ビールの種類や意外と知らない定義を解説 ビール党がうなる選び方の5つのポイントも

2022.09.05

ビールは、世界中で多くの人に愛されているアルコール飲料です。日本でも様々な銘柄が販売されており、国産のものだけではなく海外のビールもスーパーで購入できるようになり、ビール選びにこだわる方も多いのではないでしょうか。
そこで、好きなビールランキングと、日本で飲めるビールの種類、ビールを選ぶ際のポイントを紹介します。

日本で販売されているビールの定義

日本の国税庁が定めたビールの種類とは、アルコールが20度未満で麦芽比率は全体の50%以上、副原料は麦芽重量の5%以内です。
国税庁の定義に当てはまらないビールは、発泡酒もしくは第3のビールと呼ばれています。

発泡酒/第3のビールとは

発泡酒、第3のビールは、それぞれ違いがあります。日本で販売されている発泡酒は、全部で8種類しかありません。ほかのものは第3のビールとして販売されています。
発砲酒は、麦芽もしくは麦を原料の一部にしている発泡性があるアルコールのことです。つまり、麦芽比率は全体の50%未満であり、ビールとして認められていない原料を使っています。副原料は麦芽重量の5%以上含まれているということです。麦芽を使用せず、麦を使用しているものも発泡酒として扱われます。
新ジャンルの第3のビールは、ホップを使った発泡酒にスピリッツや焼酎といったアルコールを混ぜたものです。麦芽や麦を使用しておらず、とうもろこしや大豆を使用していることが特徴です。

日本で飲めるクラフトビールとは

日本で販売されているクラフトビールは、明確な定義がありません。クラフトビールはアメリカ発祥のアルコールです。小さな醸造所が作るビールがクラフトビールと呼ばれていました。
その後、全国に小さな醸造所がたくさんできたため、「地ビール」という名前で流行しました。再度「地ビール」が「クラフトビール」と名前を変えて、広まっているのだといえます。

生ビールの定義とは

日本における生ビールとは、熱処理が施されていないビールを指します。
熱処理はビールを作るなかで酵母の作用や製造過程で入ってしまった雑菌の繁殖を抑えて、ビールを安全かつ美味しく作る工程を指します。
現代ではビールを作る技術も進歩しており、熱処理をしなくても安全でおいしいビールが作れるようになりました。そのため、大手のビールメーカーの瓶ビール、缶ビールは、熱処理をしていない生ビールです。

自分好みのビールの選び方

ビールには様々な種類があるため、どれを選べば良いか分からない、迷ってしまうという方も多いでしょう。そこで、自分好みのビールを選ぶためにチェックしたいポイントを紹介します。

苦味が強くない/飲みやすい味

ビールは、原料由来の苦味がある商品が多いです。苦味が好きではないと感じる方も多いため、ビールをほとんど飲んだことがない方は苦味を感じにくく、あっさりとした味わいのものを選ぶのがおすすめです。
ビールのなかにはオリジナル製法でフルーツの香りがする銘柄もあります。飲みやすさを重視したいときには、クラフトビールのなかからフルーティーなものを選ぶと良いでしょう。

キレやコク、のどごしが良い

ビールの味を表現する際に、キレやコク、のどごしといったワードを耳にしたことがある方も多いでしょう。ビールを飲んだ際の喉越しとは、喉を通るときの炭酸の感覚のことです。
キレとは、飲み口がスッキリしていて、ビールの風味がすぐに消えてしまう、風味が残りにくいものを指します。香り、甘みや旨みを感じられるビールは、「コクがある」と表現されます。
気になるビールは1度飲んでみて、キレやコク、のどごしが良いかどうかチェックしてみるのがおすすめです。

瓶ビールと缶ビールから選ぶ

ビールには、瓶に入ってるものと缶に入っているものがあります。
缶ビールはスーパーやコンビニなどでも購入できて、自宅で晩酌をするときに向いているといえるでしょう。
瓶ビールは、グラスを用意して相手のグラスに注ぎ合い、会話を楽しむシーンに向いています。みんなで飲むときには、瓶ビールが良いでしょう。
さらに、瓶ビールと缶ビールは栓をする工程で空気に触れる量に違いがあるため、味に若干違いが出ます。
瓶ビールは空気に触れる面が少なく、栓をするときに酸素が逃げるため、缶ビールと比較して酸化しにくいことが特徴です。

カロリーオフで糖質制限も可能

ビールは、製造する際に麦芽を糖化させて、アルコールに変えることが特徴です。麦芽を50%以上使っているアルコールはビールとして定義されていることから、糖質が含まれているものが一般的です。
しかし、近年はビールの製造技術が進化して、ビールの美味しさはそのままに糖質をカットした商品が販売されています。ビールを飲みたいもののカロリー制限をしたい方は、糖質オフの商品をチェックしましょう。

ビールの色から選ぶ

ビールの色は、種類によって薄いか濃いかが異なります。製造するに際に、麦芽の焙煎や麦芽がどの程度溶け出すのかが異なるためです。ビールの色が濃いものは、香ばしい味がします。
特に色が濃いものは黒ビールと呼ばれており、独特の味わいで人気を集めています。白ビールとのハーフ&ハーフで楽しむ方も多いです。
日本で発売されているビールの多くは、色が薄い種類です。少し濃い色のビールにチャレンジしてみると、風味と見た目の違いを楽しめるでしょう。

特徴を知ってお気に入りのビールを見つけよう

ビールには定義があり、生ビールと発泡酒、第3のビールは原材料に違いがあります。また、クラフトビールや瓶ビール、缶ビールなど複数の種類があり、味や香り、風味が異なります。飲みやすさや、どのような食事に合わせたいのかによってビールの種類を選びましょう。
ビールの選び方を参考にお気に入りの種類を見つけたら、ビールに合う食事にもこだわってみるのはいかがでしょうか。自分で食事を用意するのも良いですが、シェフくるを利用してプロの料理にこだわりのビールを合わせるのもおすすめです。
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