還暦のお祝いにおすすめのプレゼントは?還暦の風習や由来も解説

2021.06.07

還暦は、人生の節目です。
まもなく還暦を迎えるご両親には、ぜひお祝いをしてあげましょう。

しかし「還暦」という言葉はよく耳にしても、具体的に何歳のことを指すのかは意外に知られていません。
還暦について詳しく知り、節目に合ったプレゼントを選べば、きっととても喜ばれることでしょう!

還暦とは何歳のこと?

還暦とは、60歳を迎えるお祝いです。

高齢化社会の現在は、「60歳まで生きる」ということは特に珍しい話ではないでしょう。
しかし戦前まで、日本人の平均寿命は40代。さらに時代をさかのぼると、鎌倉時代では20代、古墳時代は10代が一般的な寿命でした。
そのため60歳まで生きたという事実は、少し前まで、とても貴重でおめでたいこととされていたのです。

ちなみに120歳は「大還暦」と呼ばれています。
2度目の還暦を元気に迎えられるよう、まずは1度目の還暦を盛大にお祝いしてあげてくださいね。

「還暦」に込められた意味とは

還暦という漢字を紐解くと、暦(こよみ)が還る(かえる)と表記されています。
この意味を知るために、十二支から説明していきましょう。

十二支とは、【甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」 という10種類の「干(かん)」と、「子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)】のこと。

十二支はわりと馴染みがあると思いますが、暦を数えるうえで、正確には【甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸】の10種類の「十干」も合わせて使います。
具体的には、「乙寅(きのととら)」「丙申(ひのえさる)」……という感じです。

「十二支」と「十干」の組み合わせは、トータル60通り。
つまり生まれたときの組み合わせに戻るタイミングは、生まれてちょうど60年目ということです。

このように「十二支と十干が60年で一周して、元の暦に還る」ということから、『還暦』の呼び名がつけられたといわれています。
還暦を迎えるということは、長生きの証。暦の一周を祝い、お祝いの言葉やプレゼントを用意してあげましょう。

覚えておきたい!還暦の風習

還暦祝いに「赤いものを身に付ける」という風習は、多くの地域で定着しています。

昔、赤ちゃんの産着は赤色でした。赤い色には魔よけ効果があるとされていたので、赤ちゃんの健やかな成長を願って、魔よけの「赤」を身に付けさせていたのです。

還暦では、生まれた年の干支・十干に戻ります。
そのため、「生まれたときに着ていた『赤』をもう一度身に付けよう」と、還暦を迎える方は赤いものを身に付けるのが一般的なのです。

有名なのは、ちゃんちゃんこ。高齢の方でもサッと身に付けられるうえ、還暦を迎えた後も普段着として活用できます。
その他、頭巾や座布団、扇子などもよく使われていますよ。

還暦祝いにおすすめのプレゼントとは?

還暦祝いのプレゼントに、特に決まりはありません。
ただ、「還暦祝いには『赤』を身に付ける」という風習にちなんで、赤いものをプレゼントすると記念になるでしょう。

ひとつ注意点として、プレゼント選びの際は、あまり高齢者扱いするような品物は避けたほうが無難です。
還暦は長寿の証ですが、ひと昔前とは異なり、現在は60歳という年齢はまだまだ人生の途中。働き盛りで、仕事に趣味に精を出している方も多いでしょう。
「いつもお疲れ様」「これからも頑張ってね」など感謝の言葉と共に、生活に馴染んだ品物を贈るのがおすすめですよ。

還暦祝いにおすすめのプレゼント1:赤いちゃんちゃんこ

還暦祝いのアイテムとして、昔から馴染み深いのが「ちゃんちゃんこ」。
記念品としてはもちろん、袖口が太いため脱き着がラクなのもポイントです。

最近では、白色の扇子とセットで売られていることも珍しくありません。
「紅白」のコーディネートで、お祝い感も演出できますね。

還暦祝いにおすすめのプレゼント2:赤い座布団

還暦を迎える方は、椅子よりも、座布団や座椅子など床に近い場所を好むことが少なくありません。
赤い座布団は、実用性も抜群です。
還暦のお祝いが終わったら、普段の生活で長く使用してもらいましょう。

還暦祝いにおすすめのプレゼント3:赤いタンブラー

ビールなどを好む方には、赤いタンブラーの贈りものはいかがですか?
切子細工などで名前を彫ってもらえば、世界にひとつだけの記念品になります。
仕事終わりの一杯を、きっと格別な味に彩ってくれるでしょう。

還暦祝いにおすすめのプレゼント4:赤い箸

タンブラーや箸などの食器類は、還暦祝いの人気アイテムです。
箔押しの箸を選ぶのも良いですし、名前を彫ってオリジナル箸にするのもおすすめです。

奮発して高価な箸をプレゼントして、長く使ってもらいましょう。

還暦祝いにおすすめのプレゼント5:赤いTシャツ

まだまだ働き盛りの方には、動きやすいTシャツも人気です。
最近では、インターネットショップを中心に、オリジナルデザインのTシャツをつくるサービスが増えています。
普段は言えない感謝の言葉も、Tシャツにプリントして贈ればきっと喜ばれることでしょう。

還暦祝いにおすすめのプレゼント6:出張シェフサービス

モノではなくて特別な体験を贈るなら、出張シェフサービスがおすすめです。

「シェフくる」は、プロのシェフが自宅にうかがい、目の前で調理をします。
メニューはすべてシェフが考案。食材もすべて持参するので、何も用意するものはありません。
還暦という大切な節目だからこそ、家族皆で特別な体験を共有しませんか?

まとめ

還暦とは60歳のことで、生まれたときからちょうど暦が一周する日でもあります。
少し前まで、60歳は長寿の証でした。しかし現在では60歳はまだまだ働き盛り。「人生これから!」と元気に過ごしている方も多いでしょう。

還暦祝いには、お祝いの言葉と共に、ぜひ「赤」を取り入れたプレゼントを贈ってください。
あるいは、「シェフくる」で非日常体験をプレゼントするのもおすすめです。
還暦祝い、家族の誕生日祝い、孫の入学祝い……など、「シェフくる」はあらゆるシーンで利用されています。特別な日だけではなく、日常のリフレッシュにもぜひご活用くださいね。

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