ホームパーティーなどで気合を入れた料理を作る時は、テーブルセッティングにもこだわりたいもの。自分で作ったお料理やテイクアウトしてきたオードブルも、セッティングしだいで雰囲気が一変します。
センスアップできるお皿選び・盛り付け・セッティングのポイントを紹介します!
料理の写真を撮るときのコツについては以下の記事で紹介しています。
目次
お皿選びのポイント
お料理を絵画にたとえるとするなら、料理は絵、お皿はキャンバスや額縁にあたります。お皿の印象は想像以上に大きいもの! お料理の印象を大きく左右する器選びを紹介します。
「白いお皿」は引き立て役
白いお皿を使うと、料理の色や形がはっきりします。カラフルなお料理や、凝った盛り付けのお料理を引き立たせるなら白が一番!
白いお皿を使うもうひとつのメリットが、明るい写真が撮りやすくなること。白いお皿はレフ板がわりになって光を反射させてくれるので、明るい印象になります。
ただ白いお皿に盛った料理はコントラストが強くなりすぎる傾向があるため、直射日光下での撮影に使うと、お料理が真っ黒に写ってしまうことがあります。強い光を当てるときだけは要注意です。
「黒い器」で高級感
黒いお皿を使うと、ぐっと締まった高級感ある印象になります。料理の色味も選ばないので、使いやすさはピカイチです。
黒いお皿のもうひとつのメリットは、料理のツヤやテリ、湯気などをを写しやすいこと。黒いお皿が余分な光を吸収してくれるので、料理のキラキラを綺麗に写しやすいです。
黒いお皿の注意点は、映り込み。漆器などツヤのある素材だとよく反射するので、SNSにあげる写真を撮る場合は撮影者の顔やカメラが映らない角度を探して撮影しましょう。
指紋などもつきやすいので、拭き取っておくようにしましょう。
「色のお皿」で色鮮やかに
色味のあるお皿は世界観を表現したり、特定の色を引き立たせたいときに向きます。
たとえば茶色の和食器などなら、ほっこりとした雰囲気に。ぱきっとした水色の食器ならポップな印象になります。
茶色の食器は緑の食材を、青みの食器なら暖色系の食材を鮮やかに見せてくれる効果があります。シーンに応じて使い分けてみましょう。
「柄物のお皿」で世界観
柄物のお皿はそれ自体に世界観がある分、合わせる料理を選びがち。少し難易度が高くなりますが、世界観がマッチすればかなり豪華に見せられます。シンプルな模様のものや、お皿の縁だけに柄が入ったものなら合わせやすいです。
総柄のお皿は、基本的にシンプルなお料理向き。チーズケーキやポタージュスープなど単色のシンプルなお料理も、柄物のお皿を上手に使えば引き立ちます。
映える盛りつけのポイント
ここからは映えるお料理の盛りつけ方をご紹介します!
高さを出して盛る
お料理を盛る時は高さを出し、立体的にすると華やかに見えます。
特にパスタやサラダはたっぷりと、高さを出して盛るといいでしょう。生ハムなどリボン状のものは、くしゅっとさせると華やかになります。
お皿の上にお皿やグラス、レンゲなどを置くテクニックもあり。特別感がでます。
あしらいを飾る
食用花や季節の葉物、輪切りのスダチなどのあしらいを飾ると、お料理がとても華やかに見えます。茶色一色の食事も華やかに!
テーブルセッティングのポイント
お料理はお皿の上だけで終わりません。テーブルにも触れてみたいと思います。
「やっぱり家だとおしゃれにならない……」その大きな原因はライトとテーブル! ライトとテーブルの雰囲気を変えると、ぐっとレストランのようなおしゃれな雰囲気に近づきます。
ライティングにこだわる
一般家庭の蛍光灯だと、どうしても青みがかった光になりやすいです。
天井のシーリングライトが色味を変えられるタイプなら、赤みがかった光にしてみましょう。ぐっと料理が美味しそうになります。
間接照明を使うのもおすすめ。キャンドルなどを使うと、ムーディーで特別感のある雰囲気を作れます。
テーブルにこだわる
テーブルにもこだわると、映える写真が撮りやすくなります。合板のテーブルではどうしてもチープな印象がでやすくなるので、テーブルクロスやランチョンマットを使って雰囲気を変えてみましょう。
花を飾ってみたり、カトラリーをきれいに並べてみるのも素敵です。
お皿・盛りつけ・セットを工夫して、料理写真を映えさせよう
お皿や盛り付け、テーブルセッティングでぐっと料理の雰囲気は変わります!
ぜひこだわってセンスアップさせてくださいね。
出張シェフサービス「シェフくる」では、プロのシェフがお客様のお宅にうかがい、お持ちのお皿にプロクオリティの料理を盛りつけて提供します。
今回記事中に使わせていただいた写真はすべて、出張シェフを利用されたお客様に撮っていただいたものです。
ご自宅でもハイセンスのお料理が楽しめるので、ぜひ利用してみてください。