つい話したくなる【母の日】の雑学!おすすめプレゼントや注意ポイントも紹介

2021.03.23

5月のゴールデンウィークが終わった頃にやってくるイベント、母の日。

母の日は5月の2週目の日曜日、2021年は5月9日です。「なんのプレゼントを贈ろう?」とお考えの方も多いのでは?

ですがこの母の日、日本だけの行事かと思いきや、実はアメリカ由来のイベントなんです!

今回は知ればつい話したくなる母の日の小話と、おすすめのプレゼントを紹介します。

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母の日の雑学

意外に知らない母の日の由来について紹介します。

もともとアメリカの行事だった?!

諸説ありますが、母の日はアメリカで始まった行事とされています。

起源となったのは1870年代、南北戦争終結直後のできごと。「母の友情の日」と称して地域の女性たちを結束させ、敵味方問わず負傷兵たちの治療を行い、かつての敵同士だった人々を結びつけるために奔走したアン・ジャービスというという女性がいました。

アン・ジャービスの死後、娘のアンナ・ジャービスが亡き母をしのぶ記念会を開き、集まった人に母が好きだった白いカーネーションを配ったのがはじまりとされます。もとはお母さんに贈るのではなく、記念会で参加者が胸に飾っていたようです。

母の日は「自分のお母さんに感謝する日」ではなかった?!

平和活動家アン・ジャービス追悼の記念会として始まった「母の日」。

もとは「母の友情の日」、平和活動の意味を持っていたのですが、アメリカ中に広がるにつれ商業意図が介入し、「自分を生み育ててくれたお母さんに感謝してプレゼントを贈る日」に置き換わっていきます。

アンナ・ジャービスは自分の活動が商業目的で利用されたことに激怒。不買運動を起こすなど、何度も抗議活動を行っていたそうです。

しかし一度「自分を生み育ててくれたお母さんに感謝してプレゼントを贈る日」として広まった母の日の文化は、そう変わるものではありません。アンナの抗議もむなしく、そのままの形で定着したとされています。

赤いカーネーションを贈るようになったワケ

元はアンナ・ジャービスが亡き母にたむけた「白いカーネーション」が起源だったカーネーションのプレゼント。

白から赤に変わったのは、カーネーションという花がキリストのシンボルであるからとされます。白いカーネーションは十字架にかけられる前のキリストをあらわし、赤いカーネーションは十字架にかけられた後や復活した後のキリストをあらわすとされます。

そのためアンナの記念回では母が死去している場合は白、存命している場合は赤いカーネーションを胸に飾るようになりました。それが時代の流れとともに「お母さんに感謝をこめて赤いカーネーションの花束を贈る」という風習に変化していったようです。

母の日が3月だった時代があった?!

宣教師によって日本にも伝わってきた「母の日」は1931年、昭和天皇の皇后さまである香淳皇后のお誕生日、3月6日に定められました。

しかし、世の中は間もなく太平洋戦争の時代に突入。3月6日の母の日の文化は戦乱の世の中で廃れてしまい、戦後、アメリカにならって5月の2週目の日曜日になりました。

母の日のおすすめプレゼントリスト

そんな由来をもつ母の日ですが、平和な現代では子供からお母さんへプレゼントを贈る日として、すっかり定着しています。

ここからはお母さんにきっと喜んでもらえるプレゼントを紹介します!

【お花】いろんな形で楽しんで

・花束
・ドライフラワーやブリザードフラワー
・ソープフラワー(石鹸でできたお花)
・エディブルフラワー(食べられるお花)

母の日のプレゼントの王道といえば、赤いカーネーションの花束! カーネーションを軸としたアレンジメントが人気ですが、愛情を示すバラ、「家族」の花言葉をもつアジサイ、聖母マリアの花であり香りも良いユリの花束なども人気です。

ブリザードフラワーやドライフラワーなど、枯れないお花も人気です。水換えなどの手間がいらないのも嬉しいポイント。置き物タイプのほか、リースやスワッグとして飾れるタイプも人気です。

ソープフラワー(石鹸でできたお花)は、ものによっては本物の生のお花と見まごうばかりの美しさ。美しくて香りもよく、お世話いらずで長持ちし、飽きたら石鹸として実用的に使えてしまうと三拍子揃ったアイテムで、近年人気を集めています。

