東京で初詣に行く場合、神社や寺院の数が多く、どこが良いのか迷ってしまうという方もいるでしょう。
そこで、初詣で人気のスポットをランキング形式で紹介します。
また、初詣をする際に注意したいポイントや、いつお参りするべきなのかについても合わせてチェックしておきましょう。
目次
1位:明治神宮
明治神宮は、明治天皇と昭憲皇太后をご祭神にしていることが特徴です。原宿駅の裏にあり、初詣で訪れる人の数は国内でも最も多いとされています。また、初詣の際には、パワースポットと呼ばれている清正の井戸に行く方も多く、清正の井戸に行くまでに数時間かかった年もあったほどです。初詣の参拝客が非常に多く行列になるため、防寒を含め対策をしっかりしてから行きましょう。
なお、明治神宮にはおみくじはなく、和歌をもらうことが特徴です。おみくじとは異なり、大吉や凶といった記載はありません。
2位:神田明神
神田明神は、秋葉原駅と御茶ノ水駅から徒歩で行けるため便利です。神田祭は、京都の祇園祭と大阪の天神祭とともに日本三大祭といわれる有名なお祭りです。なお、神田明神は縁結びのご利益があるといわれているため、結婚や恋人探しをしている方にとってはぜひとも参拝しておきたい場所だといえるでしょう。
神田明神では、境内と参道にライブカメラが設置されており、24時間いつでも見ることが可能です。ライブカメラで、混雑しているかどうかを確認してから参拝に行くのも良いでしょう。
さらに、オンラインショップでお守りを購入できるので、遠方で足を運べない場合やお守りを買う時間を短縮したい場合にはオンラインショップを利用するのがおすすめです。
神田明神ライブカメラ:神田明神混雑状況|江戸総鎮守 神田明神
3位:烏森(からすもり)神社
烏森神社は、新橋の路地裏にある小さな神社です。
御朱印ブームで注目を集めた神社であり、彩り豊かな御朱印が人気です。行事によって年間10種類の特別な御朱印があるため、初詣の限定御朱印をもらいに行くのも良いでしょう。12月初めから1月中ごろまでは、御朱印が書き置きとして準備されており、すぐに受け取れます。
ほかにも、願い事によって色が異なるおみくじも人気です。
なお、烏森神社はSNSで情報を発信しているため、御朱印を含め初詣に関する情報はSNSを確認しましょう。
4位:東京大神宮
東京大神宮は、縁結びの神社として注目を集め、初詣に訪れる人も増加傾向にあります。
東京大神宮は、東京で伊勢神宮にお参りしたのと同じ効験を得られる施設として作られました。伊勢神宮と同様に、商売繁盛や交通安全、家内安全など様々なご利益があるといわれています。初詣では、縁結びのほか、様々なお願い事をしてみると良いでしょう。
5位:代々木八幡宮
代々木八幡宮は歴史が古く、鎌倉時代に創建された神社です。24時間参拝でき、家内安全や商売繁盛、文化や産業の発展などを祈願できます。24時間参拝できるため、人が多い時間帯を避けて、朝早い時間帯や夜に初詣をするのもおすすめです。
6位:浅草寺
世界的に有名な観光スポットの雷門を抜け、食事処やお土産屋さんが軒を連ねる仲見世通りの先に本堂があります。浅草寺は、「宗派や宗教を問わず、全員を受け入れる」ということから、日本だけではなく世界中から人が集まっているスポットです。インターナショナルな雰囲気で初詣ができるでしょう。
7位:西新井大師
西新井大師は、大迫力の金剛力士像が特徴です。金剛力士像がある山門を通り、本堂でお参りをしましょう。
また、西新井大師では年越し名物の除夜の鐘をつくことが可能です。除夜の鐘は108つですが、1月21日の日中まで、誰でも何回でもつかせてもらえます。初詣だけではなく、除夜の鐘をつくという魅力的な体験もできるスポットとして人気です。
8位:湯島天満宮
湯島天満宮は、菅原道真公をご祭神としています。菅原道真は学問の神様といわれているため、受験生や、受験生の家族は参拝しておきたい神社です。
9位:日枝神社
日枝神社は、旧江戸城の近く、赤坂エリアにある神社です。赤坂はレストランや企業などが多いオフィス街というイメージがありますが、日枝大神社は高台にあり、都会のオアシスともいえる場所です。日枝神社には、初詣だけではなく、近くで働いている人が参拝に行き、厄除けや商売繁盛を祈願することが多いです。
10位:高尾山薬王院
高尾山薬王院は、開運や厄除け、病気平癒などのご利益があるといわれています。さらに、高尾山は天狗伝説で有名な山であり、天狗は山を旅する人達を守る神様でもあります。高尾山薬王院に向かうまでのあいだにはいくつもの天狗の像があり、迫力もあるため必見です。大晦日に高尾山薬王院で初詣を済ませ、夜明けに初日の出を見て帰るというのもおすすめです。
初詣はいつ行く?初詣の注意点について
初詣は人が多く、混雑を避けたいため三が日には行きたくないという方もいるでしょう。そこで、初詣にはいつ行けば良いのかなど、初詣に関して抱きがちな疑問やポイント、注意点について紹介します。
初詣はいつ行くの?
初詣は1月1日から3日の期間だけではなく、1月であれば初詣と捉えても良いとされています。松の内の1月7日までに行くことが一般的ですが、混雑を避けたいのであれば1月中の平日に行くといった方法も有効です。
喪中の際の初詣は?
基本的に、初詣は忌中を避けることが一般的です。忌中は、人が亡くなってから50日間とされており、自宅の神棚に半紙や御札を貼って、初詣を含め神社にお参りをしないほうが良いといわれています。
ただし、50日間を忌中とするのは神道の考え方であり、仏教では49日間です。忌中は神道と仏教で捉え方が異なるため、どちらを基準にするのかを確認する必要があるでしょう。
おみくじは持ち帰っても良いの?
おみくじは1年間の運勢を占うものであり、神社の木に結ぶことが多いです。神社の木に結ぶのは、「木が実を結ぶ」ということが由来といわれています。
しかし、おみくじの結果が良かった際には、持ち帰って身につけておいたほうが良いともいわれているため、結果次第で判断しても良いでしょう。
寄り道はしないほうが良い
初詣の帰りに買い物をしたり食事をしたりすると、「福徳を落としてしまう」といわれています。初詣をした後はご飯を食べて帰るという方も多いですが、食事や用事は初詣の前に済ませておいて、初詣をした後はすぐに自宅に帰りましょう。
お正月は初詣をして1年間の幸せを願おう
東京で初詣をする場合、ランキングを参考にして、自宅の近くや自分が求めるご利益がある場所に参拝に行くのがおすすめです。
ランキング上位の人気スポットは参拝者が多く混雑するため、初詣の時期をずらしたり、時間帯を考えたりと工夫して無理なく初詣をしましょう。
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