ご飯を食べる場所によって、デートや初デートの楽しさ・満足度が変わり、相手に対する印象まで左右されます。好意を持っている相手との初デートや、付き合ってから初めてのデートでは、ご飯を食べる場所選びが大切なのはもちろん、注意しておくべきマナーなどもあります。
この記事では、初デートでご飯・ランチを食べる場所の選び方や予算感、おすすめの飲食店のジャンルや、マナーに関する注意点などを紹介します。
目次
初デートのご飯でおさえておくべきポイント
初デートのご飯は、ランチかディナーか、どのようなお店が良いのかなど悩むことや、決めなければならないことが多いです。付き合いが長くなればツーカーで分かり合える部分も出てきますが、初めのうちはしっかりと情報をやりとりして、ミスのないようにしておく必要があります。
初デートの食事 場所は男性・女性どちらが選ぶ?
初デートでご飯を食べる場所は、「どちらが決めなければならない」というルールはないものの、一般的には男性が女性の好みを聞いて店を調べたり予約したりすることが多いようです。
女性の多くは「男性に引っ張ってほしい」と考えているため、初デートの約束とお店選び、予約までスマートに行える男性に悪い印象を抱くことはないでしょう。
ですが、ここで注意しておきたいのは、男性のサプライズ願望。何も知らせずにおしゃれな店や高級な店に連れていったり、意外性のあるお店選びをしたりして、とにかく女性を良い意味で驚かせたいと考える男性が多いのは事実。
もちろんその気持ちは買いますが、そうであっても、ある程度は女性の希望を事前に確認しておくことと無難です。普段着の彼女をいきなり格式の高いレストランに連れていって恥をかかせるようなこともそれで防げます。
「何食べたい?」「どういう店が好き?」
などの質問に答えることで、女性にも心構えができますので、TPOにあった服装で颯爽と登場して、「ステキなお店を知ってるね〜」と、男性のサプライズ願望もしっかり満たしてくれることでしょう。
予算は年齢に合わせて決める
初デートのご飯を食べる際、予算はどのくらいに設定すれば良いのか悩むことも多いでしょう。高級なお店は気取りすぎていてリラックスできないという人がいる一方、リーズナブルが売りの店では気分が乗らないという人もいます。
年齢や収入に見合ったお店を選ぶことが、初デートの食事が成功するかどうかの鍵をにぎっている、といってまちがいないでしょう。
収入や時間帯などによっても変わりますが、一般的に、例えば、20代の場合は1人3,000円前後を目安と考えると良いでしょう。社会人になったばかりの人も多く、初デートで奮発したい気持ちもわかりますが、負担にならない身の丈にあった金額感のお店を選び、金銭感覚が狂っていないことをアピールすることも大切になります。
当然、30代や40代になれば、相応のお店を選んだ方が違和感を生じずに済むでしょう。
初デートは何時からはじめる?
初デートで夜ごはんを食べに行く場合、地域にもよりますが、待ち合わせをする時間は18時~20時が一般的です。休みの日の食事であればランチがおすすめですが、平日の仕事帰りにご飯を食べる方が気軽にデートを楽しめるというメリットがあります。
仕事帰りで疲れてお腹も空いているのに、席はまったく空いておらず、飲食店を回ったり列に並んだりといったことがないよう、事前の予約は必須です。
初デートの食事におすすめの飲食店のジャンル
デートのご飯は自分が好きなジャンルでも良いですが、初デートの場合には普段の食事よりも雰囲気や食べやすさなどを意識する必要があります。
落ち着いた雰囲気の居酒屋
男性、女性のどちらかがアルコールを飲めない場合を除き、お酒を飲める居酒屋はおすすめです。お酒が入ると会話も弾みやすくなりますし、2人の距離もぐっと縮まります。居酒屋にもいくつかジャンルがありますが、リーズナブルな大衆居酒屋ではなく、個室がある居酒屋や、照明が暗く落ち着いた雰囲気のおしゃれな居酒屋を選びましょう。
カフェレストラン
おしゃれなカフェは、飲み物だけではなく食事にもこだわっているところが多く、スイーツの種類も豊富で女性のテンションが上がりやすくなります。ランチセットで手頃な値段で魅力的なメニューを用意していることも多く、休日のランチデートにおすすめです。
ただし、カフェによっては食事メニューにまったく力を入れていないところもあるため、事前調査はしっかりしておきましょう。空腹時のスイーツはいくら食べても食欲が満たされず、「塩っからいラーメン食いてー」となってしまいがちなので注意が必要です。
イタリアン
イタリアンは、ピザやパスタなどおなじみの料理が多く、フランス料理と比較して気取らずに食事ができるのでおすすめです。「イタリアンは苦手」という人はあまりいないので選びやすいジャンルといえるでしょう。
初デートでご飯を食べる際の注意点
初デートでご飯を食べる際には、最低限おさえておきたいマナーが2点あります。
食事の基本マナーを守る
咀嚼中は口を開けない、食器の音を立てない、といった基本のマナーはしっかり守りましょう。食べている途中に話したくなっても、口の中のものがなくなるまで待ちましょう。
初デートの場合は食事中にスマートフォンを使いすぎないことや、箸やフォーク、ナイフを正しく使うことも大切です。どれほど会話が盛り上がって楽しいデートになっても、食事中の相手のマナーで不快感を持ってしまうとなかなかリカバリーできません。
店員への態度にも注意
メニューを決める時や食事を運んできてくれた時、店員には笑顔で丁寧に接するようにしましょう。アンケート結果などを見ると、デート中の相手の店員に対する態度に興ざめした、という意見が結構多いことがわかります。
客⇄店員という立場を良いことにマウントを取るような人は、結婚してもモラハラパワハラがすごそうだとネガティブな印象をもたれてしまいがちです。
ただし、店員の態度が悪かったり、あきらかに店側に非があるような不手際があった場合には、不満の意をはっきりと伝えることを恐れてはいけません。
初デートのご飯は雰囲気やマナーを守ることが大切
初デートはお互いに緊張するものですが、それだけに特別な思い出になるもの、したいものです。予算感を間違えず、相手の意向を聞いてからお店選びや予約をし、店内では相手を不快にさせないよう基本的なマナーを守る。その点さえ気をつけておけば、あとはおいしい食事に舌鼓を打ちながら、お互いの知らないことを会話で少しずつほぐしていく、楽しいステキな時間をぜひお過ごしください。
初デートでは難しいかもしれませんが、デートの食事を自宅でリラックスしてしたい時には、プロのシェフが食材持参であらわれ、目の前で料理を作ってくれる出張シェフサービス「シェフくる」のご利用がおすすめです。
初デートの記念日などに、あの日のことを思い出しながら自宅でプロの料理を味わい、順調に親しくなってきている自分たちの気持ちを確かめ合うというのもステキな記念日の過ごし方かもしれませんね。