
シェフと直接雑談ができたり、人目を避けた状態で格式高いお料理がいただけたりと、普通のレストランとは異なる特徴をもつ出張シェフ。ぜひ食育に取り入れてみてください。