エディブルフラワー(食べられるお花)を使ったお料理のプレゼントも華やかで喜ばれます。お花屋さんに売られているお花は農薬や延命剤がかかっていることが多いため、食用にできませんが、食用専門に育てられたエディブルフラワーなら大丈夫。菊やバラがメジャーですが、カーネーションのエディブルフラワーもあるので、探してみるといいでしょう。

【スイーツ】直接・郵送どちらも嬉しい

・ケーキ
・スイーツギフト

母の日のプレゼントとして、お花と並んで大人気なのがスイーツ! 嬉しいけどお世話が必要なお花と違い、食べてしまえば後に残らない「消えもの」なのも喜ばれるポイントです。

近所のお菓子屋さんでケーキなどを買ってくるパターン、スイーツギフトを郵送するパターン、どちらも喜ばれます。ぜひお母さんの好きなスイーツをリサーチして、喜んでもらいましょう!

【お母さんが好きなもの】長く使ってもらえるのが嬉しい

・コスメ
・美容アイテム
・アクセサリー

一方、こちらは長く使ってもらえるのがポイントの「お母さんが好きなもの」。ちょっと気になっていたけれど手が出なかったコスメ、自分では買わないけれどプレゼントされると嬉しい美容アイテム、思い出に残るアクセサリーなどが人気です。

【帰省・食事】やっぱり直接会いたい!

離れて暮らしている場合は、「帰省して顔を見せてくれたのが一番嬉しかった」などのお声も。2021年は新型コロナウィルス感染症予防のため帰省自粛、かわりに電話をするという方も増えそうです。

母の日のプレゼントに使う予算相場は?

実母、義母ともに3,000円〜5,000円くらいが相場のようです。

家庭によっては兄弟姉妹でお金を集めて少し値段の張るものを贈ったり、お金にこだわらず一緒に旅行へ出かけて楽しんだりと、さまざまな形でお母さんへの感謝を伝えています。

誤解を招くかも…母の日に注意が必要なプレゼント

ここからは喜んでもらえると思いきや、意外に注意が必要な母の日のプレゼントについて紹介します。

白・黄色のカーネーション

基本的にお母さんへの愛情を示す花言葉をもつカーネーション。しかし、白と黄色だけは注意が必要です。

白いカーネーションは天国のお母さんにささげる意味を持ちます。存命中のお母さんに差し上げるのは嫌がられてしまうかも。

黄色いカーネーションは、花言葉に「美」や「友情」のほか、「軽蔑」や「嫉妬」といったネガティブな意味も持っています。避けるのが無難です。

「お母さんは白・黄色が好き」という場合は、バラやユリなどカーネーション以外の花束にするといいかもしれません。

夫から妻へのプレゼント

喜ばれるかと思いきや、意外に賛否両論なのが夫から妻への母の日のプレゼントです。

「母ではなく妻として見てほしい」などの意見も多く、嬉しい人・嫌がる人が半々!

「子供のプレゼント選びを手伝った」パターンにするか、「母ではなく妻に」のプレゼントを心がけると、きっと喜んでもらえるでしょう。エステなど美しくなれるもの、カフェチケットなどひとり時間を楽しめるもの、ワインをプレゼントして夫婦ふたりで晩酌を楽しむなどのパターンがおすすめです。

母の日に感謝を伝えよう

もとはアンナ・ジャービスの平和への祈りと、母への深い愛から始まった「母の日」のイベント。「お母さんにプレゼントを贈る日」として世界中にすっかり定着したのは、世の中が平和になったあらわれかもしれませんね。

今年もぜひお母さんにプレゼントを贈って、愛と感謝を伝えてみてください。

 

母の日の食事会をする場合は、出張シェフのプレゼントはいかがでしょうか。母の日には日頃の家事を楽にしてくれるプレゼントも人気です。

出張シェフサービス「シェフくる」は、プロのシェフがお宅へ訪問し、キッチンをお借りして美味しいお料理を作らせていただくサービスです。準備から食後の片付けまでシェフに全てお任せできるので、お母さんへの感謝を伝えるのにぴったり。ぜひ検討してみてください。

 

エディブルフラワー(食用花)を使った華やかな料理が得意な、ゆきシェフのシェフページ

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