フランス料理のコースの順番やマナーとは?気軽にフレンチを楽しむ方法も紹介

2023.02.06

フランス料理のコースの順番やマナーとは?気軽にフレンチを楽しむ方法も紹介

誕生日や結婚記念日などは、普段食べないおしゃれなフレンチで非日常感を出して、特別な日のお祝いをしたいと考える人も多いのではないでしょうか。また、たまには贅沢な食事をしたいと考えたときに、フランス料理をまっさきに思い浮かべるという人も多いでしょう。

しかしフランス料理と聞いて気になるのは、フレンチ特有のコース料理やマナーのことではないでしょうか。カジュアルなイタリアンに比べて、なんとなく敷居が高いと感じてしまいがちな点もフランス料理の特徴です。

そこでこの記事では、フランス料理のオーソドックスなコースの順番や、食事をする際のマナーについて紹介します。また、気軽にフランス料理を楽しむ方法も紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

フランス料理のコースの順番

フランス料理のコースの順番

格式の高い料亭のような場所は別として、和食の場合は基本的に一品料理、アラカルトが中心になることが多いため、日本人はフランス料理特有のコースの順番やマナーに詳しくないというケースが少なくありません。そこでまずは、フランス料理のコースの順番について確認しておきましょう。

小前菜

小前菜は、フランス料理で「ブッシュ」や「アミューズ」と呼ばれます。前菜の前に提供される料理であり、日本の飲食店のお通しや突き出しと同じ役割の料理といえるでしょう。

前菜

前菜は「オードブル」と呼ばれ、スープが提供される前に食べる料理です。フランス料理では「アントレ」と呼ばれることもあり、本番のコースが始まる前に提供される料理でもあります。

ポタージュ

ポタージュは「スープ」と記載されるケースもありますが、ポタージュはとろりとした質感で味が濃いもの、スープは透明であっさりとした味のものが一般的です。基本的に、ポタージュからフランス料理のコースが始まります。

魚料理

魚料理は「ポワソン」と呼ばれ、魚のほかカニやエビといった甲殻類が入った食材も魚料理として分類されます。ただし、貝が提供されるケースは稀です。

なお、フランス料理ではカエルを使った料理も魚料理として提供され、カエルはフランス料理では高級食材として扱われています。

フレンチの魚料理ではポワレ(蒸し焼き)、ソテー、グリエ、ムニエルなど、料理法がメニューにつけられるのが一般的ですので、どういった料理かイメージしやすくなっています。

魚介料理が出される際、フィンガーボールがついてきたら「手を使って食べてもいいですよ」という合図になります。

氷菓

氷菓は「グラニテ」もしくは「ソルベ」と呼ばれ、シャーベット状の料理です。コースの内容によって提供されるタイミングが異なりますが、メインが1品だけの場合は前菜の後に提供されます。

肉料理

メインの肉料理は「ヴィヤンドゥ」と呼ばれ、使用している肉ごとに呼び方が異なります。お肉を食べる際には左から順番に切り分けることがマナーです。豚や鳥、羊、牛などが肉料理として分類されます。

チーズ

チーズは「フロマージュ」と呼ばれ、テーブルを片付けるタイミングで提供されます。チーズには二日酔いを軽減させる効果が期待できるため、料理の最後に提供されることが一般的です。

デザート

デザートは、価格が高いフランス料理のコースでは2種類提供されることがあります。デザートが2種類以上提供される場合、最初に出されるものを「デセール」、次に出されるものを「アヴァンデセール」と呼ぶことが特徴です。

フランス料理のマナー

フランス料理のマナー

料理のコースを食べる場合の基本的なマナーとして、ナイフとフォークの使い方と、ナプキンの使い方を紹介します。

ナイフとフォークの使い方

ナイフとフォークといったカラトリーは、外から順番に使用することがマナーです。ナイフを右手、フォークを左手に保つことが一般的ですが、左利きの場合は反対にしても問題ありません。ナイフとフォークには、人差し指を添えるようにして、肘を上に上げず脇を締めるような形で持つと様になります。

また、フォークやナイフを落とした場合は、自分で拾うのではなく、従業員を呼んで拾ってもらうのがマナーです。

食事中にフォークやナイフを置く場合には、お皿の上に「ハの字」になるよう置く必要があります。ナイフの刃が自分に向くようにして置き、フォークは背の部分を上にして置きます。料理を食べ終わった後は、ナイフの刃は自分側に、フォークの背は下になるように置きます。フォークの置き方だけ、食事中とは反対に置く必要があるため注意が必要です。

