共働きのご家庭は、女性に負担がかかりがちです。
家事の中で特に負担が大きいのが、夕飯づくりでしょう。
仕事を終えた後、急いで買い物に行き、食材を洗って切って炒めて……。
皿洗いや後片付けまで含めると、本当に重労働ですよね。
「せめて料理がなければどれほど楽か……」なんて感じることは、一度や二度ではないでしょう。
では共働きの家庭は、どのように料理をやりくりしているのでしょうか?
共働き家庭の料理事情や夕飯づくりのコツを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
共働き家庭の料理事情
ソフトブレーン・フィールド株式会社がおこなった、共働き家庭の妻へのアンケート調査があります。
共働きでありながら自炊をしているご家庭は多く、「ほぼ毎日自炊している」が72.1%、「週4〜5日は自炊している」が17.8%となり、ほとんどの家庭がかなりの頻度で自炊をしていることがわかりました。
では、実際に毎日作っている料理は手間暇かかるメニューなのでしょうか?
気になる調理時間についてもアンケートを取ったところ、「30分〜1時間程度」の調理時間が51.8%で過半数。
しかし、「15分〜30分程度」や「〜15分程度」を合わせると30%以上を占めていて、作り置きや時短料理など工夫をしてササッと終わらせてしまう方も多いことがわかります。
気になる品数は、「3品」が48.5%。「2品」が24.6%、「1品のみ」はたった2.5%です。
品数が多ければ多いほど、摂取できる栄養素は増えます。多くのご家庭が「時間はないけど栄養あるものをちゃんと作りたい!」と、限られた時間で「一汁三菜」に近づくよう工夫を凝らしていることが読み取れます。
ちなみに、「ご主人は夕食づくりをサポートしているか」のアンケート結果もあります。
夫の夕飯づくりについては、「ほとんど・まったくしない」の回答が51.5%という結果になりました。「ご主人が夕飯の買い物をすることはあるか」のアンケートには、40.1%が「ほとんどしない」と回答。夕飯づくりはほとんど妻に任せきり、というご家庭が多いことがわかります。
共働き家庭の料理のコツ4つ
「私ばかり負担がかかりすぎてる!」と夫に協力を頼んでも、「俺だって夜遅くまで働いているんだから無理だよ」と喧嘩になって終わりかねません。
しかし、どちらか一方に極端に負担がかかっていると、心身ともに疲れてしまいます。
毎日の夕飯づくりを少しでも楽にするため、共働きの料理のコツを4つ紹介します。
ご主人と話し合いながら、できる範囲で決めていきましょう。
時間を捻出して料理サポート
共働きの場合、「時間がない」のはお互い様。
みっちり詰め込まれた1日のスケジュールの中で、いかに時間をつくりだすかがポイントです。
たとえば、ご主人にいつもより10分早く起きてもらって、食材の下ごしらえをお願いしてはいかがでしょうか。
「にんじんをこの形に切っておいて」「レンコンを切って酢水につけておいて」など、下ごしらえを済ませているだけでも夕飯づくりの手間がかなり減ります。
「俺は料理が苦手だから」と夕飯づくりの担当を嫌がるご主人でも、「切るだけ」なら受け入れてもらいやすいでしょう。
総菜やレトルトで済ませる
まじめな方ほど「手づくりしなければ!」と自炊にこだわりがちですが、自炊をすることで疲れ果ててしまっては元も子もありません。
総菜やレトルト、電子レンジであたためるタイプのおかずなど、今はたくさんの時短食品が流通しています。
無理をしすぎず、たまには「手抜き」の日があっても良いのではないでしょうか。あるいは、「2品はつくるけどあとの1品は総菜で」など、品数の補助として取り入れるのもおすすめです。
お子さまも安心して食べられるような、食品添加物を使っていないものもたくさんあるので、ぜひいろいろリサーチしてみてくださいね。
食材の冷凍で買い物の頻度削減
スーパーへの往復は、時間も労力もかかるもの。
できれば、「まとめ買い」をして買い物の頻度を減らしたいものです。
食材の中には、冷凍できるものもたくさんあります。
たくさん買って冷凍室に保存し、必要なときだけ取り出せばかなりの時短に。
冷凍できる食材は、にんじん、トマト、ほうれん草、キャベツ、ねぎ、きのこ類、卵、たまねぎ、チーズ、魚介類、肉類、食パンなど様々なものがあります。
週末など時間があるときに、切ってフリーザーパックに入れておきましょう。必要なときにパラパラと出せば、火を通して味付けをするだけであっという間に完成。
冷凍庫を活用して、毎日の料理の手間を減らしましょう。
宅配サービスを使う
忙しい共働き家庭には、宅配サービスもおすすめです。
食材を配送してくれるサービスなら、買い物の手間が省けます。
また弁当として料理済みの献立を届けてくれるサービスなら、調理の手間なく栄養たっぷりの食事が摂れるでしょう。
他にも、家事代行サービスを使う方法もあります。
洗濯や掃除など家事をおまかせしながら、夕飯の準備もお願いできますよ。
「シェフくる」では、プロのシェフを自宅に招くことができます。
家にいながら本格的なできたて料理を楽しめるので、毎日の夕飯づくりはもちろん、体を休めたい休日や、ホームパーティーにもぴったりです。
必要なのは、調理器具と調理スペースだけ。
シェフ自らが食材を持参するので、買い物に出かける必要もありません。後片付けまでしてくれて、「来る前より台所がきれいになった」と驚かれるお客様もいらっしゃいます。
プロの料理人がつくるメニューは、もちろん味も超一流。
家族の誰もが「もう一度食べたい!」と笑顔になることでしょう。
まとめ
共働きの家庭において、負担がかなり大きいのが「夕飯問題」。
「つくる」だけではなく、メニューを考え、食材の買い物に行き、帰宅して、洗って、切って……など、やることは膨大です。
「シェフくる」のサービスなら、自宅にプロの料理人を呼ぶことができます。
普段着のままくつろいでいるだけで、本格的なおいしい料理の完成!
栄養バランス・味・見た目などすべてが最上級の、とっておきの夕飯をお楽しみください。