鍋料理は、寒い時期に自宅で食べるご飯や、お店で食べる定番料理です。しかし、鍋料理にはさまざまな種類があり、どのスープにするか、どのような具材を使うか迷ってしまう方もいるでしょう。そこで、人気の鍋をランキング形式で紹介します。
鍋料理を食べたいと考えているものの、どの味にするか迷っている方は参考にしてみてください。
目次
人気の鍋ランキングトップ10
人気の鍋ランキングトップ10は次のとおりです。
1位:重ね鍋
2位:おでん
3位:もつ鍋
4位:キムチ鍋
5位:ちゃんこ鍋
6位:豆乳鍋
7位:味噌鍋
8位:カレー鍋
9位:みぞれ鍋
10位:牡蠣鍋
寒い季節に食べる鍋は、おでんやキムチなど身体が温まる種類がランクインしています。
2022/10/5時点:参照https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/corner/event/nabe/ranking/
人気鍋ランキングトップ10の鍋の特徴と魅力
重ね鍋やみぞれ鍋など、近年SNSを中心に話題になっている種類がランクインしていました。それぞれの鍋の特徴や具材、魅力を紹介します。
第1位:重ね鍋
重ね鍋とは、ミルフィーユ鍋とも呼ばれており、豚バラ肉と白菜を挟んで重ねて作ることが特徴です。過去に放送されていたCMで、白菜と豚バラの重ね鍋を紹介したことで知名度が上がり、人気を集めました。鍋の中に豚肉と白菜を重ねることで、お肉のピンクと白菜の白で彩りが鮮やかに見えます。
さらに、具材はシンプルですが、豚肉と白菜の味が溶け出し、スープは非常に美味しく、雑炊やうどんのシメまで楽しめます。
第2位:おでん
おでんは卵や大根などの具材を大きく切って、長時間煮込むことで具材の奥まで味が染み込みます。食材の味、出汁の味を楽しめる鍋料理です。
また、関東と関西では、おでんの種類が異なります。関東の出汁は鰹節、昆布、みりん、濃口醤油、砂糖などです。甘辛く、味が濃いことが特徴です。具材は、はんぺん、ちくわぶなど練り物が人気です。
一方の関西では、おでんのことを「関東煮」や「関東炊き」と呼ぶこともあります。関東発祥の鍋であることから、「関東」と名前が付けられています。関西のおでんは薄口醤油を使っており、関東のおでんと比べると薄味です。具材は牛筋肉、タコを入れることが多いです。
第3位:もつ鍋
もつ鍋には醤油・味噌味などさまざまな種類があり、具材は同じでもスープの味を変えることで飽きずに楽しめることが魅力です。
近年では、もつ鍋にチーズを入れたアレンジ方法が注目を集めています。チーズアレンジは、もつ出汁の味、チーズのクリーミーさの相性が良く、特に女性から人気です。
第4位:キムチ鍋
韓国発祥のキムチ鍋は、唐辛子を摂取することで身体の中から温まり、寒い時期に食べたくなる鍋です。キムチスープは、イカやエビといった海鮮類のほか、鶏肉や豚肉など、どのような具材でも相性が良いです。
シメにはラーメン、うどんなどを入れて楽しめます。具材だけではなく、シメのバリエーションが多いことも、キムチ鍋が人気の理由だといえるでしょう。
また、シメに粉チーズを入れるのもおすすめです。チーズとキムチの発酵食品同士の相性が良く、辛さがマイルドになります。
第5位:ちゃんこ鍋
ちゃんこ鍋は1回で大量に作れるため、大人数や家族で食事をする際に最適です。お肉、野菜などをたくさん入れるため栄養バランスが良いことも人気の理由だといえます。どのような具材を入れてもスープの味との相性が良く、冷蔵庫に残っている食材を使い切りたいときにもおすすめです。
簡単に調理でき、うどんや白米でシメを作ればボリュームもあり、食べ盛りの子供や男性でも満足できるでしょう。
第6位:豆乳鍋
健康志向の方や女性から豆乳が人気を集めており、鍋やスープに豆乳を使用するレシピが増えています。特に豆乳鍋のスープは、コクとまろやかな味で、和風・洋風どちらにもアレンジできることが魅力です。
例えば、豆乳鍋のスープにキムチを入れてピリ辛の豆乳鍋にする、チーズや卵を入れて濃厚なカルボナーラ風のシメを作るなど、好みの味に変えやすかったり味に飽きたらアレンジできたりします。
第7位:味噌鍋
味噌は大豆でできており、タンパク質が豊富なほか、ミネラルやビタミン、食物繊維、脂質、炭水化物などもバランス良く含まれています。人間が活動する際に不可欠な、必須アミノ酸も含まれた食材です。
味噌を溶かした味噌鍋は野菜をたくさん入れるため、野菜の栄養も摂取しやすいでしょう。きのこやネギのほか、豚肉との相性が良いです。どのような具材でも活用できる点が、味噌鍋の魅力だといえるでしょう。
第8位:カレー鍋
カレー鍋は、市販されているスープを使うのがおすすめです。
また、オリジナリティを出すのであればスパイスを入れて味を変化させてみるのも良いでしょう。スパイスを入れるとより香りが引き立ちます。特に、辛味を加えたいときにはチリパウダーがおすすめです。
冬の間に何回もカレー鍋を作る場合は、市販のスープだけではなく数種類のスパイスも用意しておくと良いでしょう。
第9位:みぞれ鍋
みぞれ鍋は、大根おろしをメインにした鍋です。大根を細かくおろして入れるだけでも良いですが、雪だるまやクマなどの形に盛り付けるフォトジェニックな鍋が人気です。小さい子供がいる家庭で大根おろしアートを作れば、子供が喜んで野菜を食べてくれるでしょう。
また、友人同士のパーティーで鍋をするときにも、写真映えするためおすすめです。ベースになる具材やスープは、大根おろしに合うように工夫しましょう。べースを重ね鍋にすると、大根おろしを盛り付けやすいです。
第10位牡蠣鍋
牡蠣鍋は「土手鍋」とも呼ばれており、広島県の郷土料理です。鍋の内側に味噌を塗って、牡蠣、白菜と春菊などを入れて作ります。薬味は、柑橘を絞ったり、紅葉おろしをつけたりするとさっぱりと食べられるでしょう。
ランキング上位の人気の鍋を作ってみよう
鍋料理はスープで煮込むだけで簡単に完成することや、お肉や野菜などの栄養素を摂取しやすく身体が温まることが魅力です。
自宅で鍋を手作りするのも良いですが、プロが作った身体が温まる美味しい料理を堪能してみてはいかがでしょうか。シェフくるは特別な日の食事だけではなく、お祝いの席以外で気軽に依頼される方も多いです。シェフおすすめの料理で、いつもの食事を少し豪華に楽しんでみてください。