夏バテや暑さが原因で食欲がなくなったときには、身体を冷やす食べ物を使ったメニューがおすすめです。しかし、冷たいだけの料理ではなく、肉・魚・野菜など栄養バランスも考慮しなければなりません。
そこで、暑い日に食べるものとしておすすめの食材や、手軽に作れるレシピを紹紹介します。
暑い日に食べるものは?おすすめの食材
暑い日に食べるものは、旬の野菜やフルーツがおすすめです。夏におすすめの食材から紹介します。
夏野菜で身体を冷やす
夏が旬の野菜は身体を冷やす働きがあるため、暑い日に食べるものとしておすすめです。
きゅうり
トマト
ゴーヤ
なす
オクラ
ズッキーニ
モロヘイヤ
さらに、夏野菜はカリウムや水分が多く含まれています。汗をかきやすく水分不足になりやすいため、夏野菜を食べることによって水分補給にもつながります。また、カリウムは体内の水分バランスを整える作用があり、脱水を防ぐ効果も期待できるでしょう。
夏に旬を迎えるフルーツもおすすめ
夏野菜だけではなく、フルーツにも身体を冷やす作用があります。
スイカ
メロン
マンゴー
梨
キウイ
定番フルーツのスイカ、マンゴーのほか、夏に販売されることが多い海外産のキウイは、身体を冷やす作用が期待できます。いずれのフルーツにも水分が多く含まれており、水分不足を防げるでしょう。夏は寝ている間に多くの汗をかくため、起きたときに脱水症状になっていることがあります。
朝は食欲がないという方でも、水や麦茶と一緒にフルーツを食べると、ビタミンや水分補給ができることがメリットです。
暑い季節はエネルギー不足に注意点
暑い日に食欲がなく、素麺やそば、パンなど炭水化物のみの食事で済ませてしまう方も多いのではない暑さでしょうか。しかし、栄養が偏るとエネルギー不足になり、身体のだるさが悪化します。
疲れやすくなると暑い季節を乗りきれず夏バテが悪化するため、暑い日に食べるものとして紹介した夏野菜や旬のフルーツを食事に取り入れて栄養バランスを意識しましょう。
身体の冷やしすぎにも注意点
暑い日に食べるもので、身体を冷やす方法は有効です。しかし、冷たいドリンクを飲み過ぎないように注意しましょう。
アルコールやジュース、氷をたくさん入れたお茶などを飲み過ぎると胃腸の働きが低下するため、より食欲がなくなります。エアコンで冷えた屋内で冷たいドリンクを飲みすぎないように、適度に水分補給をしましょう。
暑い日におすすめ!食欲がなくても食べやすいメニュー
食欲がない日には、冷たい料理がおすすめです。ほかにも、さっぱりとした味の料理や、栄養価が高めのレシピを紹介します。
梅とささみの冷やし中華
冷やし中華に輪切りしたレモンと梅をのせて、さっぱりと仕上げた冷やし中華です。鶏のささみは、電子レンジで加熱すると時短になります。香りが良く爽やかな味わいで、暑い日でも食べやすいでしょう。
キムチたっぷり冷麺
キムチを付属のタレに混ぜると、辛さとコクがアップします。野菜のシャキシャキとした歯ごたえがポイントで、茹でた豚肉をのせると栄養価も高くなり、夏バテにも効果が期待できます。
肉味噌とパクチーの冷やし麺
パクチーが好きな方におすすめの、エスニック風の冷やし麺です。肉味噌は豆板醤を使ってピリ辛の味付けにすると、パクチーの独特の香りとマッチします。肉味噌はたくさん作って、冷凍しておいても良いでしょう。
野菜たっぷりチャンプルー
夏野菜と豚肉をたくさん使った、ボリュームのあるチャンプルーです。暑い日でも食べやすいよう、塩コショウや醤油などシンプルな味付けにしましょう。卵はさっと炒めて、ふんわり仕上げることがコツです。
ねぎ塩レモンとチキンソテー
鶏もも肉に、レモンとねぎ、塩を混ぜたタレ、輪切りのレモンを乗せたおかずメニューです。鶏もも肉は砂糖とお酒を揉み込むことで、柔らかくふっくらとした食感になります。
レモンでさっぱり仕上げるため、食欲がない日でも食べやすいでしょう。
ズッキーニのマリネ
夏野菜を使った、おつまみレシピです。ズッキーニをメインに、夏野菜を食べやすい大きさに切って炒め、マリネ液と絡めるだけで簡単に完成します。ツナ缶やヤングコーンなども良いでしょう。マリネ液がしっかり絡むよう、炒めた野菜が熱いうちに絡めることがコツです。
モロヘイヤのガパオライス
モロヘイヤは、ベータカロテンやカルシウムなどが非常に豊富に含まれています。さらに、夏バテ予防に効果が期待できるビタミンB群、ビタミンC、鉄分が含まれていることもメリットです。茹でないで炒めると癖や粘りが緩和され、食べやすくなるでしょう。炒める際に唐辛子を入れて入れることで、ガパオライス風になります。
長芋とマグロのサラダ
長芋には、鉄分、カルシウム、カリウム、ビタミンBが多く含まれており、お米のデンプンの消化を促す効果も期待できます。そのため、暑さで疲れを感じやすい夏におすすめです。魚は刺身用として販売されているマグロを使うと、簡単に調理できます。
冷やしおでん
暑い時期には、出汁が香る冷やしおでんがおすすめです。夏野菜は短時間で加熱できるものが多いため、冷ます間に出汁が染み込み、時短調理できることもメリットです。夏野菜や卵、手羽元なども入れてボリュームを出しましょう。
魚介とオクラのサラダ
茹でたタコとオクラを刻んで、レタスや好みの野菜と混ぜるだけで作るサラダです。ポン酢とオリーブオイルを混ぜたドレッシングで、さっぱりといただきましょう。
うな丼
夏バテ予防に効果が期待できるうなぎは。ビタミンが多く含まれています。汗をかく季節はビタミンB1が不足しやすいため、うなぎで摂取しましょう。
うなぎを自宅でさばくのは難しいため、スーパーでうなぎを買ってきてご飯に乗せて作ります。お吸い物や七味、山椒、柚子胡椒などの調味料も用意すれば、豪華な食卓になるでしょう。
大葉とレモンの蒸し鶏
鶏肉は低カロリーでタンパク質が多く含まれているため、栄養バランスが良い一品です。おかずにしても良いですが、豆腐やレタスの上に乗せるのもおすすめです。
なすと豚肉のトマト炒め
夏野菜のなかでも、トマトは色が鮮やかで食欲増進効果が期待できます。フライパンで炒めても良いですは、電子レンジで温めるだけでも簡単に作れるため、料理をするのが面倒なときにもおすすめです。
暑い日に食べるものは旬の食材!簡単アレンジで食事を摂ろう
暑いときは食欲がなくなる方が多いですが、栄養を摂らなければ夏バテや食欲不振が悪化します。暑い日に食べるものとしておすすめなのは、身体を冷やせる食材、夏に失われがちな栄養素を摂取できる食材です。食欲がわかないときでも美味しく食べられるように、食材を自分好みにアレンジしてみましょう。
夏場の外出を控えているものの、レストランで食べるような料理を楽しみたいときにはシェフくるがおすすめです。シェフがおすすめの食材を使った料理を作り、提供から後片付けまで行います。特別な日はもちろん、普段使いをする方も多いため、気軽にご利用ください。