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チーズの種類は何種類ある?
歴史ある食材の一つ「チーズ」は、なんと紀元前3500年頃に誕生しました。
多くの文化や地域で愛されてきたチーズは、その風味や食感、作り方によって無数の種類に分類されます。
実は、チーズの種類の数は正確には分かっていません。
世界中のチーズの種類を数えれば、その種類は数千にものぼると言われており、数えることは困難です。
チーズをよく食べるフランスでは400種類以上のチーズがあるように、それぞれの地域や文化が持つチーズの種類は、想像以上に多いということですね。
例えば…
イタリア・・・モッツァレラチーズ
スイス ・・・エメンタールチーズ
ギリシャ・・・フェタチーズ
のように、各国を代表するチーズは、その土地の気候や文化に根付いています。
チーズは、使用する乳の種類、熟成方法、製造過程など、それぞれに違った特徴を持ちます。
つまり、チーズの製造には無数の組み合わせがあることからも、その種類の多さがうかがえますよね。
多様な使い方ができるチーズは、さまざまな料理や食文化で親しまれています。
今回は、チーズの種類や特徴、美味しい食べ方に注目して紹介していきます。
チーズの分類と特徴
チーズの種類は数えきれないほどあるとお伝えしましたが、大きく分類すると「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類に分類されます。
つまり、全てのチーズは、このどちらかに分類されるということです。
それぞれの特徴を解説します。
ナチュラルチーズ
乳を原料としたチーズで、乳酸菌や酵素の力で乳を固め、そこからホエーを抜いたものがナチュラルチーズです。
乳酸菌や酵素が働き続けるので、風味が少しずつ変化していくのが特徴です。
白カビのチーズ、青カビのチーズ、フレッシュチーズなどもナチュラルチーズに分類されます。
プロセスチーズ
ナチュラルチーズを粉砕して、乳化剤を加えて溶かし、乳化してから形成したチーズです。
つまり、プロセスチーズの原料は、ナチュラルチーズということです。
加熱しているので、保存性が高く風味も一定です。
家庭でよく使われるスライスチーズやベビーチーズなどは、プロセスチーズに分類されます。
人気のチーズ10選
チーズの種類とその味わいは深く、多彩です。
たくさんのチーズの中から特に愛されている人気のチーズをピックアップしました。
カマンベールチーズ
フランスのチーズで、表面の白カビが特徴的です。
サラダやパンとの相性もいいですが、特にお酒との相性が良く、ビールやワインのおつまみとしても人気です。
モッツアレラチーズ
イタリア産のチーズで、歯ごたえある弾力が特徴的です。
味はクセがなく、そのまま食べても美味しいため、日本でも人気があります。
マスカルポーネチーズ
「マスカルポーネチーズ」は、イタリア原産のクリームチーズです。
酸味、塩味が少なく、お菓子や料理の材料としてよく使われています。
ティラミスに使用されているチーズとして有名です。
クリームチーズ
生クリームと牛乳の混合物を発酵させたクリームチーズは、酸味が穏やかで、バターのような味わいが特徴です。
サラダやスモークサーモンなどとも相性が良いですが、パンやクラッカーに乗せておやつ感覚で食べるのも美味しいです。
パルミジャーノチーズ
イタリアを代表するチーズで、長い熟成期間が生み出す独特の食感も特徴です。
目の前で削ってかけてくれるパスタのお店もあり、日本でもよく食べられるようになってきました。
チェダーチーズ
イングランドが発祥の地のチェダーチーズは、今や世界的に有名なチーズの一つです。
濃厚な味わいで、そのままおやつとしても食べられる手軽さも魅力です。
サラダにもよく合いますが、サンドウィッチやハンバーガーとの相性も抜群です。
リコッタチーズ
南イタリアで作られるチーズで、ホエーを煮詰めて作っています。
簡単に作ることができるので、家庭で作れるチーズとしても人気です。
淡白でまろやかな味なので、色々な料理によく合います。
ゴルゴンゾーラチーズ
イタリアの有名なブルーチーズです。匂いも味もクセが強いので、苦手だと感じる人も多いかもしれませんが、好きな人にはたまらない美味しさです。
最近は、ブルーチーズが苦手な人でも食べやすいゴルゴンゾーラチーズも販売しています。
カッテージチーズ
オランダ原産のフレッシュチーズです。
水分が多い熟成していないチーズで、さわやかな風味が特徴です。
低カロリー、高タンパクで、世界最古のチーズの一つと言われています。
ラクレットチーズ
フランスパンやベーコンにかけて食べるとろけるチーズです。
溶けたチーズを食材にかける過程が、目にも楽しい、チーズ好きが憧れるチーズです。
チーズの美味しい食べ方
チーズの種類によって、さまざまな食べ方や合わせ方が楽しめますが、中でも人気の食べ方を紹介します。
チーズをさらにおいしく楽しむための参考にしてください。
ワインとのペアリング
古くから愛されているチーズとワインの組み合わせは、多種多様な味わいを感じることができます。
自分好みのペアリングを見つけながら、優雅にチーズを楽しめます。
フルーツとチーズ
甘味や酸味のあるフルーツもチーズとの相性が良く、カマンベールチーズとリンゴ、ブルーチーズとはちみつ漬けしたフルーツがおすすめの組み合わせです。
パンとチーズ
バゲットやクラッカーとチーズも王道の組み合わせです。
とろけるチーズをのせて焼くだけでも美味しいですが、クラレットチーズを贅沢にかけて食べるパンは絶品です。
サラダのトッピング
日本でも、サラダにチーズをトッピングするのが定番になりつつありますが、モッツァレラチーズやクリームチーズのようなシンプルな味のチーズは、ドレッシングとよく合います。
ピザやパスタ
マルゲリータピザにトッピングしたモッツァレラチーズや、パルミジャーノをたっぷりかけたカルボナーラのように、チーズが主役級の存在感をもつ料理も美味しいですね。
また、さまざまな種類のチーズを一度に楽しめるチーズボードもおすすめです。
お皿に乗せるだけで、パーティーメニューとしても喜ばれます。
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子供から大人まで、大人気のチーズは各国の料理に使われています。
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