ナプキンの使い方

ナプキンを広げるのは、お水やドリンクが提供された時です。ナプキンを2つ折りにして、折り目が自分の体に向くように足の上に置きましょう。フランス料理を食べている際に手や口を拭く場合は、ナプキンの内側の端の部分を使用します。自分が持ってきたハンカチを使用すると、「お店のナプキンは汚いので使用したくない」という表現になってしまうため失礼にあたります。

食べている途中で席を立つ場合には、ナプキンを軽く折りたたみ椅子の上、もしくは背もたれに置きましょう。ただし、オーダーをする前もしくは料理がテーブルの上にある時は席を立たないように注意が必要です。お会計の前やデザートを食べる前に席を立つようにして、同席している人には一声かけることがマナーです。

料理を食べ終わった後はナプキンを軽くたたんで、テーブルに置きます。ナプキンを綺麗に折りたたむと、「料理が美味しくない」という意味になってしまうため注意しましょう。

パンの食べ方

フランスでは、パンは手でちぎって食べるのが一般的です。ナイフやフォークは使いません。パンは、テーブルやテーブルクロスの上ではなく、お皿の上に置きます。肉料理や野菜料理のソースをパンにつけて食べるのはマナー違反にはなりません。

ワインの注ぎ方

フランス料理では、ワインは通常ホストがゲストのグラスに注ぐのが一般的です。自分で注がないようにしましょう。ワイングラスの持ち方ですが、コップの部分は持たず、細い脚の部分を持つのが一般的です。

マナーを意識しすぎないことも大切

フランス料理のマナーの目的は、共に食卓についた人がおいしく楽しく料理をいただくことにあります。不必要に音を立てないとか、口に食べ物を入れた状態でしゃべらないとか、まわりを不快にする基本的なマナーをしっかり守ることは当然ですが、料理やその場の雰囲気、会話を楽しむことがなにより大切です。自信がない時は周りの人に合わせたり、思い切って聞いてみたりするのも良いでしょう。

フランス料理を気軽に楽しむならシェフくるがおすすめ

フランス料理を気軽に楽しむならシェフくるがおすすめ

フランス料理を気軽に、そして純粋に楽しみたいのであれば、お店に行くのではなく、自宅で食べる方法が有効です。シェフが自宅に足を運んで自宅のキッチンで調理をする「シェフくる」のサービスを利用してみてはいかがでしょう。「シェフくる」を利用するメリットについてチェックしておきましょう。

テーブルマナーを学びながら食事できる

シェフくるを利用すると、シェフの調理を目の前で見ることができ、直接話もできるので、料理をより美味しく楽しく食べることにつながります。盛り付け方についてもコツを教えてもらえるため、フランス料理だけではなく普段の食事やイベント時のご馳走を作るときにも役立つでしょう。

また、フランス料理のマナーに慣れておらず、お店で食べるのは緊張するという場合には、自宅で練習も兼ねてコース料理を食べられることもメリットです。

希望の食材を使った料理を提供

飲食店で様々な経験を積んだプロのシェフが料理を作るため、苦手な食べ物やアレルギー食材、塩分量の調整など細かな要望にも応えてもらうことが可能です。小さな子供がいる場合や高齢の家族がいる場合でも、一人ひとりに合わせたフランス料理を作って提供します。

食事の提供や後片付けも代行

料理はすべてシェフが提供し、後片付けまで行うため、依頼者は準備や後片付けをせず料理に集中できます。フランス料理店に来ているような感覚で食事を楽しめることが魅力であり、お店の行き帰りの移動の手間もかからないことは大きなメリットです。

シェフくるを利用してフランス料理のコースを自宅で楽しもう

記念日のお祝いにフランス料理を楽しみたい場合、お店に行くのも良いですが、料理の順番やマナーなどが気になり食事に集中できないと感じる人も多いのではないでしょうか。お店に行くのは面倒だという場合には、フランス料理を自宅で楽しめるサービスを活用する方法が有効です。フランス料理のコースを自宅で手軽に食べられるシェフくるを利用して、豪華な食事を楽しみましょう。

 

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