おしゃれでおいしい北欧料理!特徴やおすすめを紹介

2023.09.15

北欧料理

北欧料理はどんな料理?

北欧と言えば、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランドの5つの国がある地域ですが、それぞれの国の歴史や風土から生まれる料理は、実に多彩です。

 

北欧料理の特徴と言えば…

・シンプルな調理や味付けをする
・独特の風味がある
・美しい見た目
・新鮮な海の幸を使う
・色とりどりの野菜を使う

などがありますが、それぞれの特徴には、地域の気候に合わせた知恵や工夫がされています。

 

北欧の気候は、春夏秋冬の移り変わりは日本と変わりませんが、冬場は気温が-10℃になることもあり、寒く長い冬が特徴的です。

長い冬を乗り切るための保存性に優れたスモーク料理や漬物料理が多く、日本でもよく使われている食品の保存方法「塩蔵」を使うのも北欧料理の特徴です。

 

さらに、新鮮な海の幸や野菜を使った料理が多いため、食材本来の味を最大限に引き出すレシピが多いです。

定番の北欧料理

歴史や文化が育んだ魅力的な料理がたくさんある北欧料理の中でも、特に愛されている代表的な料理を紹介します。

グラブラックス

北欧の象徴とも言える、サーモンを使った料理です。
新鮮なサーモンに、砂糖、塩、、香草、スパイスなどをまぶし、数日間冷蔵庫で寝かせて作ります。

食べごろになったら、薄くスライスしてマスタードソースをかけたり、パンと一緒に食べるのが定番です。

 

ショットブッラル

スウェーデンの名物料理のミートボールです。

牛や豚などのお肉を使ってふっくらと仕上げ、クリーミーなソースと共に、ラズベリーやブルーベリーのジャムやポテトを添えて食べるのが定番です。

 

ピーラッカ

フィンランドの国民食「ピーラッカ」は、フィンランド語で「パイ」という意味です。
ライ麦粉で作った生地に、ミルクで柔らかく煮たお粥を包んで焼き上げます。

温かいスープと一緒に楽しんだり、ゆで卵やバターをトッピングして食べます。

 

スモ―ブロード

デンマークのオープンサンドイッチで、厚めにスライスしたライ麦パンの上に、ニシンやサーモン、エビ、肉など、様々なトッピングを乗せて楽しむ料理です。

色鮮やかで豪華な見た目なので、おしゃれなカフェやレストランでも定番の料理です。

 

ルテフィスク

ノルウェーやスウェーデンの伝統料理「ルテフィスク」は、乾燥させた白魚をアルカリ液に浸して戻した冬の定番料理です。

ゼリー状の食感と、独特の風味が特徴で、北欧の家庭で多く食べられています。

 

他にも、北欧の定番料理はたくさんありますが、厳しい気候や自然環境を反映した料理が豊富です。

日本人に人気の北欧料理

シンプルでヘルシーなものが多い北欧料理は、日本でも注目されています。

健康志向やオーガニックフードへの関心が高まっていることも、北欧の食文化に興味を持つ人が増えた理由の1つかもしれません。

次に、日本でも高く評価されている北欧料理を紹介します。

ヤンソンの誘惑

スウェーデンの定番料理「ヤンソンの誘惑」は、じゃがいもとアンチョビのグラタンです。
名前の由来には諸説ありますが、日本では、菜食主義の宗教家・ヤンソンが、この料理のおいしそうな香りと見た目に勝てずに、口にしてしまったと紹介されることが多いです。

じゃがいもとアンチョビの組み合わせは、日本人の口にも合いやすく、スウェーデンではクリスマス時期に欠かせない料理として親しまれています。

 

ハッセルバックポテト

スウェーデンの家庭料理で、ベイクドポテトの一種です。
じゃがいもに細かく切れ目を入れて焼くのが特徴的で、パプリカやパン粉などのトッピングを添えて食べられています。

日本では、キャンプ料理としても人気で、SNS映えする料理としても注目を集めています。

 

シエニ・ケイット

北欧の「きのこのクリームスープ」です。日本の家庭でもよく食べられている料理ですが、スウェーデンやフィンランドの定番料理でもあります。

北欧の森には、多種のきのこが生えていることから、きのこを使った料理も豊富で、中でもスープは定番中の定番です。

 

インラグドシィル

スウェーデンでは、瓶詰や缶詰としても良く売られている「インラグドシィル」は、日本で言う「ニシンの酢漬け」で、パンやサンドウィッチのお供に欠かせません。

酢漬け料理となじみが深い日本人にもファンが多く、茹でたじゃがいもや卵との相性も抜群です。

 

北欧のスイーツ

北欧には、魅力的な料理だけでなく、美味しいお菓子もたくさんあります。
北欧の暮らしの一コマとして、よく食べられているお菓子も紹介します。

コルヴァプースティ

北欧のシナモンロールの「コルヴァプースティ」は、生地にカルダモン(香辛料)が入っており、香ばしく焼き上げているのが特徴です。

シナモンロールの発祥の地はスウェーデンで、毎年10月4日は「シナモンロールの日」をお祝いする文化もあります。

ふわふわの生地に、シナモンと砂糖のフィリングが包まれているのが定番です。

 

クランセカーケ

クリスマスやお祝いの時にノルウェーで食べる、伝統的なケーキです。
リング型のクッキーを積み上げた特徴的な見た目で、本場では食べる時に上から外してふるまわれます。

ツリーのような見た目が印象的で、アーモンドの香ばしい味と香りがとても美味しいです。

 

ムスティッカピーラッカ

フィンランドのブルーベリーパイで、フィリングには、サワークリームに似たケルマヴィーリを使っています。

北欧では、バニラクリームをかけて食べたり、ブルーベリー以外のフルーツで作ることもあります。

北欧のお菓子には、甘過ぎず日本人の口に合うものもたくさんあります。

 

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