大晦日はどうやって過ごす?やってはいけないことを紹介

2023.11.21

お餅つき

大晦日の過ごし方とは?

大晦日は、一年の締めくくりの日でもあり、新たな一年を迎える前日という特別な日ですよね。

この日は、日本だけでなく世界中で、さまざまな伝統とともに祝われる一日ですが、日本では、除夜の鐘とともに、過去を洗い流し、新しい年を迎える瞬間を、自宅で家族と過ごす方や友人と集まって過ごす方も多いです。

おめでたい一日として、楽しい気持ちで迎える大晦日ですが、実は古くから伝わる「やってはいけないこと」があります。

時代の流れとともに、伝統や言い伝えにこだわらずに、自分の好きなスタイルで大晦日を過ごす方も増えてきましたが、一年の終わりを意味深く、新しい年を明るいスタートにするために、大晦日にやってはいけないこと、やっておくべきことを知って、実践してみませんか?

大晦日にやってはいけないこと【食事編】

大晦日といえば、おせち料理や年越しそば、他にも鍋料理やオードブルなど、それぞれの家庭で食事を楽しむのが醍醐味でもありますよね。

しかし、大晦日にやってはいけないこととして言い伝えられることには、食事に関することがたくさんあります。
大晦日にやってはいけない食事の言い伝えをいくつか紹介していきます。

餅つき

お正月と言えば、鏡餅やお雑煮など、お餅を食べる文化がありますが、大晦日の日についたお餅は「一夜餅」といって、葬儀の時の「一夜飾り」を連想させるため、縁起が悪いとされています。

ちなみに、29日にお餅をつくのも「二重苦」と呼ばれ、縁起が悪いといわれています。
そのため、お正月のお餅は29日と大晦日を除いた日につくのが、現代にも伝わる風習です。

煮物料理

煮物料理は、灰汁(あく)が出ますよね。大晦日に灰汁(あく)が出る煮物を作ると「悪」を連想させてしまうので、避けた方が良いとされています。

煮物だけでなく、アクが出る汁ものを避ける文化風習もありますが、大晦日には年越しそばを作るので、最近は気にせず煮物や汁ものを作る家庭も増えています。

キッチンで火を使う

大晦日に長時間にわたってキッチンで火を使うと、火の神様が休めないという言い伝えがあります。

大晦日に時間をかけておせち料理を作るのは、火の神様に失礼とされるため、年末年始の料理は、30日までに準備しておくといいといわれています。

大晦日にやってはいけないこと【行動編】

大晦日には、食事以外にも「やってはいけない」と言い伝えられる行動がいくつかあります。
大晦日を有意義に過ごし、気持ちよく新年を迎えるためにも、大晦日にやってはいけない行動も知っておきましょう。

正月飾りを飾る

門松、しめ縄、鏡餅などの正月飾りは、年神様を迎えるためのものなので、大晦日にバタバタと準備をするのは失礼だとされています。

お餅つきと同じで、29日は縁起が悪いとされているので、正月飾りは28日までに飾るようにしましょう。

大掃除

大晦日に忙しく動き回っていると、年神様が家に入れなくなると言われています。
年末には気合を入れて大掃除をする家庭も多いかもしれませんが、30日までに終わらせておくようにしましょう。
大晦日は、簡単な掃除で済ませるようにして、穏やかに年神様をお迎えしたいですね。

ちなみに、元旦に大掃除をするのも、せっかく招いた年神様が掃き出されるため、やってはいけないと言われています。

早く寝る

新年を迎える大晦日の夜は、夜ふかしをする方も多いですよね。
大晦日に早く寝てはいけないと言われるのは、年神様を寝ないで迎え入れる「年籠り」という習わしがあったからです。

年神様を迎え入れる大晦日の夜に早く寝てしまうと、生命力が衰えると考えられていました。
現代では「大晦日に早く寝ると、シワや白髪が増える」という言い伝えが残っています。

新年を迎えるまでにやり終えておくべきこと

大晦日は、年神様を迎える準備のために、古くから守られてきた「やってはいけないこと」の他にも、新年を迎えるまでに、やり終えておくべきこともあります。

素晴らしい新年を迎えるために、大晦日に「やり終えておくべきこと」についても知っておきましょう。

年越しそばは大晦日に食べきる

一年の厄を断ち切るという意味が込められている年越しそばは、新年に持ち越さないように食べるようにしましょう。

夕食の時や、夜が深まる22~23時頃など、家庭によって食べるタイミングは様々ですが、食べている途中に新年を迎えてしまわないように注意しておきたいですね。

お風呂も年をまたがない

大晦日に入るお風呂は「年の湯」といって、厄落としになります。
昔は、一年のけがれを洗い流すと考えられ、大晦日の入浴は特別なものだと考えられていました。

そのため、年が明けてお風呂に入ると、福を洗い流してしまうと考えられていたため、現代でも、新年を迎える瞬間には、お風呂に入らないように、気を付けるといった風習が残っています。

大晦日に家族で囲む特別な食卓

年末になると、クリスマスや大晦日、お正月など、家族や友人が集まって食事をする機会が増えますよね。

大勢で集まって囲む食卓には、温かい家庭料理やデリバリーを利用した料理が定番です。
美味しい料理を食べながらのコミュニケーションは、より一層盛り上がりますよね。

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「小さな子供がいて、レストランでゆっくり食事ができない…」
「高齢の家族がいるから、遠いところまで外食に行くのは難しい…」
「美味しいもの食べて、そのまま自宅でゆっくりくつろぎたい!」

など、外食より自宅での食事を選びたい人に最適です。
また、年末のイベント時に、家族や友人へのサプライズとしてご利用いただくのもおすすめですよ。

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イベントやお祝いの時にはもちろん、普段の食事やカジュアルな女子会などでもご利用いただけます。

ネットから簡単に予約ができて、在籍するシェフや料理のメニューも見ることができるので、是非一度チェックしてみてください。

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