3月14日のホワイトデーには、バレンタインデーにプレゼントをくれた相手にお返しをする日です。ホワイトデーにお返しをする場合、お手頃な価格や無難な物を購入しているという方も多いのではないでしょうか。しかし、ホワイトデーのお返しにはマナーがあり、お返しする物によって相手へのメッセージや意味も異なります。
そこで、ホワイトデーのお返しでプレゼントする物の意味を紹介します。また、2022年のホワイトデーはいつなのか、ホワイトデーの由来についても合わせてチェックしましょう。
目次
2021年のホワイトデーはいつ?
ホワイトデーは、バレンタインデーから1ヶ月後の3月14日であり、2022年のホワイトデーは月曜日です。そのため、会社や学校があるというケースが一般的でしょう。夫婦や恋人同士でスケジュールが合えば、ホワイトデーのディナーをするのがおすすめです。
名前の由来は?「ホワイトデー」と言われる理由
「ホワイトデー」という名前の意味には、バレンタインデーのお返しとしてキャンディやマシュマロといった砂糖を使ったお菓子が多かったためだという説があります。
砂糖が白いという理由から、ホワイトデーという名前がついたといわれているのです。他にも、清純・純愛などホワイトからイメージできるワードが由来になったという説もあります。
ホワイトデーの文化があるのはアジア圏のみ
ホワイトデーは、日本発祥の行事であり、日本をはじめ一部のアジア圏のみの文化です。ホワイトデーは日本に影響を受けた韓国や中国といった国のみで行われており、お返しする物は国ごとに違いがあります。例えば、韓国はカゴにプレゼントやフルーツ、お菓子を入れてラッピングしてお返しをすることが一般的です。
ホワイトデーは、バレンタインデーが定番のイベントになり始めた1990年代に定着しました。日本では、プレゼントをもらった相手にお返しをするという文化や風習があり、バレンタインデーにチョコレートをプレゼントされた男性は1ヶ月後にお返しとしてプレゼントを渡したことがきっかけで広まったといわれています。
加えて、製菓会社もイベントやキャンペーンを行うようになり、ホワイトデーが定番のイベントになったのです。また、小さなお菓子屋さんがホワイトデーというイベントを始めたという話や、全国飴菓子工業組合がホワイトデーを3月14日に決めたなど、諸説あります。
ホワイトデーのお返しを選ぶポイント
ホワイトデーは、プレゼントをもらったらお礼にお返しをするという日本の文化が発祥だといわれています。そのため、ホワイトデー当日もしくはホワイトデーの週にお返しを渡すことがマナーです。ホワイトデーのお返しには、バレンタインデーにチョコレートやプレゼントをくれた相手との関係性や、自分から相手に対する気持ちなどを加味して選びましょう。
カップルであれば花束やジュエリー、相手が欲しがっている物や好きな物などを渡します。義理チョコを貰った場合には、消費しやすいものをお返しすることが重要です。物として残らないよう使用したり食べたりして消費できる物を送ると、気軽に受け取ってもらえるでしょう。
ホワイトデーのお返しはいくらの物を準備する?
ホワイトデーのお返しに渡す物は、バレンタインデーに貰ったプレゼントの「3倍ほどの値段の物を準備する」といわれていた時代もありました。しかし、近年ではバレンタインに職場や友達同士でチョコレートお気軽に渡すことが多いため、3倍の値段がする物をお返しすると相手が引いてしまうこともあるでしょう。ホワイトデーのお返しをする相手が気軽に受け取れるような値段の物を準備することがポイントです。
ただし、本命の相手には自分の気持ちが伝わるような物をお返ししましょう。値段が高い商品をお返しする方法も良いですが、おしゃれなレストランで食事をしたり夜景を見に行ったりなど、記憶に残るようなデートをする方法もおすすめです。
ホワイトデーのお返しで渡すお菓子の意味
ホワイトデーのお返しにお菓子を渡すことが多いですが、お菓子の種類によって相手へのメッセージ・お返しの意味が異なるため注意が必要です。
そこで、ホワイトデーのお返しで選ばれることが多いお菓子の意味を紹介します。本命の相手に正しく自分の気持ちが伝わるように、お返しを選ぶ際の参考にしましょう。
マシュマロ
マシュマロは「嫌い」という意味があります。マシュマロの意味が「嫌い」になった理由には様々な説があるものの、マシュマロは食べるとすぐに溶けることから、「すぐに忘れたい」「関係が長続きしない」といった意味が連想でき、「嫌い」という意味になったとされています。また、マシュマロは柔らかいことから「やんわり断る」という意味もあります。
マシュマロの意味を知っている女性が受け取ると、ショックを受ける可能性があります。本命の相手にホワイトデーのお返しとしては、マシュマロは渡さないほうが無難でしょう。
クッキー
クッキーのお返しは「友達」という意味があるといわれています。クッキーは食感がサクサクしていること、口当たりが軽いことから「サクッとした関係」「さっぱりした仲」「軽い仲」などと連想されることから「友達」という意味があるのです。
さらに、クッキーには様々な種類があることから「たくさんの種類があるなかの1個」という意味があり、「特別な意識はしていない」の意味を持つという説もあります。
また、スーパーやコンビニでも買えるようなお菓子であり、「ホワイトデーのお返しを手軽な物で済ませる=友達」と捉えられ、本命へのお返しではないという考え方をされることもあります。
マカロン
マカロンは、大切な友達、愛している人、大切な同僚、家族など「特別な人」という意味があります。マカロンは、他のお菓子と比較して値段が高いことから、「特別な人に贈るもの」という意味を持つようになったとされています。
クッキーと比較すると値段が高いだけではなく、見た目も高級感があったり可愛らしかったりと、女性が喜ぶお菓子のため、ホワイトデーのお返しにも最適だといえるでしょう。
ホワイトデーには美味しい食事をプレゼントするのもおすすめ
ホワイトデーには、相手が喜ぶ物を渡すのも良いですが、恋人や家族にお返しをするのであれば美味しい食事を用意するのもおすすめです。ロマンチックな空間で美味しい食事をすれば、愛情や日頃の感謝も十分に伝わります。
シェフくるでは、自宅やレンタルスペースなどにシェフが出張し、オリジナルの料理を作ります。おしゃれなレストランで食事をするのも良いですが、ホワイトデーにはいつもとは違う特別な演出をして、気持ちを伝えましょう。